今回は約6300社のスタートアップデータベースを持つCrewwが、環境問題の解決を目指すスタートアップを一挙ご紹介いたします。

目次
クリーンエネルギー系スタートアップサービス4選

エネファント
2011年に岐阜県多治見市で創業したエネファントは、地域密着型のエネルギーベンチャーです。太陽光を中心に地域内で再生エネルギーを「創る」パネルの販売・施工事業、創った電力を地域内に「配る」小売電力事業、電力を「蓄える」EVレンタカー事業を展開。この3つの事業を ITシステムを活用し最適に運用することで、地域外に流出しているエネルギー代金を地域内に循環させることで、「日本一電気代の安いまち」を創り出すことを目指しています。
会社名:エネファント株式会社
設立: 2011年6月28日
企業URL:https://enephant.co.jp/
京都フュージョニアリング
京都フュージョニアリングは、京都大学発スタートアップとして2019年10月に設立された、核融合エネルギーの研究開発企業です。京都大学で培われた世界最先端の技術をベースに、核融合プラントエンジニアリングやプラズマ加熱装置、エネルギー取出装置に関連した高い技術力を持地ます。核融合エネルギーは温室効果ガスを排出しないことから、実用化すればエネルギー問題と環境問題を同時に解決できる、脱炭素社会のキーとなるイノベーションと期待されています。京都フュージョニアリングは、それを支えるハードウェアや基盤技術の提供を目指しています。
核融合は、太陽を輝かせるエネルギー源で原子力とは根本的に異なる技術です。原理的に危険性が少ない技術であり、高レベル放射性廃棄物を生成せず、温室効果ガスを排出しません。
会社名:京都フュージョニアリング株式会社
設立: 2019年10月1日
企業URL:https://kyotofusioneering.com/
フォレストエナジー
地域循環型の木質エネルギー会社であるフォレストエナジーは、地産地消型の木質バイオマス発電所の企画開発、資金調達から発電所の運用までを手掛ける発電事業者です。木質資源が豊富な中山間地域における小規模発電所の運営を通じて、地域内での木材利用の促進と自然エネルギーの普及に注力しています。自然エネルギーとしてのバイオマス発電の特徴は、年間を通じて24時間稼働できること。特に小型バイオマス発電は分散型電源として設置の自由度が高く、蓄電池と組み合わせることで非常用電源にしたり、マイクログリッドの安定電源にするようなリジリエンス対応にも適しています。
会社名:フォレストエナジー株式会社
設立: 2015年4月10日
企業URL:https://forestenergy.jp/
OPTMASS
京都大学発スタートアップであるOPTMASSは、ビルの窓ガラスが電力を生み、各フロアで活動する人々に電気を届けることができる「透明太陽電池」を開発しています。
この透明太陽電池は上記のように窓ガラスとして活用が可能であり、景観や採光を損なうことなく、これまで活用されてこなかった赤外光をエネルギーに変換することが可能です。
会社名:株式会社OPTMASS
設立: 2021年10月
企業URL:https://optmass.com/
環境系スタートアップサービス4選

日本環境設計
独自のケミカルリサイクル技術で、服から服を、ペットボトルからペットボトルをつくる
水平リサイクルをした製品の発売や技術提供をしているスタートアップです。国内外のモノづくりを循環型に変える新しいリサイクル技術を展開しています。
服やペットボトルに限らず、役割を終えたあらゆる「もの」を循環させることで、石油に代表される地下資源や、製造の過程で消費されるエネルギーの量も削減し、CO2などの温室効果ガスの排出量を削減を目指しています。
会社名:株式会社JEPLAN JEPLAN, INC.
設立: 2007年1月
企業URL:https://www.jeplan.co.jp/
WOTA
人と水の、あらゆる制約をなくすため、「WOTA BOX」、「WOSH」を開発しているスタートアップです。
「WOTA BOX」は、水道のない場所での水利用を実現するポータブル水再生処理プラントです。災害時や大自然の中でも、シャワーや手洗い、洗濯機などにつなげて、排水の98%以上を再利用可能にすることで、いつでもどこでも安心安全の水を使うことが可能です。
2022年5月に、住宅規模の全排水に対応した小規模分散型水循環システムを開発ー生物処理を加えた亜寒帯利用の実証に成功。国内だけでなく海外、地球規模での水の問題に取り組んでいます。
会社名:WOTA株式会社
設立: 2014年10月24日
企業URL:https://wota.co.jp/
ごみの自然界流出問題の解決
ピリカは2011年に京都大学の研究室から生まれました。人類が生み出した最も大きな課題である環境問題を科学技術の力で解決することに挑戦しています。2011年にごみ拾いSNS「ピリカ」を開発しており、2021年9月にはSNSピリカを通じて拾われたごみの数が2億を突破しています。SNSピリカのノウハウを自治体や企業向けのサービスに広げ、「ピリカ 自治体版」、「ピリカ 企業・団体版」なども展開しています。また、車両に搭載したスマートフォンを活用した「路上のごみ分布を調査」で、ポイ捨てごみ問題の解決を目指すサービス「タカノメ」のほか、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」という海洋環境問題にアプローチするサービスも提供しています。
会社名:株式会社ピリカ
設立: 2011年11月21日
企業URL:https://corp.pirika.org
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/apln12kv6
アンヴァール
アンヴァールはテクノロジーの力で日本を資源大国にすることをミッションに、環境とエネルギーを創出する企業です。海水からのマグネシウムの採取をはじめ、CO₂固定化や水素生成など新エネルギー分野のイノベーションを起こす研究・開発メーカーとして躍進中。テクノロジーの力を駆使して豊かな暮らしにつながる環境とエネルギーをサポートするスタートアップです。
会社名:アンヴァール株式会社
設立: 2004年12月13日
企業URL:http://www.aonbarr.co.jp
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/aonbarr1
気候変動系スタートアップサービス2選

Gaia Vision
気候科学を専門とする日本初のベンチャー企業です。将来の気候変動リスクの分析・可視化ツールを開発し、企業や金融機関、地方自治体の気候変動に対するレジリエンスとサステナビリティ向上を支援します。気候変動の不確実性を低減しリスクマネジメントのためのエビデンスをご提供して、お客様の気候変動による異常気象や自然災害などの影響を最小限に抑制します。代表は東京大学生産技術研究所 特任研究員。環境学博士。
会社名:Gaia Vision
設立: 2021年9月6日
企業URL:https://www.gaia-vision.co.jp/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/Gaia-Vision
PJP Eye
独自の技術で生成する植物由来のカーボンを用いて、カーボンニュートラルな電池を量産しております。20年以上の寿命、10倍急速充電、爆発しない安全性、100%リサイクルなど世界の気候変動に対する未来のエネルギーの希望に沿った夢のバッテリーです。研究室を福岡県春日市の国立大学法人九州大学内に置く。
会社名:PJP Eye 株式会社
設立: 2017年6月
企業URL:https://pjpeye.tokyo
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/8tstoze6r
生物多様性系スタートアップサービス1選

環境移技術(珊瑚スタートアップ、海洋環境の再現技術)
水温の調整等、IOTと掛け合わせてサンゴが生息するか海洋環境を再現する「環境移送技術」により水槽内にたサンゴ礁生態系を構築。2022年2月に、「環境移送技術」を活用して世界で初めて「サンゴ人工産卵」に成功。
気候変動により、20年後には世界全体での大規模な消失が問題となっているサンゴ、またサンゴ礁生態系がもたらす経済圏や生態系サービスを持続可能にするべく、国内外の研究機関や行政との連携をさらに強めながら、サンゴ研究の最前線で貢献をしています。
会社名:株式会社イノカ
設立: 2019年4月
企業URL:https://corp.innoqua.jp/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/corp.innoqua.jp
脱炭素系スタートアップサービス3選

カーボンオフセットAPI
カーボンオフセットAPIは、企業のサプライチェーン全体を専門知識がなくても手軽に「カーボンニュートラル」にすることができるクラウド型のサービスです。このサービスにより、企業の脱炭素化やサステナブル・トランスフォーメーション(SX)を進めることができます。
会社名:Sustineri株式会社
設立: 2021年7月15日
企業URL:https://sustineri.co.jp
グリーン水素で社会を変える
環境・エネルギー分野における先端知・先端技術の社会実装の加速を目指して2019年12月に創業したX-Scientiaは、再生可能エネルギーからの水素製造を安価にするための開発に取り組んでいるスタートアップです。これまで、海外で水素を製造し、輸入することに多くの企業が注目してきた中、本事業では、国内の地域エネルギーを活用したグリーン水素事業を目指しています。
会社名:株式会社X-Scientia(水素)
設立: 2019年12月3日
企業URL:https://www.x-scientia.com/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/egpgv46yb
PICKFLIP
小僧com株式会社が提供する「PICKFLIP」とは、ゴミ回収をスマートDX化させるシステムです。「誰が」「何を」「どのぐらい」廃棄したのか、情報を見える化してデジタル管理することで、排出事業者、廃棄物運搬事業者にメリットを提供し、DXを通じて脱炭素型の社会、未来の街づくりに貢献します。
会社名:小僧com株式会社
設立: 2006年2月20日
企業URL:https://pickflip.jp/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/pickflip
再生可能エネルギー系スタートアップサービス3選

アーキアエナジー(バイオガス発電事業)
生ゴミなどの食品廃棄物をリサイクルした中心とした再生可能エネルギー(電気、熱)の提供と、自社工場(東京都羽村市、静岡県牧之原市)を活用した再資源化、エネルギー化を取り組んでいるスタートアップです。エネルギーの地産地消を実現し、地元から出る食品残渣や産業廃棄物を原料としたバイオガスエネルギーを生産しています。
会社名:アーキアエナジー株式会社
設立: 2015年1月
企業URL:https://archaea-energy.co.jp/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/archaea
デジタルグリッド・プラットフォーム
再生可能エネルギーの拡大につながる、自由に電気を選べる「日本初の民間電力取引所」。デジタルグリッド株式会社は、「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えたプラットフォームを提供する会社です。電力取引に加えて環境価値取引も行うことができます。
会社名:デジタルグリッド株式会社
設立: 2017年10月16日
企業URL:http://www.digitalgrid.com/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/www.digitalgrid.com
アスゼロ
アスゼロは、CO₂の排出量を見える化させ、CO₂の削減を支援する温室効果ガス排出量管理サービス「クラウドサービス アスゼロ」を提供しています。また、再生可能エネルギーで脱炭素経営ができるCO2ゼロのクリーン電力サービス「アスエネ」も展開。ブロックチェーンを活用して希望の発電所を選ぶことができ、再生可能エネルギーによる地産地消を実現します。
会社名:アスエネ株式会社
設立: 2019年10月
企業URL:https://earthene.com/corporate/
スタートアップDB: https://creww.me/ja/startup/zroxotqnl
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