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火曜日, 6月 28, 2022

痛い“突然の出費”へのセーフティネット「前給サービス」で、新たなサービスを創出する

2017年5月の銀行法改正以降、各銀行においてフィンテックビジネスへの取組みが加速している。Creww(クルー)のオープンイノベーションの中にも、フィンテックビジネスに関わるものは多い。今回「Meet the Enterprise」に登壇したきらぼしテック株式会社は、自社グループが取得した特許「前給サービス」を活用することで、フィンテックビジネス進出への足がかりとし、新しい事業領域へ挑戦する。
※この記事は、2018年3月30日、creww magagineにて公開された記事を転載しています。

オープンイノベーションコミュニティ「docks(ドックス)」で行われたミートアップ「Meet the Enterprise vol. 05 – Meet きらぼしテック – 」には、ニッチな領域でビジネスチャンスを探る熱量の高い起業家たちが集まった。1時間のネットワーキングタイムを終え、きらぼしテック株式会社のプレゼンテーションが開始された。

“痛い出費”のセーフティネットに。スマホで給与申請が可能な「前給サービス」

今回登壇したきらぼしテック株式会社は、東京TYフィナンシャルグループの子会社。自社グループが取得した特許「前給サービス」を利用し「労働者に付加価値のあるツールを提供する」をミッションに掲げている。

きらぼしテック株式会社代表取締役社長 西村浩司氏

今回紹介された「前給サービス」は、学生を中心とした非正規雇用者が、給料日前にお金を「前払い」してもらうことができるサービスだ。お祝い金や急な入院で医療費が発生したときなど、突然の出費が発生した際に「スマホ申請」で賃金を受け取ることができる。

2005年に特許を取得してから、日本マクドナルド社や大手人材派遣会社をはじめとする654社、総じて108万人の利用者を抱えるまでに成長を遂げた。きらぼしテック株式会社・専務取締役の刈田隆志氏は、「柔軟な給与体制の実現により離職率の低さに効果が出ている」と話す。

刈田隆志:「前給サービス」のプラットフォームを活用することで、データを利用したマーケティング活動、シフト管理のデジタル化、デジタルクーポンの開発などさまざまな可能性がある。刈田氏は銀行マンにはない、スタートアップの柔軟なアイデアで新たなサービスを創出したい。

今、この瞬間から始まるオープンイノベーション。「前給サービス」はフィンテックにニューウェーブを起こせるか

Meetupの後半には、きらぼしテックのサービスに興味を持つ起業家からのピッチが行われた。「前給サービス」という間口の広さからか、ヘルステック、学割サービス、不動産サービス、メディア運営など多岐にわたるジャンルから、それぞれの特性に合った「前給サービス」のオリジナル案が語られ、大いに盛り上がりをみせた。

ここからディスカッションを通し、リソースや思想がマッチすれば新しいビジネスの誕生へ第一歩を踏み出すこととなる。

以前、「神戸オープンアクセラレータ」でのりそな銀行とスタートアップ各社の取り組みを紹介した。CrewwではこれからもMeetupを発端とした、新しい金融サービスの出現を応援していく。

執筆
PORT編集部 
「PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
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