12.8 C
Japan
土曜日, 10月 23, 2021

中小企業は新規事業でイノベーションできる!その成功ポイントを解説

中小企業には新規事業によるイノベーションが欠かせません。ではなぜ中小企業にこそイノベーションが必要なのでしょうか。
ビジネス環境の変化が激しい昨今では、既存事業が安定的に収益を上げていたとしても、数年後の状況は不透明です。企業には経営を安定化させ、持続的な成長が求められます。
当記事では中小企業の新規事業が求められる理由や成功ポイントなどを解説します。
目次
・中小企業に新規事業が求められる理由
・中小企業が新規事業を成功させるポイント
・新規事業を成功に活かせる外部リソース
・中小企業は新規事業によってイノベーションしよう

中小企業に新規事業が求められる理由

ここでは中小企業に新規事業が求められる代表的な2つの理由について紹介します。

収益の柱を増やすため

中小企業は新規事業によって「収益の柱を増やす」必要があります。収益を増やす目的は大きく分けて2つです。

1つ目はリスクヘッジです。例えば新規事業によって収益の柱を増やすことで、既存事業の収益が落ち込んだとしてもそれを補うことができます。

先行きがわからない状態で既存事業に特化するのは危険です。新規事業に資金を投入し、リスクを回避できる経営を中小企業には求められます。

2つ目の目的が持続的成長です。既存事業の収益を維持し、さらに新規事業が成功すれば持続的成長につながります。既存事業から撤退する場合でも、新規事業を本業として乗り換えられるでしょう。

人材育成を促進するため

中小企業に新規事業が求められるもう1つの理由は「人材育成を促進するため」です。企業の成長には優秀な人材の確保が欠かせません。

その方法は「外部からの採用」もしくは「社内での人材教育」です。新規事業の立ち上げは人材育成をする絶好の機会といえます。

幹部候補者に新規事業の立ち上げを任せることでスキルや知識はもちろんのこと、経営的観点を持った人材へと育成できるでしょう。

中小企業が新規事業を成功させるポイント

中小企業が新規事業を成功させるポイントは3つです。それぞれの内容について確認していきましょう。

最適な参入タイミングを図る

中小企業が新規事業を成功させるには、最適な「参入タイミング」を図る必要があります。参入時期は一般的に自社の状態によって判断されるものですが、最適なタイミングは本業の成熟期です。

成熟期には安定した収益を得られている場合が多く、資金的にも余裕がある時期といえます。このタイミングで資産を投入して新規事業を育てなければなりません。

再現性の高い事業計画を立案

「再現性の高い事業計画」も新規事業の成功には欠かせません。再現性の高い事業計画を立案するには2つの要素が重要となります。

1つ目はマーケティングです。より再現性の高いマーケティング戦略を描けるかどうかで、成功が決まるといっても過言ではありません。ユーザーのニーズと自社の強みを洗い出し、効果的な戦略の立案が求められます。

2つ目はビジョンとコンセプトです。これらを明確にすることで、事業の軸がぶれなくなり、新規事業が失敗する可能性を大きく軽減できます。

事前に撤退基準を設定

新規事業の立ち上げには、事前に撤退基準の設定が必須です。撤退基準を設定しないまま新規事業をスタートすれば撤退の判断が遅れ、損失だけが膨らむ可能性が高いでしょう。経営の根幹を揺るがす事態になりかねません。

事前に撤退基準を設け、想定数値を下回ったら速やかに撤退するだけの素早い判断が中小企業には必要です。

新規事業を成功に活かせる外部リソース

ここでは新規事業の成功に活かせる外部リソースを3つ紹介します。新規事業の立ち上げを検討している中小企業の担当者はぜひ参考にしてください。

オープンイノベーションの活用

オープンイノベーションとは自社と他社の技術やノウハウをオープンにし、それ掛け合わせることで新商品や新サービスを生み出す経営戦略の1つです。自社にない技術を他社から流用できるため、1から仕組みを構築する必要がありません。

外部人材の活用

「外部人材の活用」もおすすめです。外部人材の活用には多くのメリットがあります。

まずは求める優秀な人材を確実に確保できることです。新規事業の分野に精通した人材に任せられるため、成功率が大きく向上します。

また第三者的な目線での意見を聞けることもメリットです。社内の内情を知らない外部人材は、よりユーザーに近い目線での課題や改善点を発見しやすいでしょう。

スタートアップスタジオの利用

スタートアップスタジオの利用も成功に導く外部リソースの1つです。スタートアップスタジオとは起業家を支援する仕組みの1つで、新事業を生み出す集団ともいわれています。

業界に精通したマーケッターやエンジニアなどから、事業立ち上げへの支援や経営へのアドバイスをもらえます。さながら映画監督や脚本家、編集、カメラマンなどのプロ人材がそろって作品を生み出す映画制作会社のような仕組みです。

https://studio.creww.me/

中小企業は新規事業によってイノベーションしよう

ここまで中小企業は新規事業によってイノベーションできる理由やその成功ポイントについて解説しました。ビジネス環境は日々とてつもないスピードで変化しています。

中小企業の経営者や新規事業担当者はその変化に対応しなければなりません。今回紹介した外部リソースや成功させるポイントを参考に、新規事業によりイノベーションを起こし、企業の永続へとつなげていきましょう。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

「カナエ」が見据える未来|パッケージ業界にイノベーションを起こしたい

【オープンイノベーションインタビュー】昭和31年創業。軟包装材料の加工・販売事業からスタートし、現在は「パッケージ」を核に、医薬品・化粧品・食品・トイレタリー&ケミカル・メディカルの5分野を主体として事業展開を進める株式会社カナエが、既存事業に対する新しい発想を求めて、オープンイノベーションを決意。スタートアップとの共創にかける思いを、代表取締役社長 中澤 孝氏に伺いました。 #アクセラレータープログラム #オープンイノベーション #スタートアップ #カナエ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

世界初! 辛さの単位を作った「辛メーター」。伊藤忠商事のアクセラレータープログラムでアイデアが形に

【スタートアップの流儀/インタビュー】定期的に食べたくなる辛い料理。しかし、辛さの基準は店によって違うため、残念な気持ちを味わった人は少なくないだろう。この体験に終止符を打つべく、辛さの単位を作ったのが辛メーター株式会社だ。映画監督・江口カン氏の「辛さの単位を作りたい」というアイデアに賛同した作家の元木哲三氏、そして周りに集まったプロフェッショナル達の高い熱量を、伊藤忠商事のアクセラレータープログラムが強力に後押し。どんな経緯で辛メーターは作られ、これからどのような展開を目論んでいるのか。元木氏に話を聞いた。 #伊藤忠商事 #辛メーター #アクセラレータープログラム #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【事業創出パートナー募集】社長と二人三脚で「明日の街を楽しく」する事業を生み出しませんか|店舗流通ネット オープンイノベーション

【オープンイノベーションインタビュー】 「飲食店の業務委託型ビジネス」を創ったパイオニア、店舗流通ネット株式会社。初期投資を抑えた出店サービスという唯一無二のビジネスモデルを確立させ、そこで培ったノウハウやネットワークをもとに、「店舗」を軸とした不動産・人材・プロモーション・工事など多角的なビジネス展開を続けている。新たに100の事業創出を目指して、2021年度よりアクセラレータープログラムを導入。すでに2回を開催し、実績が出始めている。そして今回、9月からスタートする3回目の開催に向けて、代表取締役社長の戸所岳大氏に話を伺った。 #募集 #店舗流通ネット #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

日本のライフラインを支える渡辺パイプと、持続可能な地域社会に貢献し、ボトムアップで日本を元気にしませんか

【オープンイノベーションインタビュー】 水・住まい・農業。水道などの管材や電設資材、住宅設備機器、建材を取り扱う商社であり、農業の温室などを提供する農業メーカーでもある渡辺パイプ。日本全国の生活インフラを支えるリーディングカンパニーだ。これまでに培った潤沢なリソースを活用して、日本の国力をボトムアップで高めるべく、アクセラレータープログラムを実施する。スタートアップとの協業によって、小規模事業者の経営課題も解決できるようなサービス創出や、地域貢献を目指すという。プロジェクトを統括する副社長の渡辺圭祐氏に、具体的に活用できるリソースや描く未来について話を伺った。 #募集 #渡辺パイプ #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント