12.8 C
Japan
月曜日, 10月 3, 2022

KOBE OPEN ACCELERATOR|生活協同組合コープこうべ

神戸市では、地元関西の優良企業とスタートアップ企業の連携による新規事業創出を促進するため、2016年8月に「神戸市オープンイノベーション促進補助金」を設立し、神戸市を基盤とした地元の企業とスタートアップ企業の連携を目指す取り組みとして、「KOBE OPEN ACCELERATOR」を2017年1月23日より開始しました。地元企業として、株式会社ケイ・オプティコム、生活協同組合コープこうべ、中西金属工業株式会社、都商事ホールディングス、株式会社りそな銀行の5社が今回の取り組みに参加し、パートナーに選定されたスタートアップ企業と約半年間の協議を重ね、ついに協業プロジェクトの概要が決定しました。安全・安心なPB商品の開発はもちろん、環境や福祉など多彩な事業や活動を行い、誰もがいきいきと生活できる社会をめざしている生活協同組合コープこうべの担当者と、この度パートナーに選定された、株式会社シマント、ためま株式会社の声をご紹介します。
※この記事は、2017年6月26日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

コープこうべ

—オープンイノベーションに取組もうと思ったきっかけはなんですか?
神戸市より本プログラムをご紹介いただき、私たちが参加することで、スタートアップ企業との協業により生み出された先進的な技術、アイデア、ノウハウ等を蓄積できると考えたためです。また、プロジェクトに関わる職員のマインドや働き方にもイノベーションをもたらす可能性があると考えたためです。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して、オープンイノベーションに対する考え方、スタートアップに対する理解など、御社内で変わった点はありますか?
今回のプログラムに参加する以前は、スタートアップ企業は、ICTを核に短時間での成長可能性が高く、非常に勢いがある小集団企業、という感じがしていましたが、様々な分野において、それぞれ得意とする分野があるとともに、単純にビジネスを成功させたいというだけではなく、社会を良くしたいという志をもって起業された方々も多いという事実に新鮮さや、驚きを感じました。「スタートアップ企業」と一括りにすることで正確な理解を妨げる可能性が高いと感じています。

—KOBE OPEN ACCELERATORを開催するに至る過程で、良かった点、大変だった点(例えば社内への周知や調整、承認を得るなど)があれば教えてください。
オープンイノベーションプログラムに取り組むのは初めてだったことから、組織内においては、スタートアップ企業に対する理解が浅く、どのようなシナジーの下、共創できるのか等、着想までに時間がかかることもあり、積極的な賛同を得ることが難しいことがありました。

—KOBE OPEN ACCELERATORを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。
特に大変だった点ということはありませんでしたが、一度、オフラインでの打合せを設定することができれば、飛躍的に相互の理解が進むと感じました。

生活協同組合コープこうべ

WINNERに選出された、ためま株式会社

事業内容・サービス紹介
近年、財政の縮小や公共団体の人的不足により、地域・社会コミュニティの衰退が著しく、無縁社会や生活面での孤立が進行しています。ためまは、それらの課題を解決するため、地域活動の見える化を実現させるスマートフォンアプリ「ためまっぷ」の仕組みを開発しました(特許出願中)。「ためまっぷ」は、様々な地域活動の紙チラシの写真画像にマップや日付を連動させます。その結果、簡単な投稿と検索により、地域内の情報流通を活性化させます。私たちは、これらの活動を通じて、誰もが地域の中であたたかくつながることのできる社会の構築を目指しています。

—KOBE OPEN ACCELERATORに応募しようと思った決め手を教えてください。
行政(神戸)がオープンイノベーションの取り組みに熱心であることに魅力を感じたからです。さらに、優良地場団体であるコープこうべ様が阪神大震災を乗り越え、100年続く生協を目指す中で、未来へ向けての取り組みとしてオープンイノベーションの取り組みを検討されているという点にも魅力を感じました。また、コープこうべ様は、地域の組合同士の助け合いから生まれた団体様であるということを伺い、私たちのコーポレートビジョンにもマッチすることから、非常に興味を持ちました。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して実現したかったことは?
私たちの目指す社会は、誰もが地域の中であたたかくつながることのできる社会です。
地域ごとの組合員、職員の方々の意識改革と地域交流の実現のために、地域内の情報インフラ整備を行います。また、コープこうべ様の店舗、配送網、地区活動事業、組合員の方々の協力を賜ることが出来るよう、現地でのサポートにも積極的に参加します。

—大手企業とオープンイノベーションプログラムを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。
ご担当者様が、地域持続のために生活圏域で私たちにはない20年以上のご経験と課題意識をお持ちで、コラボレーションは大変刺激的でやり甲斐がありました。同じ西日本とはいえ、弊社拠点と物理的に距離があるため、なかなか頻繁にお会いすることは難しいですが、そのような点にも深くご配慮をいただき、また、積極的に組織内において円滑に物事が進むよう調整いただいているので、とてもありがたく感じています。

ためま株式会社のcrewwページ

WINNERに選出された、株式会社シマント

事業内容・サービス紹介
シマントは、マルチバリューデータベースマネジメントシステムを基盤とした製品販売・サービスを提供します。
社内で活用できていないビッグデータの高速処理と自動化(RPA)を実現することで、業務効率化によるコストダウンとデータの有効活用による売上UPの実現をサポートします。

—KOBE OPEN ACCELERATORに応募しようと思った決め手を教えてください。
神戸市が、関西を基盤とする大手企業を取りまとめるという取り組み趣旨が面白いと思ったのがきっかけです。また、神戸市に対して、以前から500startupsと組み、スタートアップ企業に対して、先進的な取り組みをしているというイメージがあったため応募しました。

—今回のKOBE OPEN ACCELERATORを通して実現したかったことは?
まだまだビッグデータの有効活用事例は不足していると思っています。その中で、企業内の“顧客データ”という情報資産が現在有効に活用されていない現状を、弊社の技術・サービスを使ってどのように有効化できるか?その成功事例・ユースケースを今回のプログラムを通じて世の中に提示したいと思っています。

—大手企業とオープンイノベーションプログラムを進行する上で、良かった点、大変だった点があれば教えてください。
弊社は何度かオープンイノベーションプログラムに取り組んでいますが、通常、「大手企業が今何に関心を寄せているのか?」、「何を実現したいと思っているのか?」を探り出すのが大変です。しかし、今回のKOBE OPEN ACCELERATORは、その点を早期に開示頂けた点がとても有効なプログラムを創出する上でよかったと思います。

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

Featured

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる

【スタートアップ募集】第一三共ヘルスケアと一緒に、「ヘルスケア」領域に新しい価値を創出しませんか

【オープンイノベーションインタビュー】「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」をコーポレートスローガンに掲げ、鎮痛薬「ロキソニン」をはじめ、かぜ薬「ルル」、キズ薬「マキロン」など、生活に身近な市販薬ブランドを多数展開する第一三共ヘルスケア。他にも、敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」やオーラルケアなど、さまざまな製品を展開している。そんな同社は、もっと幅広くヘルスケアや生活改善に貢献すべく、製薬会社だけでは発想できないアイデアや技術を求めて、アクセラレータープログラムの実施を決定した。具体的に、どんなスタートアップとの協業に期待しているのか。同社・経営企画部の松尾健氏と製品企画室の古市亜美氏に話を伺った。 #第一三共ヘルスケア #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

使い捨て傘ゼロへの挑戦 100年続く雨の日のインフラを築く「アイカサ」

【スタートアップインタビュー】ビニール傘の利用が、日本を「世界一位の傘消費国」にしています。これまで私たち日本人が他に選択肢を持たずにビニール傘を躊躇なく購入していたのは、そのビニール傘が欲しかったからではなく、濡れない体験が欲しかっただけ。株式会社Nature Innovation Group代表の丸川 照司氏は、「傘をシェアする」という発想のなかった日本に、「アイカサ」という傘のシェアリングサービスを提供。デザイン性の高いお洒落な傘を前に「雨の日に少しでもハッピーになってもらえたら嬉しい」と語ってくれました。使い捨て傘ゼロのサスティナブルな社会へ向け挑戦を加速する「アイカサ」のサービスとは?今や30万人が登録するまでとなった事業展開のコツやマネタイズのポイントについてもお話を伺いました。 #NatureInnovationGroup #アイカサ #傘 #シェアリング #サスティナブル #SDGs #スタートアップ #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント