12.8 C
Japan
月曜日, 1月 24, 2022

ビットキー、実証実験に技術協力|自動搬送ロボットによる館内配送サービスをサポート

ビットキーは、QBIT Roboticsが行った「異種複数台の自動搬送ロボットとロボットアームを用いた館内配送集荷サービス」の実証実験にて、スマートロックおよびコネクトプラットフォームworkhubを通じて、自動搬送ロボット通行時のセキュリティ付自動ドア認証に技術協力した。なお、ビットキーの技術がロボットと連携するのは今回が初の試みである。

本実証実験の背景

都心部のオフィスビルや地方のショッピングセンターなどの大規模施設では、従来からの物流現場の課題である慢性的な人手不足の解消に加え、コロナ禍において、非対面・非接触での荷物の配送が感染リスクを低減することから、今後ますます館内配送・集荷を自動化できるロボットのニーズが高まると予想されている。

しかし、オフィスビルには一般的に、入退館のたびに認証が必要なセキュリティ付自動ドアやゲートが設置されており、ロボットがスムーズに移動するための経路設計や認証方法が課題だ。今回、セキュリティ付自動ドア前でのロボット認証を可能にすることで、これらの課題を解決するため、本実験が実施された。

本実験の詳細

本実験では、ビルの荷捌き場から各テナントの入居階までエレベーターを使用してロボットが移動し、集荷・配送を行った。ロボットとビットキーのスマートロックやworkhubが連携し、ビル内に存在する複数のセキュリティ付自動ドアを解錠している。

期間:2021年6月2日~7月2日
場所:城山トラストタワー(東京都港区虎ノ門4-3-1)

実験の流れ:
1.ロボットがセキュリティ付自動ドア前にてworkhubへ解錠リクエストを送信
2. workhubがセキュリティ付自動ドアと連携したbitlock GATEへ、ネットワーク中継機のbitlink経由で解錠リクエストを送信
3, bitlock GATEがリクエストと解錠権限を照合し、ドアを解錠。ドアが開き、ロボットが通過

実験を行った場所

荷捌き場から館内へ移動 館内のセキュリティ付自動ドア前 エレベーターホールの セキュリティ付自動ドア前

本実験に関するコメント 

株式会社QBIT Robotics 常務執行役員CTO  広屋 修一氏

QBIT Roboticsでは、人と協働する様々なロボットを活用した各種サービスの企画・開発を行っています。今回取り組んだ大規模なビル内での荷物の自動配送・集荷サービスでは、自動搬送ロボットにセキュリティ付自動ドアをいかに通過させるかという課題がありました。本実験では、ビットキーが提供するスマートロック技術をロボットからでも容易に利用できるインターフェースを提供いただくことで、この課題を解決することができました。

今後の展開

今後は、本実験で得られた課題を解消し、2021年中にセキュリティ付自動ドアも通過可能な館内配送集荷サービスとして、両社協力の上、ビルへの提供を進める予定である。ビットキーは今後も、workhubやスマートロックを活用し、新しい価値の創出を進めていく。

workhubについて

つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームである。オフィスビルの入退館管理においては、既存のビルセキュリティとの連携によって、ICカード、QRコード、顔認証など組み合わせた柔軟な認証方法に対応でき、テナント従業員、ビル清掃スタッフ、ビルへの来訪者など多様な利用者に対して、利用時間・回数などの権限も柔軟にコントロールすることが可能だ。また、ビットキーの製品だけでなく、他社が提供する製品やサービスとの連携により、オフィスワーカーは1つのスマートフォンアプリからあらゆるサービスを利用できる体験を生み出すことも可能である。

bitlock GATEについて

ビットキーが開発する電子制御ドア向けのスマートロックである。スマートフォンアプリから扉の鍵を簡単に開閉可能だ。居住者が不在の場合でも、「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを発行することで、配達員や、家事代行スタッフなどがスマホでオートロックのエントランスの鍵を開けることができる。

「bitlink(ビットリンク)」について

スマートロックとインターネットの接続を行う中継機である。インターネットを経由した遠隔での鍵の開け閉めや、入退室ログの収集を行う際に利用するもので、LTEモデルとWi-Fiモデルがある。LTEモデルはSIMカードを搭載することでLTE通信が可能となり、ドア付近にWi-Fi環境がない場合や、ネットワーク接続が不安定な場所でも利用することがせきる。

「異種複数台の自動搬送ロボットとロボットアームを用いた館内配送集荷サービス」の実証実験について

株式会社QBIT Roboticsが複数メーカーの自動搬送ロボット群とロボットアームをクラウドで統合した大規模オフィスビル向け館内配送集荷サービスを開発し、ビルや配送事業者、ビルテナントなどの協力を得て実施したものである。本研究開発および実証実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」の補助を受けて行われている。
https://www.qbit-robotics.jp/post/20210601_001

株式会社ビットキーについて

デジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」をもとに、世界中のあらゆるものを柔軟につなぐことを⽬指すスタートアップである。Home、Work、Experienceの3つ事業領域において、「homehub」「workhub」「experiencehub」の3つのコネクトプラットフォームを提供している。

社名株式会社ビットキー
設立2018年8月1日
資本金東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン14F
代表者代表取締役CEO 江尻祐樹
代表取締役COO 福澤匡規
代表取締役CCO 寳槻昌則
事業概要デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発
Home/Workspace/Experience領域のコネクトプラットフォームの開発・販売・運用上記プラットフォームと連携するプロダクトおよび、サービスの開発・販売・運用
URLhttps://bitkey.co.jp/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

東芝が取り組む、“本気”のオープンイノベーションとは

【オープンイノベーションインタビュー】1875年に創業し、エネルギーや社会インフラ、ICTなど、人と地球の明日を支える「社会の基盤となる事業」に取り組む東芝。そんな東芝が “本気” のオープンイノベーションで新規事業創出に取り組んでいる。すでに法人化したプロジェクトもあるというが、具体的に何をしているのか。グループ全社で新規事業創出の旗振り役をしているCPSxデザイン部 CPS戦略室の相澤宏行氏と岩本晴彦氏に話を伺った。 #募集 #東芝 #アクセラレータープログラム #アクセラレーターインタビュー #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【募集】古野電気の社内ベンチャーと一緒に、「建設DX」を実現するパートナーを求む!

【オープンイノベーションインタビュー】センシング、情報処理、情報通信の3つをコアテクノロジーに、魚群探知機等の船舶電子機器や、社会・産業に貢献するさまざまなソリューションをグローバルで提供している古野電気。その技術力を活用して、全く新たな領域に挑戦しているのが建設業界のデジタル化だ。社内ベンチャープロジェクトを立ち上げて、建設業界のデジタル化・遠隔施工の実現のため、現場環境に適した通信やセンサー機器を積極的に展開している。ただ、多様な建設業界の課題を解決する“建設DX”を1社で実現するのは困難なため、「FURUNO 建設DXアクセラレーター」を実施。具体的にどのような共創を目指しているのか、社内ベンチャー 建設DX事業責任者の石野祥太郎氏に話を伺った。 #募集 #古野電気 #インタビュー #アクセラレータープログラム #アクセラレーター #オープンイノベーション #スタートアップ #CrewwGrowth #大挑戦時代をつくる #Creww

【入山章栄×佐々木紀彦】30歳は動くとき。「大企業1社」キャリアからの脱却

【インタビュー】「入社すれば一生安泰」という“神話”を信じ、手にした大企業の切符。しかし、年功序列と終身雇用は既に崩壊している──。 転職や複業前提で働く「Z世代」とは違い、大企業神話を信じて1社で働き続けている30代、40代のビジネスパーソンは、このまま変わらない日々を送り続けても大丈夫なのか。 早稲田大学ビジネススクール教授で経営学者の入山章栄氏と、42歳で起業し新著『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』を出版した佐々木紀彦氏に、1社経験しかない30代40代がこれからすべきこと、ミドル世代のキャリア論を聞いた。 #複業 #転職 #Z世代 #Creww #大挑戦時代をつくる

【提言】転職だけがすべてじゃない。会社を辞めずに外に出よう

【インタビュー】転職、複業、兼業、起業──。 日本型雇用が崩壊し、自分らしく働く選択肢は増えたとはいえ、これらはまだ一部の人しか経験したことがないのが日本の現状だ。 国際社会と比較しても、日本は圧倒的に人材流動性が低い。超少子高齢化社会で労働力人口も減り続ける日本で、このまま人材の流動性が低いままでいるとどうなってしまうのか。 キャリアデザインの専門家である法政大学教授の田中研之輔氏と、新規事業や社会課題解決に挑戦したい個人・スタートアップ・事業会社をプラットフォームでサポートするCreww株式会社 代表取締役CEOの伊地知天氏に話を聞いた。 #複業 #ゼロイチ #インキュベーション#Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント