12.8 C
Japan
月曜日, 10月 3, 2022

東大IPC×ローンディールがオープンイノベーションの加速をめざし事業提携

ローンディールは、国内の大企業とスタートアップの間でオープンイノベーションを加速させることを目的に、東京大学協創プラットフォーム開発との事業提携を行うことを発表した。

本提携は、レンタル移籍(*1)のスキームを活用して、東大IPCと協力関係にある大企業が、東大IPC投資先スタートアップに一定期間人材を送るものである。ローンディールはレンタル移籍者に伴走して成長をサポートする。大企業人材がスタートアップの現場に入ることで事業理解が深まり、人的関係性が構築され、この人材をハブに協業や新規事業がうまれることが期待されている。

東大IPCとローンディール協業のしくみ

東大IPCは、コンソーシアム型のインキュベーションプログラム「1stRound」を運営している他、カーブアウトや企業との協業をコーディネートした上でシード期を含めた投資を行う「オープンイノベーション推進1号ファンド(以後、AOI1号ファンド)」を設立し、東京大学と事業会社の窓口機能を担うことで日本のオープンイノベーションを加速してきた。一方でベンチャーと大企業が本格的な協業を実現するには、単に出会いの場を作って協業の仲人役を果たすだけでなく、大企業側の人材をベンチャーの現場に直接入り込み相互理解を深める活動が必要ではないかと考えたのである。

以前より東大IPCとローンディールは協力関係にあり、東大IPCの投資先ベンチャー4社でレンタル移籍者6名の受け入れ実績がある。レンタル移籍を通して事業推進や提携等の成果が見えてきたため、東大IPCによるAOI1号ファンドの立ち上げに伴い、この活動を両社で本格化させることとなった。

尚、ローンディールが提供する「レンタル移籍」は、経済産業省やパナソニック、トヨタ自動車などで導入されている。この仕組みは大企業とベンチャー双方を理解する人材を育成し、オープンイノベーション創出の基盤となりうる点を評価され、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞(2019年)で「選考委員会特別賞」を受賞した。

今回の事業提携を通してローンディールは、人材育成の切り口から大企業とスタートアップのオープンイノベーション推進に取り組んでいく意向である。

*1)レンタル移籍とは
人材が元の企業に所属したまま、研修・出向などの企業間契約に基づいて一定期間ベンチャー企業で働く仕組み。イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現する。

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を担うために設立された東京大学の投資会社。投資だけでなく東京大学と民間企業の窓口機能を担っており、ベンチャーキャピタルとの連携を行う協創1号ファンド、事業会社との連例を行うAOI1号ファンドを通じて累計22社への投資を実行している他、コンソーシアム型インキュベーションプログラム「1stRound」を通じ開始以来 3年半で29社の会社設立・資金調達を実現してきた実績を有する(いずれも2020年11月末現在)。

社名東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
所在地東京都文京区本郷7-3-1
東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
URLhttps://www.utokyo-ipc.co.jp/

株式会社ローンディール

企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。2015年9月にサービスを開始し、2020年11月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業42社、116名。受入企業として356社のベンチャー企業が登録。2019年、内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」、2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。

社名株式会社ローンディール
設立2015年7月7日
所在地〒107-0061 東京都港区北青山3-6-23 青山ダイハンビル7F 
代表者原田 未来
事業概要レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」の運営
URLhttps://loandeal.jp/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント