12.8 C
Japan
金曜日, 3月 31, 2023

カラーコスメ受託製造国内シェアNO.1のトキワ、第2回アクセラレータープログラム「TOKIWA Lab.」を始動

トキワは、昨年に引き続き、6月より、スタートアップ企業やその他ビューティーに関わる幅広い分野の方を対象とした開発支援プログラム「第2回トキワアクセラレータープログラム『TOKIWA Lab.』」を実施します。

コロナ禍で苦戦を強いられているスタートアップをサポート

 本プロジェクトの対象となるスタートアップ企業にとって、ビューティー分野における製品製造や販売店舗の開拓、営業戦略、投資家への交渉に必要な事業計画・運用資金計画の作成は大きなハードルである。特に、昨年以降のCOVID-19 の影響は、資金調達や人材確保、流通網の整備などに大きな影響を与えており、多くの新規事業が延期、中止に追い込まれているのが現状だ。トキワのアクセラレータープログラムは、厳しい環境下の新規事業の育成を応援する為、第2回の開催を決定した。

日本の化粧品市場は来日客の減少、景気の悪化などによって2019年をピークに縮小を続けており、市場の活性化が求められている。また、Kビューティーと呼ばれる韓国コスメやCビューティーと呼ばれる中国コスメがZ世代を中心に支持を集めつつあり、高い品質と機能性を持つ、日本のJビューティーの活性化も課題だ。

そこで、50年以上の化粧品受託製造の経験を持ち、国内カラーコスメ受託製造シェアNo.1のトキワは、パートナーとして協業し、長年培ってきたノウハウを元に研究開発から製造、販路開拓を一気通貫でサポートすることで、課題解決のスピードを早め、ブランドの成長を維持することに寄与したいと考えている。

昨年より流行しているCOVID-19は、化粧品業界に大きな影響を与えた。新製品の減少、プロモーションの弱体化、消費者の購入意欲の減少などは、今後数年にわたり影響を及ぼすと考えられている。トキワは、このような状況でも、本プロジェクトを通じ、「世界中に美と感動と喜びをお届けする」ために、自社に蓄積されたノウハウを共有し、新興ブランドやベンチャー企業とともに成長しながら新たな価値を創出し、海外へと展開をしていく予定である。

本プログラムの特徴

POINT1: 幅広い分野の⽅を⽀援対象に
受託製造を中核事業に位置付けているトキワは、自らのブランドを持たず、顧客となるブランドの製品開発・製造に特化している。そのため、本プログラムにおいて、トキワ単体では困難なブランドアイデアの創出、顧客体験、流通ネットワークの構築に優れた顧客とのパートナーシップを活用し、使命を果たしたいと考えているのだ。

本プログラムは、一般的なアクセラレータープログラムとは異なり、VC的な要素は持たずに創出したい製品を世の中に生み出すお手伝いをすることで、継続的な相互の事業発展が可能なパートナーを募集するものである。

成⻑ステージ:プレシード、シード、アーリーステージの⽅ (上記の図を参照)

対象事業:本プログラムは、イノベーションを重点においた “ビューティーケア” アクセラレーターである。そのため、D2Cを含むビューティーケアメーカーはもちろん、サービス事業者や流通業まで幅広い企業様を対象としている。

POINT2: 開発から⽣産まで⼀気通貫でサポート

  1. 数多くのメジャーブランドの商品化に携わってきた50年以上の経験と信頼をベースに、処⽅・容器開発・製造のノウハウのみならず、安全性や品質確認や薬事関連法への対処についてもサポート。
  2. 最⼤3件まで、原材料・容器・実⽣産コストすべてを無償でサポート(10,000個*を上限)することで1,000万円以上のキャッシュフローを創出し、事業開始時のリスク軽減、資⾦調達時の信⽤改善に貢献。*諸条件あり
  3. ⼤⼿EC通販サイトなどとのコラボレーションにより、認知拡⼤、流通販路をサポート。

実施要項

〇テーマ:∞infinity 「美しさ」に、ゴールも限界もない

〇募集期間:6⽉7⽇(月)〜8⽉16⽇(月)

〇応募条件:事業開始準備期から事業開始直後のビューティーケア関連事業のアイデアを持つ⽅

〇プログラム特設サイトhttps://growth.creww.me/b30b308f-b83e-11eb-b70c-a964f2dd25b2.html
 

〇選考スケジュール

〇応募テーマ

1.よりヒトを輝かせることができる機能と、人体/環境への配慮を両立することができる製     品開発のコンビネーション

2.ダイバーシティ&インクルージョン(多様性への理解とサポート)を推進することができる製品・サービス

3.人々をより笑顔にできる・幸せを提供できる製品・サービス

4.次世代に誇れる社会貢献と持続的な商業活動を両立できる製品・サービスの提

第1回目アクセラレータープログラム「TOKIWA Lab.」の採択社と採択アイデア

「オールインワンカラーコスメ」:株式会社メディアジーン
”フードロス”と同様に、使用されずに廃棄されるコスメや、自宅に保管されているだけの”コスメロス”の解決を目的とした「オールインワンカラーコスメ」を提供。

「パーソナライズドスキンケアサービス」:株式会社ユーブローム
腸内環境を良好にするための常在菌のように、健康な肌を保つために有効な常在菌が存在。皮膚常在菌叢解析に基づく、ひとりひとりに合わせた「パーソナライズドスキンケアサービス」を提供。

「世界初 中空マイクロニードル内蔵の化粧品」:シンクランド株式会社
これまで市場に出ている針にあたる部分に薬剤が塗られたマイクロニードルパッチとは異なり、針の内部に薬剤が注入できる「世界初の中空マイクロニードル」を内蔵した化粧品。生分解する素材から製造し、無痛、且つ、美容施術の時短などの付加価値を提供。
 

審査員の紹介

野上麻理氏(アリナミン製薬株式会社 副会長)

コンシューマービジネスに携わる者として、お客様にイノベーションで新たな価値を提供し続けることは、とても大切なテーマです。また、ビジネス環境、お客様の生活環境が激しく変化していくこの時代には、オープンイノベーションによるアイデアの広がりが欠かせないと考えています。第一回のこの企画でも、素晴らしい提案の数々を拝見でき、自分にとっても大変勉強になりました。元ビューティービジネスに携わっていた身としても、今回もどんな提案が拝見できるのかわくわくしています。

 西村豊氏(元リシュモンジャパン代表取締役社長)

世の中、「新しい日常」が模索されています。
しかし、「美の追究」はクレオパトラの古くから変わらぬ普遍のテーマ。新しい感性と表現をもって、この普遍のテーマを具現化するイノベーションを期待しています。

渡辺雄介氏(カーライル・ジャパン・エルエルシー マネージング ディレクター)

トキワが、世の中のみなさまと知恵を出し合い、手を取りあって、オープンイノベーションにコミットするのは「世界中に美と感動と喜びをお届する」使命の体現に本気だから。
このような時代だからこそ、一期一会を大切に、心を込め、世界中の人々をより輝かせ笑顔にしていくプロセスにご一緒できることを、楽しみにしております。

渡部賢氏 (ノイン株式会社 代表取締役CEO)

国内最高峰の技術力とシェアを持つトキワが、新進気鋭のブランドを生み出すエコシステムをつくることに賛同・共感いたしました。ここで生まれるブランドの立ち上がりに寄り添い、世界に羽ばたいていくための伴走者となれるよう、全力で支援させて頂きます。


矢野貴久子氏(株式会社アイスタイル BeautyTech.jp編集長)

美容分野のスタートアップを取材させていただくことの多い身にとって、カラーコスメに強いトキワのアクセラレータープログラムの意義はとても大きいと感じています。
私自身にとっても視野を広げられる素晴らしい機会をいただき、どんな出会いがあるのか今からわくわくしています。

今田素子氏 (株式会社インフォバーングループ本社 代表取締役CEO )

社会や価値観が大きく変化している中、環境への配慮やインクルージョンに重きをおいた製品づくりをテーマとするこのプログラムに共感し参加しました。
グローバルに羽ばたいていくビジネスが、日本から生まれてくることを応援したいと考えています。

 酒井里奈氏(株式会社ファーメンステーション 代表取締役)

スタートアップにとって喉から手が出るほど欲しいノウハウ、ネットワーク、そして製造、販売。という素晴らしいチャンスのあるプログラム。グローバルにプレゼンスのあるトキワの新たな取り組みにご一緒できることを嬉しく思っています。

金井博之氏 (株式会社トキワ 副社長・TOKIWA Lab.代表) 

グローバルマーケットで持続的な成長をする道を選択したトキワが、世界の競合に伍していくためには、トキワのみでは成し得ない革新と驚きをお客様に提供し、サステイナブルな企業へと変わる必要があります。オープンイノベーションを通じて、新たなパートナーとの共創ができることを期待しています。 

本プログラム第1回の開催情報について

第1回の開催情報や採択社情報に関しては、noteやTwitter、Facebookで情報発信が行われている。本プラグラムについてより周知される様、ウェビナーの開催も予定されている。また、今回からの試みであるが、鮮度の高い情報や、前回の採択社インタビューなどを適宜伝えするために、TOKIWA Lab.のLINEアカウントも作成されている。

近日開催のウェビナー
参加の申し込みはこちら:https://tokiwalab02-webinar0616.peatix.com


LINE
ID:@tokiwalab
https://lin.ee/nvlOC6c

Twitter
ID:@tokiwalab1
https://twitter.com/tokiwalab1

Facebook
ID:@accelerator.program.tokiwa
https://www.facebook.com/accelerator.program.tokiwa

note
アカウント名:TOKIWA Lab.
https://note.com/t_okiwalab

株式会社トキワについて

「世界中に美と感動と喜びをお届けする」という使命のもと、国内外の化粧品業界をリードする大手メーカーの各ブランド向けに「競争力と独創性に富んだ製品」を開発・製造している。「化粧品容器」だけではなく「化粧品内容物」も研究開発から製造までを一貫して手がけ、国内ではカラーコスメ受託製造市場で約25%を保有しNO1. のポジションを獲得しており、世界でも五本の指に入る規模となっている。
また、トキワは、持続的な事業成長とサステナビリティの追求(MAXMIMUM SAFETY, MINIMUM IMPACT)の両立を実現する為に、世界的にも例を見ないCHIEF CLEAN BEAUTY OFFICER (クリーンビューティー推進責任者)を2020年からおき、本格的なESG経営に取り組んでいる。

社名株式会社トキワ
設立1948年7月23日
所在地〒114-0002
東京都北区王子1丁目9番5号 京徳ビル5階
代表者代表取締役 日比野 仁美
URL化粧品のOEM製造・研究開発|株式会社トキワ TOKIWA Corporation (tokiwa-corp.com)
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【SceneryScent × アネスト岩田】“香り噴霧器”で新たな価値と市場を生み出す

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】日本の塗装機器や空気圧縮機の業界を95年以上リードし続けているアネスト岩田。“開発型企業”として国内外で1,200件を超える特許出願数を持ち、世界20カ国以上の拠点、35社のグループ会社を持つ企業だ。 同社は2020年に導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップSceneryScent社(シーナリーセント)を採択し、わずか1年半で、人感センサー内蔵香り演出機器「Ambiscent(アンビセント)」のデモ機を開発。社外でのトライアルがスタートした。 具体的にどのような取り組みを重ねているのか。アネスト岩田の和泉孝明氏と、SceneryScent代表の郡香苗氏にお話を伺った。 #アネスト岩田 #SceneryScent #シーナリーセント #Ambiscent #アンビセント #スタートアップ #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【熊平製作所 × MAMORIO】創業125年のトータルセキュリティ企業が、スタートアップ共創で未来の「安心・安全」を創る

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】広島銀行とCrewwは、広島県下のイノベーションエコシステムの構築に向け、広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的に「HIROSHIMA OPEN ACCELERATOR 2021(広島オープンアクセラレーター2021)」を共催しました。本記事では、プログラム参加企業である熊平製作所と、「なくすを、なくす」をミッションに、紛失防止デバイス「MAMORIO」を始めとした 様々な製品・サービスを提供するIoTスタートアップ「MAMORIO」との共創プロジェクトにフォーカス。株式会社熊平製作所 新規事業開発部 取締役部長 茶之原 氏に、プロジェクトの共創に至った背景や、スタートアップとの共創から実際に得た体感や変化について、お話を伺いました。 #広島銀行 #広島県 #イノベーション #広島オープンアクセラレーター2021 #熊平製作所 #MAMORIO #IoT #スタートアップ #共創 #新規事業 #協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント