12.8 C
Japan
木曜日, 6月 4, 2020

東急アクセラレートプログラム2019Demo Dayを開催~東急賞は家具のサブスク「株式会社subsclife」が受賞~

東急は、3月23日(月)にShibuya Open Innovation Lab(SOIL)において、スタートアップのビジネス展開を支援するオープンイノベーションプログラムである「東急アクセラレートプログラム2019」のDemo Dayを開催した。今年度のデモデーでは、「東急賞」「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」を決定し、東急賞には、subsclifeを選定した。

subsclifeは、家具・家電をサブスクリプションモデルで提供し、良いものを長く使う社会づくりを目指して、サブスクによって家具・家電に関するあらゆる手間とコストの問題解決に取り組んでいる企業である。10万種超の豊富な商品ラインナップや、納品前に内装や家具のコーディネートもサポートすることで、店舗やオフィスなどのクリエイティブな空間づくりを応援している。

事業共創を行う東急モールズデベロップメントとは、2020年3月23日から、東急が運営するショッピングセンターのテナントに対して家具・家電のサブスクを提供することで、出店時・改装時の費用負担を軽減し、新規出店・改装の促進を図るものである。また、SHIBUYA109エンタテイメントとは、SHIBUYA109が監修・サポートし、若年層のインテリアに関するニーズ調査・企画開発を実施予定で、SHIBUYA109のSNS・ニュース媒体からsubsclife特設ページへ誘導し、旬なインテリアコーディネートをサブスク家具で提供する企画を開始予定だ。
デモデーでは、審査員による協議の結果、今後成長が期待されるサブスクの中でも、幅広い顧客接点を持つ東急グループとの親和性が高く、事業共創の広がりがあると判断され、東急賞の選定へと繋がった。そのほかの5社とも、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングを実施し、その結果によって今後業務提携などが検討される。

2019年度で第5期目となる東急アクセラレートプログラムは、事業共創を行う新たなグループ企業として、東急不動産ホールディングス株式会社、東急セキュリティ株式会社、株式会社東急パワーサプライが加わり、一層幅の広い顧客接点の選択肢を備えたプログラムへと進化をさせてきた。第4期から通年応募制を採用しているが、第5期では応募から一次審査結果の通知期間を1カ月から2週間に短縮させ、また、東急グループ参画事業者が求める技術などの共有リスト整備を進めるなど、従来よりも取り組みの質・量・スピードをさらにレベルアップさせた。また、SOILという拠点を設けたことで、より効率的にマッチングを行えるようになり、東急グループとは共創が進まなかったスタートアップでも他の大企業に紹介を行うなど、自社利益にこだわらない支援を行っている。2019年度は、3月19日時点で124件の応募(過年度累計634件)があり、東急グループ18社(26事業者)と事業共創の検討を随時行っている。

2020年度からは東急グループ既存事業の周辺領域に留まらず、東急グループの事業アセットを活用できる、新たな領域における価値創出に挑戦していく。

東急は今後も、スタートアップ企業との事業共創によって多様化するニーズに迅速に対応し、イノベーティブなまちづくりを行っていく。

「東急アクセラレートプログラム2019」Demo Day授賞式の様子
 (東急賞「subsclife」代表と共創企業)

※本年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、Web会議サービスなどを活用して開催された。

社名株式会社subsclife(Subsclife Inc.)
設立2016年11月9日
所在地〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-3-15 東京セントラル表参道218
代表者町野 健
事業概要家具のサブスクリプションサービス「subsclife(サブスクライフ)」の企画・開発・運営
URLhttps://subsclife.com/
社名東急株式会社
設立1922年9月2日
所在地 本社 〒150-8511 東京都渋谷区南平台町5-6
代表者取締役会長 野本 弘文
取締役社長 社長執行役員 髙橋 和夫
事業概要鉄軌道事業、不動産事業、生活サービス事業等
URLhttps://www.tokyu.co.jp/index.html
プレスリリース発表元企業:東急株式会社
配信元:PR TIMES
執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
オープンイノベーションプログラム
アクセラレーターについての詳細はこちら


PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

新しい仕事と「STARTUP STUDIO」に同時にコミット。何歳になっても挑戦し続けたい

社会課題を解決するためのアイデアと、その事業を作り出したい個人をつなぎ、6ヶ月でプロダクトを作って事業会社に売却することを目指す「STARTUP STUDIO」。第一回目のプロジェクト「スマホでありがとうを届けるチップサービス『petip』」の立ち上げに参加したのが、Reproで働く金卓史氏だ...

社長秘書をしながら、3つの新規プロジェクトを牽引。松竹を変える起爆剤へ

演劇や映像をはじめ、総合エンターテインメントを提供する松竹。銀座にある歌舞伎座が象徴的だが、伝統を継承しつつ、実は長年新しいコンテンツや新しい体験を追求してきた、「進化し続ける企業」の一つだ。そんな松竹がグループ各社を巻き込み、2019年に初めてアクセラレータープログラムに挑戦。そのプロジェクトメンバーの公募に自ら手を挙げ、本業がありつつも3つのプロジェクトを推進したのが、秘書室・政策秘書の平岩英佑氏だ。平岩氏はどんなことを考え、どのようにプロジェクトを進めていったのか。話を伺った。

コラボに挑むスタートアップに期待する「媚びない」姿勢

※この記事は、2016年2月8日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

タテからヨコへ変わりゆく世界

以前、「会社はコミュニティ化し、仕事はプロジェクト化する」という記事をエントリーしました。あれから1年。2020年という、世界と日本にとって節目となるであろうこのタイミングで、急激に変わりゆく世界を私なりに考察し、「タテからヨコへ変わりゆく世界」という概念でまとめてみました。昭和〜平成を「タテの世界」。令和を起点とする未来を「ヨコの世界」と定義しています。 タテの世界 タテの世界とは、際限なくタテに伸びていく階層構造(ヒエラルキー)です。上と下の概念は、主従関係や強制力と相性が良く、約70年前の世界大戦時においては「国家(軍隊)」、60年前の高度経済成長期は「会社」が代表的な組織構造でした。 上から下へ働く重力は中央集権と金融資本主義を加速させ、誰かや何かとの比較を肥大化させるエンジンとなります。仕事はニュートンのリンゴのように上から落ちてきます。集団の中で、リンゴをキャッチする最も”課題解決”が上手な人間が上へ上へと駆け登り、管理がしにくい個性と美意識は同調同質の圧力に潰されていきます。 タテ型経営の行き過ぎによってビジネスパーソンは会社の歯車と化し、コンプライアンスの徹底によって決められたことしかできない、やらない思考停止状態に陥ります。地球においては資源の奪い合いと温暖化が加速化し、富と機会の二極化は国家の右傾化を招きます。これらは全て、際限なくタテに「伸び切ってしまった」社会のひずみだと感じるのです。タテを否定しているわけではありません。ただし、上と下の距離感はもはや限界に近づいているのではないでしょうか。