12.8 C
Japan
土曜日, 10月 23, 2021

【新たな免疫細胞療法】三菱UFJキャピタル、“他家NK様細胞”開発のガイアバイオメディシンに追加出資

三菱UFJキャピタルは、同社が運営するファンドより、新たな免疫細胞療法である“他家ナチュラルキラー様細胞”を開発するガイアバイオメディシンに対し、引き続きリード投資家として第三者割当増資による追加出資を実行した。ガイアバイオメディシン社はシリーズBとして総額13億円の調達となる。

ガイアバイオメディシン社と開発品について

株式会社ガイアバイオメディシン(本社:東京都新宿区、代表取締役:倉森 和幸)は、九州大学大学院薬学研究院・米満吉和教授の研究成果を活用し新たながん免疫細胞療法の開発に取り組む九州大学発のベンチャー企業である。
主力の開発品である他家ナチュラルキラー(NK)様細胞(開発番号:GAIA-102)は、健常ドナーの末梢血単核球から特定の条件下で培養することで得られる、遺伝子改変・導入操作がないがん細胞への攻撃力を増強させた細胞である。GAIA-102はT細胞を遺伝子改変したCAR-Tなど他の細胞医薬品に比べて固形がんに対し有望ながん免疫細胞療法となることが期待される。また、他の細胞医薬品と比較し極めてシンプルな製造・投薬プロセスが可能となることから、商業利用の点でも優れた競争優位性を有している。
すでに医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ治験届を提出し30日調査は完了しており、今年中に非小細胞肺がんに対する第1/2相臨床試験が開始される。

出資背景

三菱UFJキャピタルは、ガイアバイオメディシン社に対し2020年1月のシリーズAよりリード投資家として出資している。今般、ガイアバイオメディシン社は当初より計画していたGAIA-102の製造工程の整備、非臨床試験を完了し臨床試験実施ができる段階まで進めたことにより、シリーズBに対し、一部の既存株主とともに追加出資を実行した。今回の調達資金を活用し、ヒトに初めて投与する第1/2相臨床試験により従来のがん免疫細胞療法が効果を示しづらい固形がんの一つである非小細胞肺がんの患者さんに対し安全性・有効性を確認していくことになる。三菱UFJキャピタルは、引き続き、ガイアバイオメディシンの事業成長に向けて、MUFGの有するネットワークを駆使し、全力で支援する意向だ。

株式会社ガイアバイオメディシンについて

社名株式会社ガイアバイオメディシン
設立2015年10月
所在地東京都新宿区津久戸町1-8

(共同研究オフィス)
福岡市東区馬出3-1-1九州大学病院キャンパスコラボステーションII
代表者倉森 和幸
事業概要がん免疫細胞療法の開発
URLhttps://gaia-biomed.com

三菱UFJキャピタル株式会社について

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っている。IPOを実現した顧客は、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有している。

ライフサイエンス分野においては、2009年のライフサイエンス室発足後、国内外のバイオベンチャーへの資金提供、経営支援を本格的に開始し、2017年にはライフサイエンス部を創設するとともに、三菱UFJキャピタル初となる業種特化ファンドとして、三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合(100億円)を組成した。2019年2月には三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合(100億円)を組成、2020年6月には新型コロナ感染症対策を含む、創薬・再生医療等を担うベンチャー企業を支援するMUFGメディカルファンド(100億円)を組成し、バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力している。

社名三菱UFJキャピタル株式会社
設立1974年8月1日
所在地東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者代表取締役社長 坂本 信介
事業概要ベンチャーキャピタル事業
URLhttps://www.mucap.co.jp/

三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合について

投資対象:
-医薬品(創薬型・創薬基盤技術特化型)※ 製薬会社起点や国内アカデミア創薬への投資活動に注力
-再生医療製品
-医療機器等
-診断薬・診断機器

無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社

出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社

設立日:2019年2月20日

ファンド総額:100億円

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

「カナエ」が見据える未来|パッケージ業界にイノベーションを起こしたい

【オープンイノベーションインタビュー】昭和31年創業。軟包装材料の加工・販売事業からスタートし、現在は「パッケージ」を核に、医薬品・化粧品・食品・トイレタリー&ケミカル・メディカルの5分野を主体として事業展開を進める株式会社カナエが、既存事業に対する新しい発想を求めて、オープンイノベーションを決意。スタートアップとの共創にかける思いを、代表取締役社長 中澤 孝氏に伺いました。 #アクセラレータープログラム #オープンイノベーション #スタートアップ #カナエ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

世界初! 辛さの単位を作った「辛メーター」。伊藤忠商事のアクセラレータープログラムでアイデアが形に

【スタートアップの流儀/インタビュー】定期的に食べたくなる辛い料理。しかし、辛さの基準は店によって違うため、残念な気持ちを味わった人は少なくないだろう。この体験に終止符を打つべく、辛さの単位を作ったのが辛メーター株式会社だ。映画監督・江口カン氏の「辛さの単位を作りたい」というアイデアに賛同した作家の元木哲三氏、そして周りに集まったプロフェッショナル達の高い熱量を、伊藤忠商事のアクセラレータープログラムが強力に後押し。どんな経緯で辛メーターは作られ、これからどのような展開を目論んでいるのか。元木氏に話を聞いた。 #伊藤忠商事 #辛メーター #アクセラレータープログラム #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【事業創出パートナー募集】社長と二人三脚で「明日の街を楽しく」する事業を生み出しませんか|店舗流通ネット オープンイノベーション

【オープンイノベーションインタビュー】 「飲食店の業務委託型ビジネス」を創ったパイオニア、店舗流通ネット株式会社。初期投資を抑えた出店サービスという唯一無二のビジネスモデルを確立させ、そこで培ったノウハウやネットワークをもとに、「店舗」を軸とした不動産・人材・プロモーション・工事など多角的なビジネス展開を続けている。新たに100の事業創出を目指して、2021年度よりアクセラレータープログラムを導入。すでに2回を開催し、実績が出始めている。そして今回、9月からスタートする3回目の開催に向けて、代表取締役社長の戸所岳大氏に話を伺った。 #募集 #店舗流通ネット #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

日本のライフラインを支える渡辺パイプと、持続可能な地域社会に貢献し、ボトムアップで日本を元気にしませんか

【オープンイノベーションインタビュー】 水・住まい・農業。水道などの管材や電設資材、住宅設備機器、建材を取り扱う商社であり、農業の温室などを提供する農業メーカーでもある渡辺パイプ。日本全国の生活インフラを支えるリーディングカンパニーだ。これまでに培った潤沢なリソースを活用して、日本の国力をボトムアップで高めるべく、アクセラレータープログラムを実施する。スタートアップとの協業によって、小規模事業者の経営課題も解決できるようなサービス創出や、地域貢献を目指すという。プロジェクトを統括する副社長の渡辺圭祐氏に、具体的に活用できるリソースや描く未来について話を伺った。 #募集 #渡辺パイプ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント