12.8 C
Japan
日曜日, 11月 27, 2022

ベネッセホールディングス、3カ月で即戦力プログラマーを養成するスクール「コードクリサリス社」と資本業務提携

ベネッセホールディングスはこのたび、高度IT人材育成ブートキャンプを提供する「Code Chrysalis Japan」に約1.6億円の出資を行うことに正式合意すると同時に、業務提携契約を締結しました。

ベネッセは、「コア事業の進化」と「新領域への挑戦」を中期経営計画で掲げ、それらの中心的な戦略として「DXの推進」を位置づけている。2021年春よりDigital Innovation Partners(DIP)という組織を社長直下に構築し、2021年11月に50億円の投資枠を持つDigital Innovation Fund(DIF)を設立した。教育・生活・介護領域やDX関連ベンチャー企業への出資を行うことで、既存事業・サービスのDXのさらなる推進を行うとともに、ベンチャー企業との「新規事業の共創」を目指す。今回のCC社への出資は、このDIFの取り組みの第一弾となる。
同社との連携を通じて、既存事業サービスの更なる価値向上と新規事業の共創による非連続な事業成長を目指す。

コードクリサリス社について

Code Chrysalis Japan(コードクリサリスジャパン)株式会社
Code Chrysalis | Tokyo Coding Bootcamp

■事業概要
⽇本とアメリカ・シリコンバレーの企業で 通算18 年働いたエンジニアとシリコンバレーの⼤⼿機械学習スタートアップのソフトウェア開発を経験したエンジニアが 2017 年 5 ⽉に創業。⽇本を拠点にシリコンバレー式のエンジニア養成スクール『Code Chrysalis(コード クリサリス)』事業を運営。2017年7⽉から、3ヵ⽉の短期集中プログラム『Immersive(イマーシブ)』を開始、2018年2⽉から、基礎的なプログラミング技術を学ぶ『Foundations(ファウンデーションズ)』プログラムを開始。卒業⽣はグローバルIT企業への就職を果たすなど世界に通⽤するIT⼈材を輩出しており、2017年創業以来、卒業生数は700名を超えている(その内6割以上がソフトウェアエンジニア未経験者)。法⼈向けにも事業展開しており、株式会社メルカリや株式会社野村総合研究所などのハイテク IT企業のエンジニア社員研修の実績がある。

資本業務提携の背景

Benesse Digital Innovation Fund (DIF)について
<プレスリリース>
https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/management/2021/11/05_5646.html

先端IT人材育成と「成果保証型」リスキリングサービスへの需要の高まり

技術・社会構造変化により、今後はIT人材の中でも、従来型のIT人材の余剰感が顕著になる一方、先端IT人材の不足感が増すと見込まれている。また、ベネッセが日本国内で販売する米国法人Udemy, Inc.のオンライン学習サービス「Udemy Business(ユーデミー・ビジネス)(※1)」の法人顧客から、DX人材育成、特に未経験者をエンジニアとして戦力化する「リスキリング(※2)」の要望が増えていることも背景に、高度IT人材育成ブートキャンプとして業界評価の高いCC社と提携する運びとなった。

事業ミッションへの共感

CC社が掲げる「自律的に学び続け、グローバルで通用するソフトウェアエンジニアリーダーを育成し、社会に貢献する」という事業ミッションは、ベネッセの社会人教育事業における「学び続ける大人を応援し、最終学歴以上に最新学習歴を誇れる社会を実現する」という事業ミッションと共感するもので、このことも今回の提携に至った理由となっている。

資本業務提携による今後の展開

■共同事業開発
CC社のカリキュラム設計力とベネッセの教育知見・事業展開力を掛け合わせることで、より多くのエンジニア未経験者がリスキリングできる職業訓練プログラムを開発・展開

■営業販促連携
まずは日本国内において、CC社の良質なプログラム(英語・日本語)を、ベネッセが持つ営業販促力を活かし、個人・法人・大学/専門学校・自治体向けに拡販。将来的にはグローバルでの展開も連携を検討。

■その他
ベネッセグループにおける人材育成への活用検討など、連携領域・テーマは今後拡大していく予定

協業にあたってのコメント

株式会社ベネッセコーポレーション
学校カンパニー 大学・社会人事業開発部 部長 飯田 智紀

CC社共同創業者のKani氏に初めてお会いしたのは2018年で、そこから双方の事業が拡大していく中、共通の事業ビジョンについて語り合ってきました。その結果として、今回の資本業務提携が実現できたことを大変嬉しく思うと同時に、これを通じてより多くの個人・法人顧客の皆さまへ、CC社の良質な職業訓練プログラムを提供することを支援したり、新プログラムを共同開発したりすることで、日本社会のリスキリング・DX人材育成を推進させていきたいと考えております。併せて、この度CC社アドバイザリーに就任させて頂きますので、自分自身の経験を活かし、微力ながら貢献できればと思います。

