12.8 C
Japan
月曜日, 3月 27, 2023

金融イノベーションを表彰|「JFIA 2023」大賞は、クレディセゾン!

FINOLABと金融革新同友会FINOVATORSが、「Japan Financial Innovation Award 2023」の大賞と各カテゴリ優秀賞を3月10日にハイブリッド開催された「Future Frontier Fes by FINOLAB」において発表しました!

JFIA2023大賞と各カテゴリ優秀賞

JFIA2023大賞と各カテゴリ優秀賞は、以下のとおりです。

大賞:株式会社クレディセゾン

国内初、決済データに基づきCO2排出量を可視化できるクレジットカード 『SAISON CARD Digital for becoz』発行開始
https://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks000000btxs-att/20220602_Release.pdf
評価ポイント:
日常生活の中でカードを使った購買行動を通じてCO2排出量を可視化し、環境問題に対する利用者の意識向上につなげていこうとする姿勢

スタートアップ優秀賞:シンプルフォーム株式会社

シンプルフォーム、法人調査プロセスを自動化する「SimpleCheck」を正式リリース
https://www.simpleform.co.jp/news/jRm1Hxy4
評価ポイント:
多くの金融機関や事業法人が取引開始にあたって行う企業調査に多くの労力がかかっていたものを自動化することによって、現場の効率化及び審査のレベルアップにつながることが期待される点

コラボレーション優秀賞:株式会社IB / SBI損害保険株式会社 / チューリッヒ保険会社 / ライフネット生命保険株式会社

FinTechスタートアップIBとSBI損保など保険会社3社 保険契約管理プラットフォーム共同プロジェクトを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000039233.html
評価ポイント:
保険を利用する人が契約内容がわからなくなったり、相続の際に家族が契約先すらわからなくなったりといった問題が起こることが多い中で、こうした問題を解決し、保険の請求もれをなくすための契約管理のプラットフォームを構築し、運用するために各社が協業している点

JFIAは、金融分野における情報通信技術を活用した先進的な取組みを促進し、業界内でのベストプラクティス共有を図ることに加え、企業グループや業種の垣根を超えたオープンイノベーションのさらなる拡大を願い、2020年に設立した表彰制度です。

スタートアップ、金融機関、コラボレーションの3カテゴリから成り立っています。日本を代表するフィンテックセンターであるFINOLABが事務局となり、2022年中にプレスリリースされた金融関連のイノベーション案件を約300件抽出しました。その中から金融関連の専門家からなるFINOVATORSの審査により先進性・成長性・金融業界変革の可能性といった観点からカテゴリごとの受賞企業を2月15日に発表、さらなる審査を経て、この度、大賞及びカテゴリ毎の優秀賞を決定しています。

表彰式の様子は、準備出来次第以下に公開する予定です。
https://jfia.tokyo/2023-jp/

JFIA2023受賞企業は、以下の通りです。 ※プレスリリース公表日順
<スタートアップカテゴリ>
・株式会社xenodata lab.
ニュースのテキスト情報等から、市況や産業統計の推移を1年先まで予測開始~日経平均、原油価格、自動車販売台数等、約2万5千項目の自動予測を提供開始~
https://www.xenodata-lab.com/news/20220324

・株式会社ゼロボード
ゼロボードが三井住友信託銀行の受託不動産におけるGHG排出量算定を支援~環境不動産の普及に向け、物件の運用段階におけるGHG排出量を可視化~
https://zeroboard.jp/3616

・シンプルフォーム株式会社
シンプルフォーム、法人調査プロセスを自動化する「SimpleCheck」を正式リリース
https://www.simpleform.co.jp/news/jRm1Hxy4

・株式会社Smartpay
【日本初】Smartpay、BNPL サービス「Smartpay Bank Direct」発表 67の銀行口座から即時引き落とし可能
https://smartpay.co/news/netkeizai-smartpay-bank-direct/

