新たに公開したスマイルロボの全自動ロボット「ACUR-C」による無人での配膳・下膳の様子【動画】
動画URL:https://youtu.be/SS1RcKphteo
※ACUR-C:Autonomous Clear Up Robot Type-C(読み方:アキュラシー)
この度採択された「Food Tech Studio – Bites!」とは
『Food Tech Studio – Bites!』は、日本の食産業を代表するパートナー企業と世界中のスタートアップと共に「新 “食” 産業」の創出を目指し共創するグローバル・オープンイノベーション・プログラムである。
オープンイノベーションを通じて、新素材やIoT調理家電、食のパーソナライゼーションといった新サービスなど、テクノロジーを活用して食分野に新たな価値を創造する。さらにフードロスやプラスチックゴミといった社会課題の解決、環境保護のための植物性タンパクの進化等にも取り組んでいる。

期間:2021/1〜2021/3
パートナー企業:不二製油グループ本社株式会社、日清食品ホールディングス株式会社、フジッコ株式会社、ハウス食品グループ本社株式会社、株式会社伊藤園、株式会社ユーハイム、カゴメ株式会社、株式会社ニチレイ、大塚ホールディングス株式会社、東京ガス株式会社
戦略パートナー:株式会社博報堂、日立グローバルライフソリューションズ株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、三菱ケミカル株式会社、株式会社オレンジページ、株式会社シグマクシス、東京建物株式会社、辻調理師専門学校
自治体パートナー:加賀市、神戸市、新潟市
主催:スクラムベンチャーズ
公式サイト:https://www.foodtech.studio/
スマイルロボの全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」とは
人手不足や人件費高騰に悩まされ、更にコロナ禍で苦しむ飲食店に対して、配膳・下膳を全自動・非対面で行えるようにし、スタッフは「人にしか出来ないおもてなし業務」に注力することで、飲食店のオペレーション改善および売上・利益貢献を目指して開発中のロボットである。
その大きな特徴は、
・既存の配膳ロボットとは異なり「ロボットアーム」を有する
・既存の配膳ロボット同様に「自律移動」が可能である
これらによって「つかむ」「はこぶ」を完全自動で行い、店員もお客様もお皿の乗せ換えをする必要がなくなり、配膳・下膳の無人化を実現した。

◎ ロボットアーム(つかむ):
万が一人と接触しても怪我をさせない低出力のモータを使用し、冗長自由度を持つスカラ型アームを搭載。毎回状況が異なるため難易度が高いと言われる下膳も、Depthカメラにより3次元空間認識を行うことで実現。
◎ ロボットハンド(つかむ):
導入する店舗の食器に合わせて付け替え可能なハンド。なお、動画の現行モデルは「お盆用ハンド(特許申請済)」を用いており、一般的なお盆を使用する飲食店であれば、個別のハンドを開発することなく導入が可能。
◎ 自律走行台車(はこぶ):
レーザーを利用したSLAMによる自律移動が出来、障害物や人間を回避しながら、バックヤードとテーブル間をスムーズかつ安全に移動することが出来る。
全自動配膳・下膳ロボット「ACUR-C」の今後の展開予定
◎ 動作スピードUPとスムーズ化
◎ 3次元空間認識の改善とディープラーニング用のデータ収集
◎ 実際の店舗における実験(実験にご協力頂けるパートナー募集中)
◎ 飲食店以外のサービス業(宿泊施設や商業施設など)における展開への対応
スマイルロボティクス 会社概要
スマイルロボティクス株式会社は「ロボット技術で全世界に笑顔を」をミッションに、元Googleのロボットエンジニアが集まり、2019年に創業したロボットスタートアップである。
※ 代表がSCHAFT(Google)出身である唯一の会社
※ 代表がロボットエンジニアという数少ないスタートアップの1つ
代表の特徴:
◎ ロボット開発歴20年のロボティクスエンジニア
◎ 日本におけるROSの第一人者(日本初のROS書籍の著者)
メンバーの特徴:
◎ 全エンジニア社員がGoogle(SCHAFT)出身
◎ 全エンジニア社員が東大JSK出身
◎ 産業用ロボットからサービスロボットまで幅広い経験
社名 | スマイルロボティクス株式会社 |
設立 | 2019年6月 |
資本金 | 東京都文京区本郷5-25-18 ハイテク本郷ビル 1F |
代表者 | 代表者取締役社長:小倉 崇 |
事業概要 | 全世界に笑顔をつくるロボットの開発、技術的難易度の高いロボットの共同開発・受託開発 |
URL | https://www.smilerobotics.com/ |