コードクリサリス株式会社
CEO カニ・ムニダサ

ベネッセとのパートナーシップ、非常にわくわくしています。私たちは「日本を再び技術大国にすることのできるソフトウェアエンジニアを生み出す」というビジョンと使命を持って日本にやって来ました。2017年の創業以来、700人以上の卒業生を輩出し、多くの企業研修も実施してまいりましたが、日本全体では、まだまだIT人材不足なのが現状です。ベネッセと協力することにより、BtoC、BtoB以外にも学校や自治体など、多くの人たちや組織に私たちのカリキュラムを届け、日本のDXの原動力となる新プロダクトを生み出す力になれると考えています。

※1. UdemyおよびUdemy Businessについて
Udemyは、米国法人Udemy, Inc.が運営する世界4,400万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォームで、世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげるものである。ベネッセコーポレーションは、2015年より日本における独占的事業パートナーとして提携を開始。最新のIT技術からビジネススキルまで幅広いテーマの講座をオンラインで学ぶことができ、世界で6.5万人以上の講師が18.3万本を超える講座を公開。隙間時間にPC・スマートフォンなど好きなデバイスからのアクセスが可能で必要な時に必要なだけ学習を進めることができる。
また、法人向けに、Udemyで公開されている講座の中から、日本の利用者向けに厳選した日本語及び英語約6,000講座を、サブスクリプション(定額制)で利用することができる“C2B(Consumer to Business)”のオンライン学習サービス「Udemy Business」を展開。法人企業には、各々の業務課題にあったテーマから講座を選択し、人材育成に活用され、国内500社以上、日経225登録企業の35%に採用されている。

Udemy及びUdemy Business公式サイト
https://www.udemy.com/jp/
https://ufb.benesse.co.jp/

※2. リスキリングについて
職業能力の再開発、再教育のことを意味する。近年では、企業のDX戦略において、社内で新たに必要となる業務に人材が順応できるようにする再教育という意味でも使われることが増えている。
参照:https://jinjibu.jp/keyword/detl/1219/

<参考>
ベネッセのDX戦略について

ベネッセは、「コア事業の進化」と「新領域への挑戦」を中期経営計画で掲げており、その両者に関わる中心的な戦略として「DXの推進」を位置づけている。これまでもベネッセは企業理念である「よく生きる」を実現するため、デジタルテクノロジーを活用した提供価値の向上に長年努めてきたが、0歳からシニアまで幅広い顧客に多様なサービスを提供するベネッセでこれまで以上にDXを推進していくために、2021年春よりDigital Innovation Partners(DIP)という組織を社長直下に構築。情報システム部門、人財育成部門、DX推進のためのコンサル部門が一体となることで、中期経営計画の実現を牽引している。
また、このような取り組みを評価され、ベネッセは経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄」に教育・介護の事業会社としては唯一選定されている(2021年度は461社がエントリー、選定企業は28社)。

Benesse Digital Innovation Fund(DIF)について


■設立の背景

DIP設立により、ベネッセグループでは様々な事業・サービスにおいて「データ・AI活用」「アーキテクチャ最適化」「デジタルマーケティング」「生産性向上・RPA」などといった領域でこれまで以上のスピードで進化を遂げつつある状況ですが、さらにベネッセのDXを加速させていくために、DIPと共にファンド機能を持つDigital Innovation Fund(DIF)の設立を決定している。
50億円の投資枠を持つ「DIF」は、教育・生活・介護領域やDX関連ベンチャー企業への出資を行うことで、既存事業・サービスのDXのさらなる推進を行うとともに、ベンチャー企業との「新規事業の共創」を目指す。

■出資対象
・教育・生活・介護領域などにおいて、ベネッセグループとの事業上のシナジーが期待できる企業
・ベネッセが推進するDXに関連するサービスの企画・開発力などを有する企業
・ベネッセ関連領域にて革新的な技術・市場を持つ企業、もしくはその開拓が期待できる企業
■投資額
・5年総額最大50億円 (出資割合は数パーセント~15%を想定)

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【募集】関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント