12.8 C
Japan
日曜日, 12月 4, 2022

ビットキー、実証実験に技術協力|自動搬送ロボットによる館内配送サービスをサポート

ビットキーは、QBIT Roboticsが行った「異種複数台の自動搬送ロボットとロボットアームを用いた館内配送集荷サービス」の実証実験にて、スマートロックおよびコネクトプラットフォームworkhubを通じて、自動搬送ロボット通行時のセキュリティ付自動ドア認証に技術協力した。なお、ビットキーの技術がロボットと連携するのは今回が初の試みである。

本実証実験の背景

都心部のオフィスビルや地方のショッピングセンターなどの大規模施設では、従来からの物流現場の課題である慢性的な人手不足の解消に加え、コロナ禍において、非対面・非接触での荷物の配送が感染リスクを低減することから、今後ますます館内配送・集荷を自動化できるロボットのニーズが高まると予想されている。

しかし、オフィスビルには一般的に、入退館のたびに認証が必要なセキュリティ付自動ドアやゲートが設置されており、ロボットがスムーズに移動するための経路設計や認証方法が課題だ。今回、セキュリティ付自動ドア前でのロボット認証を可能にすることで、これらの課題を解決するため、本実験が実施された。

本実験の詳細

本実験では、ビルの荷捌き場から各テナントの入居階までエレベーターを使用してロボットが移動し、集荷・配送を行った。ロボットとビットキーのスマートロックやworkhubが連携し、ビル内に存在する複数のセキュリティ付自動ドアを解錠している。

期間:2021年6月2日~7月2日
場所:城山トラストタワー(東京都港区虎ノ門4-3-1)

実験の流れ:
1.ロボットがセキュリティ付自動ドア前にてworkhubへ解錠リクエストを送信
2. workhubがセキュリティ付自動ドアと連携したbitlock GATEへ、ネットワーク中継機のbitlink経由で解錠リクエストを送信
3, bitlock GATEがリクエストと解錠権限を照合し、ドアを解錠。ドアが開き、ロボットが通過

実験を行った場所

荷捌き場から館内へ移動 館内のセキュリティ付自動ドア前 エレベーターホールの セキュリティ付自動ドア前

本実験に関するコメント 

株式会社QBIT Robotics 常務執行役員CTO  広屋 修一氏

QBIT Roboticsでは、人と協働する様々なロボットを活用した各種サービスの企画・開発を行っています。今回取り組んだ大規模なビル内での荷物の自動配送・集荷サービスでは、自動搬送ロボットにセキュリティ付自動ドアをいかに通過させるかという課題がありました。本実験では、ビットキーが提供するスマートロック技術をロボットからでも容易に利用できるインターフェースを提供いただくことで、この課題を解決することができました。

今後の展開

今後は、本実験で得られた課題を解消し、2021年中にセキュリティ付自動ドアも通過可能な館内配送集荷サービスとして、両社協力の上、ビルへの提供を進める予定である。ビットキーは今後も、workhubやスマートロックを活用し、新しい価値の創出を進めていく。

workhubについて

つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームである。オフィスビルの入退館管理においては、既存のビルセキュリティとの連携によって、ICカード、QRコード、顔認証など組み合わせた柔軟な認証方法に対応でき、テナント従業員、ビル清掃スタッフ、ビルへの来訪者など多様な利用者に対して、利用時間・回数などの権限も柔軟にコントロールすることが可能だ。また、ビットキーの製品だけでなく、他社が提供する製品やサービスとの連携により、オフィスワーカーは1つのスマートフォンアプリからあらゆるサービスを利用できる体験を生み出すことも可能である。

bitlock GATEについて

ビットキーが開発する電子制御ドア向けのスマートロックである。スマートフォンアプリから扉の鍵を簡単に開閉可能だ。居住者が不在の場合でも、「人・時間・回数」などの制限付きデジタルキーを発行することで、配達員や、家事代行スタッフなどがスマホでオートロックのエントランスの鍵を開けることができる。

「bitlink(ビットリンク)」について

スマートロックとインターネットの接続を行う中継機である。インターネットを経由した遠隔での鍵の開け閉めや、入退室ログの収集を行う際に利用するもので、LTEモデルとWi-Fiモデルがある。LTEモデルはSIMカードを搭載することでLTE通信が可能となり、ドア付近にWi-Fi環境がない場合や、ネットワーク接続が不安定な場所でも利用することがせきる。

「異種複数台の自動搬送ロボットとロボットアームを用いた館内配送集荷サービス」の実証実験について

株式会社QBIT Roboticsが複数メーカーの自動搬送ロボット群とロボットアームをクラウドで統合した大規模オフィスビル向け館内配送集荷サービスを開発し、ビルや配送事業者、ビルテナントなどの協力を得て実施したものである。本研究開発および実証実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」の補助を受けて行われている。
https://www.qbit-robotics.jp/post/20210601_001

株式会社ビットキーについて

デジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」をもとに、世界中のあらゆるものを柔軟につなぐことを⽬指すスタートアップである。Home、Work、Experienceの3つ事業領域において、「homehub」「workhub」「experiencehub」の3つのコネクトプラットフォームを提供している。

社名株式会社ビットキー
設立2018年8月1日
資本金東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン14F
代表者代表取締役CEO 江尻祐樹
代表取締役COO 福澤匡規
代表取締役CCO 寳槻昌則
事業概要デジタルコネクトプラットフォームの企画・設計・開発
Home/Workspace/Experience領域のコネクトプラットフォームの開発・販売・運用上記プラットフォームと連携するプロダクトおよび、サービスの開発・販売・運用
URLhttps://bitkey.co.jp/
Facebook コメント
PORT編集部https://port.creww.me/
PORT by Crewwは、Creww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。
- Advertisment -
- Advertisment -

Featured

関東近郊2万坪の土地 × スタートアップで、今までにない斬新な “場” を作りたい|Gulliverが挑む!

【オープンイノベーションインタビュー】中古車売買でお馴染みの「Gulliver」を運営する株式会社IDOMが、2022年10月24日から「Gulliver アクセラレータープログラム2022」を実施。新しい購買体験の提供と、生活を彩るクルマの価値を創造する新しいコンセプト店舗の開発をテーマに、関東近郊に2万坪の土地を用意し、スタートアップの皆さんと一緒に新しい場づくりに取り組みたいという。具体的に、どのような構想を描いているのか。株式会社IDOMの経営戦略室チームリーダー、三樹教生氏に話を伺った。 #Gulliver #IDOM #スタートアップ #アクセラレータープログラム #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

スタートアップ募集!【豊富な開発技術力 × デミング賞大賞の社内風土】モノづくりメーカーのOTICSに、今求めるパートナーを聞く

【オープンイノベーションインタビュー】高出力・低燃費・低エミッション化などの要求に対し、積極的な技術提案と高精度な品質で応えるOTICS(オティックス)の自動車部品は、多くの車種で採用されています。一方で、120以上の国と地域が目標に掲げる「2050年カーボンニュートラル」に向け「脱炭素化」の企業経営に取り組むOTICSは、初めてのアクセラレータープログラムを開催。豊富な開発経験と生産技術力を活かせる協業案、自然環境保全や社会・地域に貢献できるアイデア等をスタートアップから広く募集します。デミング賞大賞も受賞したOTICSの社風、アクセラレータープログラムの開催に至った背景や、募集ページだけでは伝わらない魅力、プログラムに関わる方々の想いを、株式会社オティックス 経営管理本部TQM経営戦略室 係長 奥村守氏に話を伺いました。 #OTICS #自動車 #カーボンニュートラル #アクセラレータープログラム #協業 #スタートアップ #デミング賞 #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

OPA × somete の挑戦|「まちクロッ」でファッションロス問題の解決を目指す!

【Creww Growth活用協業事例インタビュー】金沢フォーラス、キャナルシティオーパ、横浜ビブレなど、OPA・VIVRE・FORUSの3ブランドを主軸に、都市型商業施設の開発運営を行う株式会社OPA。そんな同社は2021年、「OPAアクセラレータプログラム2021」を実施し、地域と連携したファッションロス削減に取り組むsometeとの協業をスタートさせた。OPAとsometeは具体的にどのような実証実験を重ねているのか。株式会社OPA 事業創造部 新業態開発チームの安達有美氏と、someteを運営する株式会社Play Blue代表の青野祐治氏に話を伺った。 #OPA #somete #オープンイノベーション #活用協業事例インタビュー #CrewwGrowth #Creww #大挑戦時代をつくる

【空間ID × スタートアップの着想】デジタルツイン社会実装への挑戦

【オープンイノベーションインタビュー】現実世界をデジタル空間に複製する絶対的な技術を持つダイナミックマップ基盤株式会社は、「cm」級の高精度3次元データを有し、モビリティの自動走行において要となる同社のプロダクトは、既にグローバルに展開されています。今般、デジタル庁の肝煎り案件となるアクセラレータープログラムを開催。リアル/サイバー両空間を組み合わせたユースケースの創出に向け、「空間ID」を活用した共創案を募集します。ダイナミックマップ基盤株式会社 第二事業部 事業開発2課 課長 兼 空間IDプロジェクトPMOの望月洋二氏に話を伺った。 #ダイナミックマップ基盤 #デジタルツイン #空間ID #デジタル庁 #ミラーワールド #アクセラレータープログラム #共創 #Creww #大挑戦時代をつくる
Facebook コメント