12.8 C
Japan
火曜日, 6月 28, 2022

【東京大学×ジェトロ】包括的な協定を締結|国際的な産学連携によるイノベーションの創出へ

東京大学と日本貿易振興機構は、この度、スタートアップエコシステムの発展およびイノベーションの創出、高度グローバル人材の育成・活躍等を柱にした包括的連携推進協定を締結した。

本協定は、東京大学とジェトロが連携して国際的な産学連携、人材教育、学術研究を推進し、もって日本国全体および国内各地域の発展、人材育成に寄与することを目的としている。
東京大学関連のスタートアップは年々増加しており、2020年12月時点で累計約400社、うち21社がIPOを実現し、上位5社の時価総額が約1.4兆円に上る。さらに、世界レベルのスタートアップエコシステムとして発展を遂げるべく、様々な取り組みを行っている。

ジェトロは、2019年4月に開始された第五期中期目標期間(2019年度~2022年度)において、「対日直接投資やスタートアップの海外展開等を通じたイノベーション創出支援」に注力している。スタートアップの海外展開支援の面では、世界29ヵ所のスタートアップエコシステム先進地域において、現地有力アクセラレータ※1等と提携し、日系スタートアップのグローバル展開を支援する「ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ※2」を設置している。 今回の協定締結を契機として、東京大学とジェトロが有するリソースを組み合わせることで、世界を視野に入れたイノベーションの創出を推進し、我が国の経済発展と人材育成に貢献することを目指す。

本協定の主な内容

  1. 東京大学のスタートアップエコシステムおよびジェトロのネットワークを通じたイノベーションの創出
    • 東京大学のスタートアップエコシステムと、世界55か国76の事務所を持つジェトロの国際ビジネスノウハウ・海外ネットワークとの連携を深め、グローバルにビジネスを展開するスタートアップの起業・成長・成功を支援するエコシステムへと発展させ、世界を視野に入れたイノベーションの創出を推進する。
  2. 東京大学関連スタートアップの海外展開の促進
    • 海外進出を目指す東京大学関連スタートアップに対して、ジェトロおよびジェトロが有する海外の現地ネットワークによる多様な支援に円滑かつタイムリーにアクセスできる体制を構築し、東京大学関連スタートアップのグローバルな事業展開を支援する。
  3. 高度なグローバル人材の育成・定着
    • 2018年より両機関で連携して開催している、東京大学の留学生とジェトロが支援する外資系企業との交流会を、今後も継続的に実施。2021年2月に実施した第3回となる交流会では外資系企業25社と、外国人留学生等グローバルな視点を持つ学生187名が参加した。
      これに加え、ジェトロが有する海外市場や現地のスタートアップ情報を東京大学におけるアントレプレナーシップ教育に活用するとともに、ジェトロの海外ネットワークの関係者の協力を得て国際的なビジネスプランコンテストを企画するなど、海外市場を視野に入れたグローバルなビジネス展開ができる人材の育成を目指す。
  4. 研究面での連携の強化や、研究成果の社会的活用の推進
    • ジェトロの海外情報や海外とのネットワークを活用した共同の調査研究や合同セミナーを行い、政策提言などにつなげる成果の創出に取り組む。

※1:スタートアップのビジネス拡大に焦点を当てた資金投資やノウハウなどのサポートをする組織
※2:「ジェトロ・グローバル・アクセラレーション・ハブ」紹介ページ
https://www.jetro.go.jp/services/jhub.html

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

蚕を使った「シルクフード」を次世代の代替タンパク質へ!フードテックのスタートアップ「エリー」

【スタートアップインタビュー】 Crewwが注目のスタートアップを掘り下げて紹介する『大挑戦時代を生きるスタートアップ特集』。今回は、蚕を使った代替タンパク質「シルクフード」を開発するフードテックのスタートアップ「エリー株式会社」へ伺いました。 サステナブルな次世代食品「シルクフード」は一体どのようなものなのでしょうか。また、昆虫食のなかでも、蚕に着目したのはなぜなのでしょうか。その社会実装の推進やマネタイズの面を含めた現在、さらには環境問題の解決を見据え、エリーが目指す展開とはー。 食品メーカー勤務の経験を生かし、新しい代替タンパク質の開発に向けて起業したエリー株式会社代表の梶栗 隆弘氏が、社会に広めたい想いーその熱い胸の内をお話くださいました。 #スタートアップ #インタビュー #FoodTech #シルクフード #エリー #昆虫食 #代替タンパク質 #大挑戦時代をつくる #Creww
Facebook コメント