12.8 C
Japan
月曜日, 7月 13, 2020

プロ農家の経験や栽培技術を次世代につなぐ、日本初の動画配信サービス「AGRIs」がリリース

株式会社 AGRI SMILEは、2019年11月1日(金)より、高齢化に伴う農業就業人口の減少で、日に日に失われているプロ農家の経験や栽培技術を次世代につなぐ、日本初の動画配信サービス「AGRIs」をリリースした。

「農」をつないでいく

戦後日本の農業就業人口は年々減少し続けており、2018年時点では175万人となり、そのうち約70%が65歳以上であり、平均年齢は66.8歳となっている。家族経営が一般的な農業において、技術や知識は親から子へと体で継承され、その多くが暗黙知や経験則のままであった。親の後を継ぐ人が少なくなってきている現在、高齢化に伴うプロフェッショナルの引退により、長い時間をかけて培われてきた高度な栽培技術は、日に日に失われている。

こうした傾向は今後も続いていくと考えられ、生産性の維持や高品質な農作物の安定的な生産が困難になる恐れがある。AGRI SMILEは、失われつつあるプロ農家の経験や技術を次世代へとつなぐことで、農作物の品質/生産者の収益向上に貢献したいと考えている。

栽培技術を後世につなぐサービス「AGRIs」

https://www.agri-smile.app/

今回リリースされたAGRIsは、個人の技術をつなぐインターネット上のプラットフォームだ。「匠の技動画」、「農薬データベース」、「質問機能」の3つの機能を備えている。

匠の技動画

全国各地のプロ農家の技術を1分動画でご覧いただけます。難易度が高く品質や収量への影響も大きいと言われている剪定や摘花・摘果なども、分かりやすい1分動画でどこでも学ぶことができる。

農薬データベース

1000以上の農薬の中から農作物や病害虫別に簡単に検索でき、希釈倍率や散布量など使用方法を知ることができる。

質問機能

動画や検索でわからなかったことや実際に栽培で困っていることを、プロ農家や農学研究者に質問することができる。

家庭菜園や市民農園を楽しむ方から、新規就農した若手農家や新しい品目に挑戦する農家まで、農業に関わるあらゆる方にお使いいただけるサービスとなっている。また、農業協同組合や農業大学校、農業関連企業などにおいて、農業の担い手や職員育成の教材としても活用可能だ。

AGRI SMILEの3つのビジョン

AGRI SMILEでは、「農」をつないでいくというミッションを通して、3つのビジョンを実現したいと考えている。

独自の栽培方法を確立できる環境を提供する

プロ農家は、農作物の種類・品種はもちろん、地域の土壌や気候、さらには個々の感覚にあった栽培方法を日々探究・模索しています。しかし、栽培現場の情報が集積されている場所はなかなかありません。
AGRI SMILEは、全国のプロ農家の栽培技術や、農業に関する多様な情報にアクセスできるようにします。自分にあった栽培方法を確立しやすい環境を提供することで、農作物の品質/生産者の収益向上に貢献します。

誰もが気軽に農業をはじめることができる社会にする

農業をやってみたいけれど、なかなかその一歩を踏み出せないという人が多くいます。その一因に、栽培方法やその勉強方法がよくわからないことが挙げられます。
AGRI SMILEは、ICTを活用し、プロ農家の経験や技術を簡単にわかりやすく学べるようにします。誰もが気軽に農業をはじめることができる社会にすることで、今後の農業界の担い手増加や、新規就農者の早期離農の防止に貢献します。

農業への理解・関心を深める

都市部への人口集中が進む日本社会のなかで、農業に触れる機会は年々少なくなっています。購入する農作物の背景にある生産現場への関心は薄くなり、生産者と消費者のあいだには溝が生じています。
AGRI SMILEは、栽培にまつわる手間ひまを誰もが知ることができるようにします。都市部で暮らす消費者の農業への理解・関心を深めることで、生産者と消費者のより良い関係づくりに貢献します。
会社名株式会社 AGRI SMILE
ローンチ2018年8月31日
住所東京都渋谷区桜丘町4ー17
代表取締役中道 貴也
会社HP https://agri-smile.com
事業内容・プロ農家の栽培動画配信サービス「AGRIs」の開発
・官庁・民間企業への農業後継者育成システムの提供
・農業資材の実証試験、および販売業務
・上記に準ずるコンサルティング業務
プレスリリース発表元企業:株式会社 AGRI SMILE
配信元:PR TIMES
執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

資金調達額9億円のユニロボットのファウンダーが語る「日々立ちはだかる失敗の壁との向き合うコツ」

新型コロナのような不測の事態でも、極力スタートアップの成長速度は落とさない為に、数々の荒波を経験し乗り越えてきた先輩スタートアップから失敗事例や成功事例、リリカバリーしてきた経験やノウハウをシリーズでお届け。第一回目は次世代型ソーシャルロボットの開発で知られるユニロボット株式会社代表 酒井拓さん...

「イノベーション立県」広島のオープンイノベーションによる地域課題解決

数年前より、国をあげての「オープンイノベーション」に関する取組が活発化してきており、各自治体においても、イノベーションを加速させるべく様々な施策が練られている。今回は広島県の象徴的なオープンイノベーション事例について広島県を代表して商工労働局イノベーション推進チーム担当課長の金田典子氏と「広島アクセラレータープログラム」の仕掛け人で広島銀行法人営業部 金融サービス室シニアマネージャーの栗栖 徹 氏にお話を伺った。

新しい仕事と「STARTUP STUDIO」に同時にコミット。何歳になっても挑戦し続けたい

社会課題を解決するためのアイデアと、その事業を作り出したい個人をつなぎ、6ヶ月でプロダクトを作って事業会社に売却することを目指す「STARTUP STUDIO」。第一回目のプロジェクト「スマホでありがとうを届けるチップサービス『petip』」の立ち上げに参加したのが、Reproで働く金卓史氏だ...

社長秘書をしながら、3つの新規プロジェクトを牽引。松竹を変える起爆剤へ

演劇や映像をはじめ、総合エンターテインメントを提供する松竹。銀座にある歌舞伎座が象徴的だが、伝統を継承しつつ、実は長年新しいコンテンツや新しい体験を追求してきた、「進化し続ける企業」の一つだ。そんな松竹がグループ各社を巻き込み、2019年に初めてアクセラレータープログラムに挑戦。そのプロジェクトメンバーの公募に自ら手を挙げ、本業がありつつも3つのプロジェクトを推進したのが、秘書室・政策秘書の平岩英佑氏だ。平岩氏はどんなことを考え、どのようにプロジェクトを進めていったのか。話を伺った。