<金融機関カテゴリ>
・株式会社セブン銀行
セブン銀行子会社セブン・ペイメントサービスが新サービス「ATM集金」をリリース~専用カード不要!スマホアプリを利用してセブン銀行ATMでかんたん集金~
https://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2022/pdf/2022042701.pdf

・株式会社クレディセゾン
国内初、決済データに基づきCO2排出量を可視化できるクレジットカード 『SAISON CARD Digital for becoz』発行開始
https://corporate.saisoncard.co.jp/wr_html/news_data/avmqks000000btxs-att/20220602_Release.pdf

・MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社
~潜在的な危険箇所を評価・抽出して交通事故の発生を未然に防止~ 「事故発生リスクAIアセスメント」の販売を開始
https://www.ms-ins.com/news/fy2022/pdf/1128_1.pdf

<コラボレーションカテゴリ>
・株式会社Kiva / 損害保険ジャパン株式会社
ECのための延長保証「proteger」を提供するKivaと損害保険ジャパン 新たな保証スキームの検討開始~より安心・安全・簡単な延長保証を目指して~
https://hi.helloproteger.com/news/sompo-alliance/

・株式会社IB / SBI損害保険株式会社 / チューリッヒ保険会社 / ライフネット生命保険株式会社
FinTechスタートアップIBとSBI損保など保険会社3社 保険契約管理プラットフォーム共同プロジェクトを開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000039233.html

・株式会社インフキュリオン / 株式会社LayerX
インフキュリオン、LayerXが発行する「バクラクビジネスカード」の開発に「Xard(エクサード)」を提供~国際ブランドカード発行を低コストでスピーディーに実現
https://infcurion.com/news/news-20220726_001/

・G-Bank Technologies OÜ / 株式会社GIG-A / 株式会社UI銀行
多言語モバイル金融サービス「GIG-A(ギガー)」東京きらぼしフィナンシャルグループのUI銀行とAPI連携で提携
https://www.uibank.co.jp/cms_source/data/news/2022/000217.html

直近2年分の大賞と各カテゴリ優秀賞の受賞企業は、以下の通りです。
<JFIA2022>
・大賞:株式会社北國銀行
国内初、パブリッククラウドでのフルバンキングシステムが北國銀行で稼働開始
~「BankVision on Azure」により、 地方銀行のビジネスモデル変革を推進 ~
https://www.hokkokubank.co.jp/other/news/2021/pdf/20210506.pdf

・金融機関優秀賞:株式会社三菱UFJ銀行
資産形成総合サポートサービス「Money Canvas」の提供について
https://www.bk.mufg.jp/news/news2021/pdf/news0902_2.pdf

・コラボレーション優秀賞:住信SBIネット銀行株式会社 / 株式会社ヤマダホールディングス
「暮らしまるごと」をサポートする「ヤマダNEOBANK」誕生!
https://www.netbk.co.jp/contents/company/press/2021/corp_news_20210621.html

<JFIA2021>
・大賞:Alpaca Japan株式会社 / 株式会社FOLIO
金融機関向けAI技術を個人向けロボアドバイザーに実装「FOLIO ROBO PRO」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000022761.html

・スタートアップ優秀賞:株式会社Finatext
事業者向け保険クラウドサービス「Inspire(インスパイア)」
https://finatext.com/news/20200909/

・コラボレーション優秀賞:ELEMENTSグループ / 株式会社Liquid / 東京海上日動火災保険株式会社
eKYCサービス向けサイバーリスク保険
https://liquidinc.asia/20200318/

・特別賞:株式会社justInCase / 大同生命保険株式会社
医療従事者および中小企業の支援「コロナ助け合い保険」
https://justincase.jp/news/20201119

関連ニュースリリース

金融イノベーションを表彰する「JFIA 2022」大賞は、株式会社北國銀行の「クラウド勘定系システム稼働」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000049702.html

金融イノベーションを表彰する「JFIA 2021」大賞は、Alpaca Japan株式会社と株式会社FOLIOの「FOLIO ROBO PRO」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000049702.html

FINOLABとFINOVATORS、「JFIA 2020」大賞と優秀賞を発表
~ 大賞はふくおかフィナンシャルグループが受賞 ~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000049702.html

FINOLAB について

社名株式会社 FINOLAB
設立2019年7月11日
所在地東京都千代田区大手町 1-6-1
代表者代表取締役 伊藤 千恵
事業概要新規事業/イノベーションのテーマパーク(オンライン&リアルの場)を創り、ビジネスに関する学び、発見、ワクワク感、共感できる人との出会い、SANDBOX(実験場)等を提供することにより、事業創出の課題を解決する。また、社会課題を解決する事業を次々に創出できる、次世代のビジネスエコシステム構築を目指す。
URLhttps://finolab.co.jp/jp/index.html

FINOLABコミュニティの概要

FINOLAB(The Fintech Center of Tokyo, FINOLAB)は、世界有数の国際金融センターである東京・大手町エリアを拠点とするFinTechのエコシステムの形成および新規ビジネス創出を目的とした会員制のコミュニティ&スペース。
2016年2月に日本初のFinTech拠点として三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスの協業により開設。2023年3月現在、国内外の金融関連スタートアップ57社、業界団体 4団体、事業法人22社が参画。
Webサイト(URL):https://finolab.tokyo/jp/
YouTube(URL):https://www.youtube.com/finolabchannel

一般社団法人 金融革新同友会 FINOVATORS(フィノベーターズ)概要

スタートアップ支援のプロフェッショナル(弁護士、投資家、コンサルタント、アナリスト、技術者、起業家、金融従事者、公共等)がボランティアとして参加している非営利団体。
一企業や特定分野の利害を超えたグローバルな視野と未来思考によって、日本経済社会における健全なイノベーションエコシステムの形成を牽引しています。
http://finovators.org/

Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【SceneryScent × アネスト岩田】“香り噴霧器”で新たな価値と市場を生み出す

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】日本の塗装機器や空気圧縮機の業界を95年以上リードし続けているアネスト岩田。“開発型企業”として国内外で1,200件を超える特許出願数を持ち、世界20カ国以上の拠点、35社のグループ会社を持つ企業だ。 同社は2020年に導入したアクセラレータープログラムで、香り空間演出・プロデュース事業を展開するスタートアップSceneryScent社(シーナリーセント)を採択し、わずか1年半で、人感センサー内蔵香り演出機器「Ambiscent(アンビセント)」のデモ機を開発。社外でのトライアルがスタートした。 具体的にどのような取り組みを重ねているのか。アネスト岩田の和泉孝明氏と、SceneryScent代表の郡香苗氏にお話を伺った。 #アネスト岩田 #SceneryScent #シーナリーセント #Ambiscent #アンビセント #スタートアップ #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【熊平製作所 × MAMORIO】創業125年のトータルセキュリティ企業が、スタートアップ共創で未来の「安心・安全」を創る

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】広島銀行とCrewwは、広島県下のイノベーションエコシステムの構築に向け、広島県内に新たな事業の創出を図ることを目的に「HIROSHIMA OPEN ACCELERATOR 2021(広島オープンアクセラレーター2021)」を共催しました。本記事では、プログラム参加企業である熊平製作所と、「なくすを、なくす」をミッションに、紛失防止デバイス「MAMORIO」を始めとした 様々な製品・サービスを提供するIoTスタートアップ「MAMORIO」との共創プロジェクトにフォーカス。株式会社熊平製作所 新規事業開発部 取締役部長 茶之原 氏に、プロジェクトの共創に至った背景や、スタートアップとの共創から実際に得た体感や変化について、お話を伺いました。 #広島銀行 #広島県 #イノベーション #広島オープンアクセラレーター2021 #熊平製作所 #MAMORIO #IoT #スタートアップ #共創 #新規事業 #協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント