12.8 C
Japan
月曜日, 10月 18, 2021

果菜類の植物工場、完全自動栽培の実現を目指すスタートアップ「HarvestX」|総額5000万円の資金調達を実施

HarvestXは、独立系ベンチャーキャピタル「ANRI 4号投資事業有限責任組合」、東京大学協創プラットフォーム開発が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合、河合聡一郎、曾川景介、田中邦裕から、総額5000万円の資金調達を実施した。

ロボットによる完全自動栽培で農業の人手不足解決を目指す

食料問題や農業人口の不足、また昨今のコロナウィルスによる食の衛生面・安全に対する関心の高まりとともに注目が高まる植物工場市場。レタスなどの葉物類の植物工場が展開を広げる一方で、果物類は、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存しており、受粉収穫の不安定さ、また飼育管理のコストが課題となっている。HarvestXは、ミツバチに代わる手段としてロボットを活用した授粉・収穫技術の開発に取り組み、現在はイチゴを対象に受粉から収穫までの栽培の完全自動化を目指している。

HarvestXは、東京大学が主催する「本郷テックガレージ」の支援プログラムにて立ち上げ、South by Southwest(SXSW)のTrade Show出展を目指す「Todai To Texas」や未踏IT人材発掘・育成事業を通じて、ロボットによる授粉・収穫技術の基礎となるプロトタイプの開発を推進してきた。

自動授粉・収穫実証試験ロボット XV1

投資家からのコメント

・ANRI 元島勇太

果菜の植物工場化は、果物の安定供給だけでなく、農業を支えSDGsにも資する重要な課題です。難しい課題ですが、HarvestXなら必ずやり遂げてくれると確信しています。出口(採取)のために入口(受粉)から制御しようというエンジニア感全開のソリューションとやり切るガッツと実装力あるチームが最高です。未踏デモデイから早1年、出し続けたラブコールが実ってご一緒できて嬉しいです!
全力支援していきます!本郷産いちごの試食はいつでもお任せください!

・東大IPC 古川圭祐

2020年6月に弊社主催の起業支援プログラム「1st Round」でHarvestXチームを採択させていただき、法人設立前から弊社が支援して参りました。HarvestXの開発力はもちろん、果菜類の完全自動栽培実現による植物工場市場の展開寄与にも大いに期待しており、この度改めて、株主としてご一緒できることを非常に嬉しく思います。今後、HarvestXと共に、植物工場の課題解決を進め、安定的な食糧生産と供給へ向けて日本、さらにはグローバルでの展開を目指してまいります。

・株式会社ReBoost 代表取締役河合聡一郎

農業と言う市場に対して、テクノロジーで人がもっと出来ることにフォーカスできる世界観を、 HarvestXは実現できると感じて今回出資をさせて頂きました。市川さんの事業に対する熱量や解像度、そして未踏にも採択されたその頭脳で、植物工場市場をより良くしていただければと思っています。今後は一層の組織力も大切になってくると思いますので、ぜひ全力でご支援ができればと思っています。日本のみならずグローバルな展開を目指して、ガンガン行きましょう!

・株式会社メルペイ取締役CTO 曾川景介

HarvestXという会社になる以前に「本郷テックガレージ」でアルミのフレームとプランターに造花が並べられた植物工場のプロトタイプを拝見させていただいことをよく覚えています。その後、未踏に採択され合宿や発表を通じて日進月歩の歩みをかげながら応援させていただいてきました。HarvestXが農業の機械化にイノベーションを起こし完全自動化された新しい農業を切り開いていくことを期待しています。完全自動栽培のおいしいイチゴを食卓に届けましょう!

・さくらインターネット株式会社代表取締役社長田中邦裕

プロジェクトが始まったころ、IPA未踏採択時からずっと見てきて、いちごの可能性と市川さんの実現力に魅了されました。大きさあたりの付加価値の高さから、農産物の中でも抜群に輸出のメリットが大きく、海外市場も含めた将来性を感じています。
応援しています!

社名HarvestX株式会社
設立2020年8月
所在地東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ 355
代表者代表取締役 市川友貴
事業概要農業機器の開発・販売
URLhttps://harvestx.jp
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -

Featured

世界初! 辛さの単位を作った「辛メーター」。伊藤忠商事のアクセラレータープログラムでアイデアが形に

【スタートアップの流儀/インタビュー】定期的に食べたくなる辛い料理。しかし、辛さの基準は店によって違うため、残念な気持ちを味わった人は少なくないだろう。この体験に終止符を打つべく、辛さの単位を作ったのが辛メーター株式会社だ。映画監督・江口カン氏の「辛さの単位を作りたい」というアイデアに賛同した作家の元木哲三氏、そして周りに集まったプロフェッショナル達の高い熱量を、伊藤忠商事のアクセラレータープログラムが強力に後押し。どんな経緯で辛メーターは作られ、これからどのような展開を目論んでいるのか。元木氏に話を聞いた。 #伊藤忠商事 #辛メーター #アクセラレータープログラム #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【事業創出パートナー募集】社長と二人三脚で「明日の街を楽しく」する事業を生み出しませんか|店舗流通ネット オープンイノベーション

【オープンイノベーションインタビュー】 「飲食店の業務委託型ビジネス」を創ったパイオニア、店舗流通ネット株式会社。初期投資を抑えた出店サービスという唯一無二のビジネスモデルを確立させ、そこで培ったノウハウやネットワークをもとに、「店舗」を軸とした不動産・人材・プロモーション・工事など多角的なビジネス展開を続けている。新たに100の事業創出を目指して、2021年度よりアクセラレータープログラムを導入。すでに2回を開催し、実績が出始めている。そして今回、9月からスタートする3回目の開催に向けて、代表取締役社長の戸所岳大氏に話を伺った。 #募集 #店舗流通ネット #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

日本のライフラインを支える渡辺パイプと、持続可能な地域社会に貢献し、ボトムアップで日本を元気にしませんか

【オープンイノベーションインタビュー】 水・住まい・農業。水道などの管材や電設資材、住宅設備機器、建材を取り扱う商社であり、農業の温室などを提供する農業メーカーでもある渡辺パイプ。日本全国の生活インフラを支えるリーディングカンパニーだ。これまでに培った潤沢なリソースを活用して、日本の国力をボトムアップで高めるべく、アクセラレータープログラムを実施する。スタートアップとの協業によって、小規模事業者の経営課題も解決できるようなサービス創出や、地域貢献を目指すという。プロジェクトを統括する副社長の渡辺圭祐氏に、具体的に活用できるリソースや描く未来について話を伺った。 #募集 #渡辺パイプ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【ビジネスアイデア募集】近代国家を作った薩摩藩・鹿児島の企業と一緒に、次の未来を切り拓きませんか|NTTドコモ主催

【オープンイノベーションインタビュー】 2021年9月13日より募集が始まる、「鹿児島アクセラレーター2021」。これは、鹿児島県内の企業と全国のスタートアップとのオープンイノベーションにより、新たな価値創出を目指す、NTTドコモ主催のプログラムだ。参加する地域企業は、南日本新聞と南日本放送、主に建設業を営む渡辺組の3社。そこに、NTTドコモが強力なサポーターとして参画する。今回のプログラムを主催する背景や期待することなどについて、NTTドコモ九州支社 鹿児島支店 法人営業部 部長の坂本亨氏に話を伺った。 #募集 #NTTドコモ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント