12.8 C
Japan
日曜日, 7月 3, 2022

GPU EATERを開発するPegara、シードラウンドで104万米国ドルを調達!

米国発人工知能スタートアップのPegara, Inc.(本社:米国デラウェア州、創業者兼CEO:市原 俊亮)は 、GPU EATERの機能拡張ならびに同クラウド基盤を活用した人工知能APIサービスの開発を目的に、総計104万米ドル超に及ぶシードラウンドの資金調達を実施。投資家からの累計調達額は約153万米ドルとなったことを発表した!

今回のラウンドは、国内外へ豊富な人脈を持つ元スカイプジャパン代表の岩田氏が立ち上げたプログラマー起業家支援に特化した投資ファンド MIRAISE、GPUによる演算力シェアリングプラットフォームを展開する株式会社A.L.I. Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長:片野 大輔)、株式会社メルカリの創業初期メンバーの 1 人である胡 華 氏らを含む著名個人投資家数名が参加した。

GPU EATERの実績

Pegara,Inc.は「人工知能の恩恵を、すべての人に。」というミッションの下、Deep Learning技術のコモディティ化を促進する事業を展開している。2018年3月にローンチした”GPU EATER”は、人類の暮らしや働き方を破壊的に変化させるとして注目を浴びているDeep Learningのデータサイエンティストが直面する「演算リソース不足」を補うためのクラウドサービスだ。

本サービスは、世界で初めて米AMD(Advanced Micro Devices, Inc.)社製のGPUをDeep Learning向けにクラウド提供したこともあり多くの話題を呼んだ。一方で、従来の主要サービスと比較して、最大80%コストを抑えつつも最大50%のパフォーマンスアップを期待できるソリューションであることから研究施設や企業からの引き合いが増加している。

通常、Deep Learningのデータサイエンティストは研究所内に設置されたマシンのGPUを用いて研究を行うが、研究論文の締め切りや、CVPRなど国内外で開催される著名学術イベントの締め切りが近づくと、研究所が所有する演算リソースよりも多くの演算需要が所内で発生するため、大手クラウドサービスの提供する演算リソースが利用される。

AWSら大手クラウドサービスの提供する演算リソースは、米NVIDIA社製の高価格GPUを利用していることから、ある大学の研究室では年間数百万円を支出している。しかし、益々増加することが予測される研究室内の演算リソース需要に対応するため予算を抑えることのできる選択肢が強く求められている。GPU EATERはこうした課題を解決するクラウドサービスだ。

シード資金の用途

Deep Learning技術の急速な進化に伴い、多くの企業がDeep Learning技術をコスト削減を含む生産性の向上のために取り込もうという動きが加速している。こうしたニーズへスピーディに対応していくため、Pegara,Inc.ではGPU EATER基盤を活用した人工知能APIサービスの開発を進めている。

一方、これらの開発を加速させるためは優秀な人材の確保が急務となる。今回調達した資金をもとに採用を進める計画だ。

尚、今回クローズドで開発している人工知能APIサービスは、既に複数の国内企業がPoC(Proof Of Concept)のパートナーとして内定している。これらの企業との取り組みや検証内容・検証結果は、現時点では非公開だが、公開可能なタイミングとなり次第、順次発表していくとのことだ。

投資家からのコメント

投資家
岩田 真一 氏 MIRAISE LLC
PegaraCEOの市原さんとCTOの中塚さんに初めて会ったのは、MIRAISE発足前の2018年夏でした。その時「MIRAISEがスタートしたらすぐに投資検討させて頂きたい」と思いました。それくらい、お二人のビジョンと経験、そして卓越した技術力には眼を見張るものがありました。今回、我々の念願叶ってPegara社を支援させて頂くこととなり「AIの民主化」というミッション遂行に伴走できることを大変嬉しく思っております。
投資家
片野 大輔 氏 株式会社A.L.I. Technologies 代表取締役社長
A.L.I.では、近い将来、エアーモビリティやドローンが自由かつ安全に空を飛び回る社会(エアーモビリティ社会)が到来すると確信し、こうした社会を支える数々の次世代インフラシステムの開発に取り組んでおります。今般のPegara社との技術提携は、この次世代インフラ開発を加速化する重要な一歩と考えております。
投資家
胡 華 氏 個人投資家
AIのサービスが乱立している中で、AIを動かすための基盤から参入しているCEOの市原さんとCTOの中塚さんにとても期待しています。二人のグローバル背景から、今後、日本だけではなく世界にサービスを提供していただくことを楽しみにしています。
プレスリリース発表元企業:ペガラジャパン合同会社
配信元:PR TIMES
執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

【募集】浜松市で実証実験&事業化を目指しませんか。全国からスタートアップを募集

【オープンイノベーションインタビュー】国土縮図型都市である静岡県浜松市では、本日より「令和4年度実証実験サポート事業」のプロジェクト募集を開始!全国のスタートアップに対して1年間、市内実証実験フィールドの提供や広報活動、最大200万円の助成、法制度に関するアドバイスを実施。さらに「トライアル発注制度」を新設して実験後の出口支援も強化するという。具体的にどのようなスタートアップを募集するのか。浜松市産業部スタートアップ推進課主幹の新村仁氏に話を伺った。 #募集 #浜松市 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント