セブン銀行アクセラレーター2021の背景
セブン銀行はこれまで「いつでも、どこでも、だれでも、安心して」利用できるATMサービスとして、全国25,000台以上のATMが多くの人々に利用されている。
その中で、スマートフォンの普及や決済手段の多様化といった昨今の環境の変化に順応し、これまでと変わらずセブン銀行としての価値を発揮していくため、「セブン銀行アクセラレーター」が2016年より開催されてきた。
第4回目となる今回は、「高性能カメラ、顔認証、本人確認書類のスキャナー、Bluetooth等の機能を備えた新型ATMの活用」や、「コンビニらしい、身近な金融サービスの検討」をテーマに、「身近な便利」を共創するための新たなサービスアイディアが広く募集された。
◆ セブン銀行 アクセラレーター 2021の詳細:
https://growth.creww.me/19ad9f56-382b-11eb-9e2a-fb20503885d1.html
xIDが52社の応募の中から採択
こうした背景を踏まえ、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディー)」を提供するxIDは、同プログラムに応募して以下の協業プランを提案。52社の応募の中から、採択された。

今後はxIDとセブン銀行ATMの連携の検討を開始し、「行政のサードプレイス」としての新たなサービスを創出することを目指す。
xIDCEO日下からのコメント
実はxIDがアクセラレータープログラムに参加するのは今回が初。その中で、数ある提案から採択いただいたことを非常に嬉しく思います。セブン銀行並びにセブン‐イレブンのネットワークは24/7で稼働する「社会のインフラ」です。市区町村が発行する証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書等)をコンビニのキオスク端末で取得できる「コンビニ交付」の実に50.4%のシェア*はセブンイレブンネットワークであり、すでにマイナンバーカードを活用した行政サービスとの接点とも言えます。そこにxIDを連携することで、役所や各種オンラインサービスに次ぐ「行政のサードプレイス」を共創していきたいと思います。
※J-LIS 地方公共団体情報システム機構発表 月間交付通数(2020年12月):https://www.j-lis.go.jp/data/open/cnt/3/140/1/conveni_koufu20210115.pdf
xID株式会社とは
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューションを中心に、次世代の事業モデルをパートナーと共に創出するGovTech企業である。情報のフェアな透明性を担保し、データ・個人・企業・政府の信頼性が高い社会をデジタルIDを通して創出する。
社名 | xID株式会社 |
設立 | 2012年5月28日 |
資本金 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2–14-3東急不動産赤坂ビル6階 |
代表者 | 日下 光 |
URL | https://xid.inc |
xIDとは
『xID』は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人認証ができるデジタルIDアプリですある。初回登録時にマイナンバーカードに格納されている基本4情報(氏名、住所、性別、生年月日)をスマートフォンのNFC経由で読み取り、公的個人認証*によってマイナンバーカードとxIDを紐付ける。その後、連携するオンラインサービスのログイン用の暗証番号と電子署名用の暗証番号を設定し、利用時に認証・電子署名することで本人確認を完結し、さまざまなオンラインサービスの安全な利用を実現させる。
*サイバートラスト株式会社のiTrust 本人確認サービスを利用
◆ xID公式ウェブサイト:https://x-id.me
セブン銀行 アクセラレーター 2021とは
株式会社セブン銀行が主催するアクセラレータープログラム。スタートアップ企業などの新しいアイデアやサービス、技術とセブン銀行のリソースを掛け合わせ、今まで以上に便利な新規事業の創出と社会課題の解決を目指す。2016年に第一回が開催され、今回で4回目の開催。
◆ セブン銀行 アクセラレーター 2021の詳細:
https://growth.creww.me/19ad9f56-382b-11eb-9e2a-fb20503885d1.html
