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土曜日, 10月 31, 2020

オープンイノベーションを自社に導入するメリット・デメリットを解説

企業の変革を促進する方法としてオープンイノベーションを導入する企業が増えてきました。オープンイノベーションはメリットが多いものの、デメリットもあることは自社導入を検討するうえで無視できません。

オープンイノベーションを加速させるためにはデメリットを理解して対策を講ずることが重要です。そこで今回は、オープンイノベーションを自社で導入する場合のメリットとデメリットについて解説します。

オープンイノベーションを自社に導入する必要性

まずは、オープンイノベーションを自社に導入する必要性について解説していきましょう。

オープンイノベーションとは?

オープンイノベーションとは、企業のイノベーションを促進するために、積極的に外部の企業と連携し、連携先が持つ技術やアイデアを活用すること。自社だけではリソースやアイデアが不足している場合でも、外部との連携によって新たな製品開発やビジネスモデルの構築が可能となります。

自社にオープンイノベーションを導入すべきか

オープンイノベーションのポイントは「外部の優秀な人材と連携する」ことと「新たなビジネスモデルの構築を優先する」という点です。外部との連携によって新たなビジネスモデルの構築が期待できるため、特に競争の激しい既存市場いわゆるレッドオーシャン(競合が多く、競争が激しい市場)のビジネスモデルの場合は、市場の変革や業態転換のテストベッドとしてオープンイノベーションを導入するケースも増加中。

近年は、金融機関や地方自治体といった法規制の強い分野でもオープンイノベーションが取り入れられています。変化の激しい時代にあってはどの業界でもオープンイノベーションを導入する必要性が高まっており、どれだけ早く導入するかで今後の成長が左右される場合もあるでしょう。

オープンイノベーションを自社に導入するメリット

オープンイノベーションを自社に導入するメリットはどんな点が挙げられるでしょうか。ここでは、オープンイノベーションを導入した場合のメリットを紹介していきましょう。

協業先の技術やリソースを活用できる

オープンイノベーションを導入すると、自社にはない外部の技術やアイデアを活用できるようになります。新たな領域に進出に必要なノウハウや技術を自社だけで調達しようとすると、それだけで時間的・人的コストが必要です。しかしオープンイノベーションによって連携先の技術やリソースが活用できるようになるため、効率的に新領域に進出できます。

異なる企業文化に触れることができる

オープンイノベーションによって連携先との人的交流が発生します。これにより、自社にはない発想や仕事の進め方に触れることが可能です。特に、柔軟な発送を持つ社員の育成が必要だと考えている場合には、異なる企業文化を持つ人材と共同でプロジェクトを進めることによって、人材の成長が期待できるでしょう。

自社でオープンイノベーションを進めるデメリット

オープンイノベーションを進める場合に考えられるデメリットはメリットの裏返しといえるでしょう。ここではデメリットと注意すべき点について紹介していきます。

技術流出のリスク

自社の方が連携する分野で技術的に優れている場合、その技術を提供することで技術やノウハウが流出してしまう可能性があります。特にベンチャー企業が大手企業と連携する場合には注意が必要です。アイデアを出す場合には実務もセットで請け負い、契約によって技術流出を防いだりするなどの対応をしておきましょう。

コミュニケーションコストの増大と利益の減少

異なる企業文化の人材と共同でプロジェクトを進めることになるので、コミュニケーションコストが増大することもデメリット。企業が違えば「報告・連絡・相談」といった基本的なビジネスフローも異なるので、プロジェクトの意思疎通には注意が必要です。

また、新規事業で得た利益を分配し、場合によっては立ち上げ時に投資が必要であったりするため、単独で新規事業を立ち上げるよりも利益が減少する場合があります。
不十分な意思疎通や、収益をめぐるトラブルはプロジェクトを頓挫させるリスクとなるので、マッチングのタイミングで十分に協議しておきましょう。

オープンイノベーションを成功させるポイント

オープンイノベーションを成功させるポイントは大きく3点あります。ここでは、イノベーションの加速を成功させる3つのポイントを紹介していきましょう。

知的交流の場や研究会を主催する

オープンイノベーションプラットフォームで連携先を募集するのと並行し、知的交流の場や業界共通の課題を解決する研究会を開催することで自社が課題とするテーマに関心のある人材と接点を持てます。イノベーターと呼ばれるような人材との接点がない場合には、オープンイノベーションプラットフォームの運営会社に相談することで、アドバイスやサポートを受けることも可能です。

自社のニーズを広く公開し、外部から解決策の提案を受ける

オープンイノベーションプラットフォームを利用する方法が主流です。プラットフォームを活用して連携先を募集する場合には、自社のニーズや課題はできるだけ幅広く公開することが大切。ニーズをしっかりと公開しておかないと、閲覧者にニーズや課題を伝えられません。公開している情報にオープンイノベーションを進めるのに必要な情報を網羅的に掲載し、より多くの解決策の提案を受けられるように準備しましょう。

オープンイノベーションプラットフォームを活用する

オープンイノベーションの連携先を探す方法は、最近ではオープンイノベーションプラットフォームを利用する方法が主流。オープンイノベーションプラットフォームは、提携先を探している大企業とベンチャー企業やイノベーターをマッチングするWebサイトやコミュニティの総称です。提携先が見つからない場合は、まずオープンイノベーションプラットフォームの運営会社に相談すれば、提携先の見つけ方や具体的なプロジェクトの立ち上げ方法などについてサポートしてくれます。

オープンイノベーションの成功ポイントを理解して導入を進めよう

オープンイノベーションは自社にない技術やアイデアを活用してビジネスを加速させるために有効な方法です。しかし、メリットがある一方で、デメリットへの対策をしておかないとプロジェクトが頓挫してしまうリスクもあります。

オープンイノベーションを加速させるためにも、自社のニーズや課題をしっかりと提示し、意思疎通の不足や契約書の不備によるトラブルが起こらないように準備しておくことが重要です。

ぜひ、オープンイノベーションをうまく活用して企業の成長を一段と加速させていきましょう。

PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

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