12.8 C
Japan
土曜日, 7月 2, 2022

【建設業界をDX】Borderless、スマートヘルメットシステム「CrossWare」の実証実験を開始!

デザイナーの大野新氏がファウンダーを務めるスタートアップ「Borderless」は、2014年より開発を行ってきたCrossHelmetによって培った技術を応用し、建設現場におけるDX推進のためのソリューション、CrossWareの製品テスト、および実証実験を開始します。

クロスウェアの実証実験について

クロスウェアは2020年より開発を着手し、繰り返し仕様検討を行ってきた。パートナー企業へのヒアリングとフィードバックを得ながら、並行して現場作業の効率化と安全性の向上を目的としたアプリケーション開発が行われた。クロスヘルメットのために開発されたヘルメットOSをベースに、現場作業向けに最適化を行い、優れたエッジコンピューティングを可能にしていく。

国内において安全ヘルメットを着用して作業に従事する労働人口は約1400万人と推定されており、まだデジタルツールの活用が充分に進んでいない業界に向けて、デバイスおよびクラウドサービスの提供もスタートする。

遠隔臨場の効率を促進させるスマートヘルメット

クロスウェアは、遠隔臨場の効率を促進させるツールとしての利用を主に想定して設計されており、国土交通省が定める「令和3年度における遠隔臨場の試行について」に示されるカメラ機能仕様に準拠している。また、ヘルメット自体がネットワークに接続することにより、撮影される映像ファイルはそのまま即座にクラウドへアップロードされる仕組みとなっている。

その他にヘッドアップディスプレイ、6軸センサー、コンパスセンサー、GPS、スピーカーマイクユニットなどが組み込まれているため、現場作業における様々なデータ収集を行うことが可能だ。これらデバイスによって得られるデータをクラウド上に常時アップロードしていくことで日々得られるデータを蓄積し、現場の把握や業務効率の改善、安全性の向上、事故の防止といった取り組みに役立てていくこともできる。クロスウェアによって得られるデータには、①動画 ②静止画 ③音声 ④テキスト ⑤位置情報 ⑥温度 ⑦高度などがある。動画と位置情報を組み合わせたデータの保存、テキストファイルと画像を紐づけたデータ保存を行うことにより、断片的に保存されていたデータをクラウド上でより体系的に、網羅的に管理していくことが可能となるのだ。

ヘルメット本体を除いたモジュール重量は250gに満たず、軽量に設計されているため頭部への負担が少なく、クロスウェアの機能を頭上でオンにしながら両手を使って効率的に作業に集中することができる。バッテリーは世界で始めて実用化されたリチウムセラミックバッテリーを使用しており、万が一の落下や火災などの事故の際にも究極の安全性を発揮。機能操作は静電容量式タッチパネルを使用して行うため、シンプルで直感的な操作が可能である。現場作業のどんな悪条件においても、ストレスなく必要な機能を呼び出すことができる。
物理的な距離や時間を超えてデータを管理し、現場のインテリジェンスを集約し、従事する人々のワークスタイルを一新していくことが、クロスウェアおよびBorderlessの目指す目標だ。

Borderlessは、実証実験への参加や運用テストを希望するゼネコン、工事会社のパートナー企業を募集している。その他品質を高め、現場のニーズに最大限応えた製品として共にサービス開発できるパートナー企業も随時募集している。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

【募集】浜松市で実証実験&事業化を目指しませんか。全国からスタートアップを募集

【オープンイノベーションインタビュー】国土縮図型都市である静岡県浜松市では、本日より「令和4年度実証実験サポート事業」のプロジェクト募集を開始!全国のスタートアップに対して1年間、市内実証実験フィールドの提供や広報活動、最大200万円の助成、法制度に関するアドバイスを実施。さらに「トライアル発注制度」を新設して実験後の出口支援も強化するという。具体的にどのようなスタートアップを募集するのか。浜松市産業部スタートアップ推進課主幹の新村仁氏に話を伺った。 #募集 #浜松市 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント