12.8 C
Japan
水曜日, 12月 6, 2023

熊本市によるオープンイノベーション|新ビジネスを創出するスタートアップを全国から募集

熊本市は、柔軟な発想と優れた技術を持つスタートアップ※と地域の実情に詳しい市職員が協働して、地域や行政の抱える課題の解決策を開発し実装を図り、市民サービスの向上と新たなビジネスの創出の実現を目指すプロジェクト「Urban Innovation Kumamoto」を今年度から実施している。これに伴い、熊本市の目指す課題解決に共に取り組むスタートアップを募集する。

審査により選ばれたスタートアップと市職員は約4か月間に渡って共同開発を行い、市民によるテスト利用や市の業務内での試行導入・実証実験を経て、本格導入を検討していく。スタートアップにとっては、自治体職員や市民と協働することで、実証実験をする環境が手に入るというメリットがあり、ここで創出した新ビジネスを自社のサービスに進化させることが可能である。
※本事業は、神戸市で過去2年間に30件の実証実験を行ってきた実績をもつ「Urban Innovation JAPAN(アーバンイノベーションジャパン)」の枠組みを活用して実施するもので、九州の自治体では、熊本市が初めて活用する。

募集期間 

 令和2年(2020年)10月2日(金)午前10時から10月23日(金)23時59分まで

応募方法     

ホームページで必要事項を入力
https://urban-innovation-japan.com/entry/kumamoto-city/

募集テーマ

(1)震災の経験を次代へつなぐ スマホで検索!被災者支援制度の案内ツールの開発(所管課:復興総室)
 
被災者の不安を減らすとともに、被災者がよりよい自宅再建方法を選択するため、スマホで該当する支援制度に辿り着ける案内ツールの開発。

(2)15億円の歳出削減を目指す! ~最終処分場 浸出水 河川放流大作戦~(所管課:環境施設課)
 
今後30年間で浸出水を処理にかかる15億円の歳出を少しでも削減するため、最終処分場から出る浸出水を河川に放流できる程度まで塩分濃度を下げたい。

(3)誰一人置いていかない!地域コミセンのデジタル化で、地域活動を活性化したい!(中央区まちづくりセンター)

多様な人達が交流する場や地域活動を活性化させるため、地域コミュニティセンターの運営業務をデジタル化により効率化したい。

(4)花火大会の来場者増に備え、より効果的な安全対策を実現したい!(所管課:イベント推進課)
 
江津湖花火大会の来場者増に対応するため、来場者の行動パターンの分析、シミュレーションを通して、より安全に楽しんでもらうための警備体制や交通アクセスの改善に繋げたい。

公募説明会   (オンライン開催)

 公募概要や公開する課題について、オンラインで説明会が開催される。

 日時:令和2年(2020年)10月14日(水曜日)16:00~17:30(予定)
 開催方法:インターネット上のライブ配信で実施予定(事前申込制)
 参加申込:申込みフォームで必要事項を入力
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_U_F3609ASM6pvEnexfR5zw

今後のスケジュール

 10月23日 応募締め切り
 10月下旬  選考(書類審査及び面談)
 11月下旬  採択チーム発表
 12月上旬~2月下旬 スタートアップと市職員との協働開発  試行導入・実証実験 

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
Source熊本市

Featured

【安藤ハザマ × Cube Earth】日米特許技術で世界の都市OSにイノベーションを起こす

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」で、米国と日本で特許を取得している地理情報システムのプラットフォーム「Cube Earth」を活用し、自治体へ「スマート防災システム」を提供しているスタートアップ企業 「Cube Earth」を採択。自治体危機管理のDX化の一環として、防災システムやスマートシティ、ドローン、デジタルツインのシステムなど、次世代の社会インフラ基盤を開発するスタートアップだ。具体的にどのような取り組みを進めているのか。安藤ハザマ 経営戦略本部イノベーション部副部長の堀井浩之氏と、Cube Earth代表取締役会長の阿藻成彦氏、代表取締役社長の武田全史氏に話を伺った。

【三機工業 × スタートアップ】選ばれ続ける会社になる|スタートアップとの共創に挑む新しい歩み

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】2025年に創立100周年を迎える三機工業株式会社は、2050年ビジョンに掲げた「選ばれ続ける」企業になるため、コア事業の強化や三機ブランドの向上に努めると同時に、会社の「信頼」を高める新施策も積極的に推進しています。 そこで、新たな取り組みの1つとして、「SANKI オープンイノベーションプログラム2023」に挑戦。初めてのアクセラレータープログラムに挑むファシリティシステム事業部 佐々木 宏之氏、経営企画室 経営企画部 石綿 央氏、 徳田 直也氏に、それぞれの立場から率直な想いを伺いました。

【安藤ハザマ × エアデジタル × 久喜市】デジタルスポーツで健康寿命の延伸に挑む!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】オープンイノベーションによる新規事業創出を推進している総合建設会社の安藤ハザマは、2022年度のアクセラレータープログラム「安藤ハザマ 新規事業共創プログラム2022」でデジタルスポーツ空間開発やデジタルスポーツフィールドの運営を手掛けるエアデジタル株式会社を採択した。 その後、安藤ハザマ、エアデジタル、埼玉県久喜市の3者で連携協定を締結し、久喜市内のショッピングモール施設「アリオ鷲宮」に出店している国内最大級のデジタルスポーツクラブ「スポーツ60&スマート」で協業を進めている。具体的にどのような取り組みを行なっているのか。 安藤ハザマの本社経営戦略本部イノベーション部担当課長・榊原翼氏と、エアデジタル代表取締役・前田相伯氏、久喜市役所 健康スポーツ部スポーツ振興課所属・金澤剛史氏に話を伺った。

【スタートアップ募集】地域の健康をケア|新規事業で地域に根差した未来のアイセイ薬局へ

【スタートアップ募集】アイセイ薬局は、全国に400店舗を超える調剤薬局を展開しています。まもなく創業40周年を迎える今、次なる事業の柱を求めてアクセラレータープログラムに挑戦!地域の人々に必要とされる薬局を目指し、新規事業創出の可能性を模索します。本インタビューでは、アイセイ薬局がなぜ今スタートアップとのオープンイノベーションに挑むのか、株式会社アイセイ薬局 事業企画部部長の堀浩之氏に話を伺いました。
Facebook コメント
jaJA