12.8 C
Japan
日曜日, 7月 3, 2022

【イマクリエイト×東京大学】医学部生向けバーチャルトレーニングを共同開発|現実のように身体を動かしながら実習!

図1.皮下注射の様子:お手本に重なりながら手技を学習する様子

現実のように様々なことをXR上でできるようにする「Doable XR」の研究・開発を行うイマクリエイトは、「現実のように実際に自らの身体を使いながら行う実習」をコンセプトに、医学部生向けのバーチャルトレーニングを東京大学と共同で開発しました。

トレーニングの概要

皮下注射、静脈採血、末梢静脈カテーテル挿入の3つの穿刺手技(図1~3)を、実際の患者に行っているかのように学習することができるバーチャルトレーニングである。消毒、患者への声掛け、穿刺、片付けなど、実際に自らの身体を使いながら一連の所作を学習することが可能だ。

開発の背景

穿刺(針を刺すこと)をはじめとした患者への侵襲性が高い手技の習得には、実際の患者に行う前に十分な準備が必要な一方で、トレーニング用の模擬腕を使用するにも消耗品を定期的に補充する必要性や、同時に多数の学生の練習が困難といった課題が存在していた。そこで、バーチャル上に穿刺を学習できる環境をつくることで、設備・備品の有無を問わず、いつでも何度でも医学部生がトレーニングをできる環境が用意された。

バーチャルトレーニングの特徴

正しいプロセスをひとりで、自分のペースで、繰り返し学べることはもとより、正しい位置での消毒や穿刺、正しい注射針の角度など適切な手順を踏まなければ先に進むことができないトレーニングになっている。
まずはお手本となる医師の動きに重なるように手技を行い、正しいプロセスと正しい動きを学ぶ(図1)。最終的にはお手本を非表示にしてトレーニングを行うことで、穿刺手技の習得を確認することができる(図2)。また、手技だけではなく、患者にどのタイミングでどのような声掛けをするべきか、患者とのコミュニケーションも学ぶことが可能となっている(図3)。

図2.静脈採血の様子: お手本を非表示にして手技を習得できたかを確認
図3.末梢静脈カテーテル挿入の様子: 患者に声掛けしながらトレーニングを進行

開発者情報

社名イマクリエイト株式会社
設立2019年1月11日
所在地〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目22-7 KAY&KAY West 101号室
代表者山本 彰洋 川崎 仁史
事業概要イマクリエイトは「XRでやってみる」が当たり前のようにできる世の中の実現を目指し、「Do with XR」を掲げ、現実における様々な動きのXR化を進めている。
・VR/AR/MRシステムの企画・開発・運用
・VR/AR/MRのコンサルティング
・セミナー、イベント運営
URLhttps://ima-create.com/
大学名国立大学法人東京大学
医学部附属病院 クリニカルシミュレーションセンター/
大学院医学系研究科 医学教育国際研究センター 医学教育学部門
所在地〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1
代表者泉谷 昌志
URLhttps://www.h.u-tokyo.ac.jp/soken/simulator/index.html
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

【募集】浜松市で実証実験&事業化を目指しませんか。全国からスタートアップを募集

【オープンイノベーションインタビュー】国土縮図型都市である静岡県浜松市では、本日より「令和4年度実証実験サポート事業」のプロジェクト募集を開始!全国のスタートアップに対して1年間、市内実証実験フィールドの提供や広報活動、最大200万円の助成、法制度に関するアドバイスを実施。さらに「トライアル発注制度」を新設して実験後の出口支援も強化するという。具体的にどのようなスタートアップを募集するのか。浜松市産業部スタートアップ推進課主幹の新村仁氏に話を伺った。 #募集 #浜松市 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【公募】循環炭素社会を目指し、スタートアップや起業家予備軍を含む研究者らを助成!

【オープンイノベーションインタビュー】循環炭素社会の構築を目的として誕生した一般社団法人カーボンリサイクルファンドは、民間からの寄付金を原資にシード/アーリーステージのスタートアップにとって必要な見返りを求めない“GAPファンド”として、循環炭素社会の実現に向けてイノベーションを起こそうとする大学・企業等の研究者(研究チーム)に助成金を交付している。そんな同団体が開催する助成活動について、イノベーション部/部長代理 鹿島淳氏に話を伺った。 #募集 #カーボンリサイクルファンド #アクセラレータープログラム #インタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【Creww ×メリービズ】管理部門の働き方を先進的にする、スマートバックオフィス

さまざまなスタートアップから次々と誕生している、バックオフィス業務のSaaSサービス。Crewwは、それらのサービスを複数導入することで、管理部門における新しい働き方とキャリアを創出し、社会に広めていくための「スマートバックオフィス化」を進めています。そこで、Crewwが導入している「バーチャル経理アシスタント」を提供する、メリービズの長谷龍一氏と、Creww取締役の高橋彗に、バックオフィスをデジタル化することの価値について話を伺いました。

スタートアップと地域企業が共創で挑む食品ロス課題解決〜hakkenの乾燥野菜によるイノベーション

【スタートアップインタビュー】 世界には、今この時も食べ物を求め飢えに直面している人々がいます。一方で、日本の食糧廃棄量は深刻です。食品を焼却処理する際に排出されるCO2は地球温暖化の原因ともなっています。大量の食糧が廃棄される現実は、誰もが知っている矛盾であり、誰も解決できなかった難題でもあります。株式会社hakkenは、驚きの発想で廃棄させずに野菜をリメイクし、扱いやすい乾燥野菜を使ったサービスを展開、フードロス解消にアプローチしているスタートアップです。可能性に満ちた乾燥ロス野菜が創るイノベーションは注目を集め、NAGANO-OIC 2021では、2社から採択されました。果たしてその協業内容とはどんなものなのか。地域に根ざした小規模生産を活かすhakkenのビジョンとはー。穏やかに淡々と語る言葉に秘められた熱い胸の内について、代表の竹井氏にお話を伺いました。 #hakken #SDGs #食品ロス #食糧廃棄 #乾燥野菜 #イノベーション #NAGANO_OIC_2021 #スタートアップ #地域創生 #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント