12.8 C
Japan
金曜日, 9月 30, 2022

果菜類の植物工場、完全自動栽培の実現を目指すスタートアップ「HarvestX」|総額5000万円の資金調達を実施

HarvestXは、独立系ベンチャーキャピタル「ANRI 4号投資事業有限責任組合」、東京大学協創プラットフォーム開発が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合、河合聡一郎、曾川景介、田中邦裕から、総額5000万円の資金調達を実施した。

ロボットによる完全自動栽培で農業の人手不足解決を目指す

食料問題や農業人口の不足、また昨今のコロナウィルスによる食の衛生面・安全に対する関心の高まりとともに注目が高まる植物工場市場。レタスなどの葉物類の植物工場が展開を広げる一方で、果物類は、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存しており、受粉収穫の不安定さ、また飼育管理のコストが課題となっている。HarvestXは、ミツバチに代わる手段としてロボットを活用した授粉・収穫技術の開発に取り組み、現在はイチゴを対象に受粉から収穫までの栽培の完全自動化を目指している。

HarvestXは、東京大学が主催する「本郷テックガレージ」の支援プログラムにて立ち上げ、South by Southwest(SXSW)のTrade Show出展を目指す「Todai To Texas」や未踏IT人材発掘・育成事業を通じて、ロボットによる授粉・収穫技術の基礎となるプロトタイプの開発を推進してきた。

自動授粉・収穫実証試験ロボット XV1

投資家からのコメント

・ANRI 元島勇太

果菜の植物工場化は、果物の安定供給だけでなく、農業を支えSDGsにも資する重要な課題です。難しい課題ですが、HarvestXなら必ずやり遂げてくれると確信しています。出口(採取)のために入口(受粉)から制御しようというエンジニア感全開のソリューションとやり切るガッツと実装力あるチームが最高です。未踏デモデイから早1年、出し続けたラブコールが実ってご一緒できて嬉しいです!
全力支援していきます!本郷産いちごの試食はいつでもお任せください!

・東大IPC 古川圭祐

2020年6月に弊社主催の起業支援プログラム「1st Round」でHarvestXチームを採択させていただき、法人設立前から弊社が支援して参りました。HarvestXの開発力はもちろん、果菜類の完全自動栽培実現による植物工場市場の展開寄与にも大いに期待しており、この度改めて、株主としてご一緒できることを非常に嬉しく思います。今後、HarvestXと共に、植物工場の課題解決を進め、安定的な食糧生産と供給へ向けて日本、さらにはグローバルでの展開を目指してまいります。

・株式会社ReBoost 代表取締役河合聡一郎

農業と言う市場に対して、テクノロジーで人がもっと出来ることにフォーカスできる世界観を、 HarvestXは実現できると感じて今回出資をさせて頂きました。市川さんの事業に対する熱量や解像度、そして未踏にも採択されたその頭脳で、植物工場市場をより良くしていただければと思っています。今後は一層の組織力も大切になってくると思いますので、ぜひ全力でご支援ができればと思っています。日本のみならずグローバルな展開を目指して、ガンガン行きましょう!

・株式会社メルペイ取締役CTO 曾川景介

HarvestXという会社になる以前に「本郷テックガレージ」でアルミのフレームとプランターに造花が並べられた植物工場のプロトタイプを拝見させていただいことをよく覚えています。その後、未踏に採択され合宿や発表を通じて日進月歩の歩みをかげながら応援させていただいてきました。HarvestXが農業の機械化にイノベーションを起こし完全自動化された新しい農業を切り開いていくことを期待しています。完全自動栽培のおいしいイチゴを食卓に届けましょう!

・さくらインターネット株式会社代表取締役社長田中邦裕

プロジェクトが始まったころ、IPA未踏採択時からずっと見てきて、いちごの可能性と市川さんの実現力に魅了されました。大きさあたりの付加価値の高さから、農産物の中でも抜群に輸出のメリットが大きく、海外市場も含めた将来性を感じています。
応援しています!

社名HarvestX株式会社
設立2020年8月
所在地東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 355
代表者代表取締役 市川友貴
事業概要農業機器の開発・販売
URLhttps://harvestx.jp
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント