第一部 | 起業家の「幸せ」から考える資金調達の「過去」と「現在」と「未来」
1.IPO?M&A?起業家にとって本当の「幸せ」とは
起業家には、多種多様なスタイルがあります。
従来のようにIPOだけでなくM&Aによるイグジットも選択肢に加えることで、起業家の得意分野を最大限に引き出し、成功率の高い事業創出を可能にすることができます。
事業バイアウトを経て連続起業家としてユニコーン企業を誕生させたり、
自ら創業した事業をバイアウトした後にバイアウト先の代表になるケースも出てきました。
最近のIPOとM&Aのトレンドを知り、より成功率が高く、
起業家のタイプに最適なイグジットを選択することが重要です。
2. 売却前提起業を叶える「未来デューデリジェンス」と「資本政策」
起業家が3年後の事業売却金額を設定し、売却先候補3社をスタートアップスクエアが想定。売却先候補やM&Aサービス会社にヒアリングまたは起業家と面談を設定して「3年後の経営の答え」を教えてもらいます。
その後、売却候補先からもらった答えをベースに「アクションプラン作成」サービスを提供。管理部門もIPOと違いスリムになり、どう動けばよいのかが明確になり迷いや無駄がなくなります。
また、スタートアップというとエクイティでの資金調達ばかりがニュースにあがりますが、デットファイナンスも視野に入れた資本政策の「今」を実体験をもとにご紹介いたします。
第二部 | 本当に理解している?スタートアップに最適な資金調達とは

1964年大阪府生まれ。1991年人材コンサルティング会社ワイキューブの創業に始まり、3度の起業、1度の倒産、2度の事業売却を経験。
2001年にインターネット関連会社・デジパ株式会社を創業し、社員10名以上が起業するプロ集団に。2018年スタートアップ支援を目的にスタートアップスクエア(株)設立。2019年SUS第1号投資組合設立。著書に「検索せよ、そして動き出せ」(ビジネス社)「いちばんやさしいWebマネジメント教本」(インプレス社)
1.改めてスタートアップ・ファイナンスの基本を学ぶ
スタートアップ=急成長を目指す会社。
一般的にこれらのスタートアップは、その目指す急成長を実現するだけの資産も資金も持ち合わせていません。
そのためスタートアップの多くは外部資金を活用せざるを得ないのです。
でも知識も計画もないまま資金調達をするのはとても危険。
そもそも成功確率が極めて低くなりますし、上手くいったと思っても、契約内容が想定外の結果を産んだ、という失敗談はあまり語られないですが枚挙にいとまがありません。
2. 計画的な資金調達を支援する「smartround」とは?
投資家が求めている自社の情報を予め整理し、事業計画に沿った資金調達の計画を立て、自社にあった信頼できる投資家と繋がる。共有した情報をもとに契約交渉を行い、電子契約で投資契約書を締結、調達後は自動的に株主報告をする。
こうした一連の作業を雛形やガイドにそってひとつのプラットフォームでできたら素晴らしいと思いませんか?
できるんです!スタートアップの実務から生まれたsmartroundは、起業家を資金調達の悩みから解放し、より多くの時間を事業に投下できるようにするための究極のツールです。
当日は、「smartround」のご紹介、そしてスタートアップに必要な資金調達の基本についてお話します。

1995年に慶應大学法学部卒業、三菱商事入社。海外向け鉄道案件を手掛ける。2001年にHarvard Business Schoolに留学。卒業後、米国独立系VCであるGlobespan Capital Partnersに入社し、ディレクターとして投資業務に携わる。同社日本代表を経て、2005年に起業。株式会社ロケーションバリューの代表取締役社長として、複数の位置情報サービスを開発、展開。
2012年にNTTドコモに同社を売却し2年半のロックアップを経て、2015年にGoogleに入社。Googleマップの製品開発部長、Androidの事業統括部長を歴任。2018年にGoogleを離れ、株式会社スマートラウンドを起業、現在に至る。
また個人としては、エンジェルとして国内外のスタートアップに積極的に投資している。
タイムライン
15:30~16:00 開場(当日は受付でお名刺を頂戴させていただきます)
16:00~16:05 会場(docks)説明
16:05~17:00 第一部 講演
17:00~17:55 第二部 講演
17:55~18:00 閉会
※閉会後に質疑応答の時間を設けております。
※当日の状況により、若干前後する可能性がございます。ご了承ください。
開催日時:2019/10/08 (火) 16:00 – 18:00
会場:docks (東京都港区虎ノ門4丁目3−1 城山トラストタワー4階)