12.8 C
Japan
金曜日, 3月 31, 2023

Childcare-Tech領域のスタートアップ企業ユニファ、経済産業省による支援プログラム「J-Startup」に選出

テクノロジーの力で保育や子育てに関する社会課題を解決するユニファは、経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」に選出された。

「J-Startup」について

「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために、2018年6月に立ち上げられた。実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行うプログラムである。経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、プログラムの運営を行っている。
 J-Startupオフィシャルサイト:https://www.j-startup.go.jp/

2021年「J-Startup」選定について

今回の選定では、国内に約1万社ある言われている※1スタートアップの中から、50社がJ-Startupとして選定されている。
J-Startup2021選定企業・推薦委員:
https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211020004/20211020004-1.pdf
※1参照:J-Startupオフィシャルサイト

これまでの受賞歴について(一部)

●スタートアップワールドカップ 初代チャンピオン(2017年)
  世界16地域のスタートアップ企業が優勝賞金100万ドルをかけて競う、アメリカのPegasus Tech Venturesが主催する世界的に著名なスタートアップのピッチコンテストである。ユニファは、10,000社以上の参加企業の中から、初代チャンピオンに選出された。
https://www.startupworldcup.io/

●エンデバー・アントレプレナー(2019 年)
エンデバーは、1997年設立の世界最大の起業家支援NPOネットワークである。世界30の地域、60の都市にわたるネットワークを中心に支援すべき起業家の選出と、彼らへのメンタリング等を通じ、世界経済の成長に貢献することをミッションとしている。エンデバー・アントレプレナーが創出した雇用は累計300万人を超え、世界中で200億ドルの経済活動を生み出している。ユニファは、2019年にエンデバー・アントレプレナーとして選出された。
http://endeavor.org/

●AWS Startup Architecture of the Year 2020 日本代表(2020年)
 アマゾン ウェブ サービス ジャパンが主催する、世界規模で展開されるアーキテクチャーで競う スタートアップのためのコンペティションである。ユニファは、2020年の国内決勝戦「Japan Live  Finale」にて、アーキテクチャーによるビジネスインパクトなどがサービス利用時に求められる信頼性・運用上の優秀性の観点から高く評価され、国内優勝を果たし、日本代表として世界大会への出場が決定した。(※世界大会は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により中止)

●Extreme Tech Challenge(XTC)日本代表(2021年)
XTCは、2015年から始まったグローバル課題に取り組む起業家のための世界最大規模のスタートアップコンテストであり、世界中から6,000社以上のスタートアップがエントリーしている。ユニファは日本代表に選出され世界大会のカテゴリファイナルへ進んだ。https://nexta.community/xtc-japan-2021/

●グッドデザイン・ベスト100/グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン](2021年)
1957年に創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年にスタートした日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。グッドデザイン・ベスト100は、2021年度のグッドデザイン賞受賞対象の中で、審査委員会により特に高い評価を得た100件が選出される。グッドフォーカス賞は、グッドデザイン・ベスト100の中から新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する優れたデザインに贈られる特別賞である。
https://www.g-mark.org/award/describe/52959

 ユニファについて

ユニファは、保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップである。「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」をパーパス(存在意義)に、IoTやAIを活用した保育支援システムの開発およびサービスを提供している。「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」の展開を通じて、子育てしながら働きやすい豊かな社会作りに貢献していく。

社名ユニファ株式会社
設立2013年
所在地東京都千代田区富士見1-8-19 住友不動産千代田富士見ビル2階
代表者土岐泰之
事業概要保育支援サービス「ルクミー」シリーズの企画、開発、販売、運営。「スマート保育園・スマート幼稚園・スマートこども園」の展開、推進。
URLhttps://unifa-e.com/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【SceneryScent × アネスト岩田】“香り噴霧器”で新たな価値と市場を生み出す

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】日本の塗装機器や空気圧縮機の業界を95年以上リードし続けているアネスト岩田。“開発型企業”として国内外で1,200件を超える特許出願数を持ち、世界20カ国以上の拠点、35社のグループ会社を持つ企業だ。 同社は2020年に導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップSceneryScent社(シーナリーセント)を採択し、わずか1年半で、人感センサー内蔵香り演出機器「Ambiscent(アンビセント)」のデモ機を開発。社外でのトライアルがスタートした。 具体的にどのような取り組みを重ねているのか。アネスト岩田の和泉孝明氏と、SceneryScent代表の郡香苗氏にお話を伺った。 #アネスト岩田 #SceneryScent #シーナリーセント #Ambiscent #アンビセント #スタートアップ #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【熊平製作所 × MAMORIO】創業125年のトータルセキュリティ企業が、スタートアップ共創で未来の「安心・安全」を創る

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】広島銀行とCrewwは、広島県下のイノベーションエコシステムの構築に向け、広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的に「HIROSHIMA OPEN ACCELERATOR 2021(広島オープンアクセラレーター2021)」を共催しました。本記事では、プログラム参加企業である熊平製作所と、「なくすを、なくす」をミッションに、紛失防止デバイス「MAMORIO」を始めとした 様々な製品・サービスを提供するIoTスタートアップ「MAMORIO」との共創プロジェクトにフォーカス。株式会社熊平製作所 新規事業開発部 取締役部長 茶之原 氏に、プロジェクトの共創に至った背景や、スタートアップとの共創から実際に得た体感や変化について、お話を伺いました。 #広島銀行 #広島県 #イノベーション #広島オープンアクセラレーター2021 #熊平製作所 #MAMORIO #IoT #スタートアップ #共創 #新規事業 #協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント