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日曜日, 7月 12, 2020

世界初:東大発AIベンチャー、太陽光パネル亀裂検知AIを開発

TRUST SMITH株式会社は9月24日、太陽光パネルの亀裂をドローンを用いて検知するAIシステムを世界で初めて開発したことを発表した。

東京大学の学生らにより発足したTRUST SMITHは、発電施設ディベロッパー大手との共同開発により、太陽光パネルの傷感知システムを世界で初めて開発した。この開発により、発電施設現場の深刻な人手不足の問題や膨大な点検費用の課題解決の実現が可能となり、世界中への太陽光パネルの普及を促進し、地球温暖化防止策への架け橋になると考えている。

従来の傷検知方法

太陽光パネルの故障には①ホットスポット(※1)による故障②パネルガラス割れによる故障の2種類が存在する。

※1 ホットスポット:落ち葉などがパネルに付着し、その部分に影が出来てしまった際に、その箇所が発熱する現象

①のホットスポットによる故障は、赤外線サーモグラフィ等を用いた従来の検知方法により未然に防ぐことが可能。しかし、②のパネルガラス割れによる故障は、故障の原因となる傷が極めて微細なため、従来の方法では検知することは出来なかった。そのため、全て作業員が定期的に点検をすることでパネルの亀裂を発見することが余儀なくされていた。

独自最先端技術を用いることで、深刻な人手不足の解決や大幅なコストカットの実現へ

このような人手による検知方法では、人手不足も深刻化している為、1回の点検に数十万円のコストがかかることが課題であった。そこで上記の課題を解決するべく、TRUST SMITHは2019年9月に、発電施設デベロッパー大手と共同で独自の最先端異常検知AI技術を用い、新たなパネル亀裂検知ドローンを世界で初めて開発した。

このシステムを導入することで、事業の存続に関わる人手不足の問題や、1回の点検毎に大幅にかかっていた人件費のコストを削減することができ、太陽光発電事業の利益率向上を実現することが可能となる。また、1回の点検が安価になったことにより、パネル点検の頻度を高めることが可能となり、点検頻度を増やすことで、以前よりも太陽光パネルの安全性が担保出来ることも見込まれる。

またTRUST SMITHは、今回の太陽光パネルの事業支援の実現によって、世界中で太陽光パネルの普及促進の架け橋となり、社会問題の一つである「地球温暖化問題」にも大きく貢献することが出来ると考えている。

TRUST SMITH株式会社 が目指す世界

 ”より良い未来のために”

「代表取締役CEOの渡辺 琢真を始め、TRUST SMITH & COMPANYが大切にしている企業理念です。少子高齢化や人口減少が進む今、人手不足によって社会にとって価値のある事業が存続の壁にぶち当たっている現実が、日本だけでなく、世界中に数多く存在します。そんな事業を我々の最先端の技術を用いて少しでも救いたい。促進したい。このような想いで我々は日々、様々なクライアント企業との事業開発を進めています。」

会社名TRUST SMITH株式会社
設立日2019/1/18
住所東京都文京区本郷4-2-2 北信ビル4・5・6F
代表取締役CEO渡辺琢真
会社HPhttps://www.trustsmith.net/
プレスリリース発表元企業:TRUST SMITH & COMPANY
配信元:PR TIMES
執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
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