Background of Service Provision
社会のデジタル化が急速に進展する一方で、経理業務においては取引先との請求書のやりとりはすべて紙もしくは、紙と電子が混在しているケースが88.5%(※1)とデジタル化が進んでいません。そのため、経理の電子化による生産性の向上等を目的として2022年1月1日より、改正電子帳簿保存法が施行され、請求書、領収書、契約書など国税関係書類の電子化のための法令要件が大幅に緩和The following is a summary of the results of the project.
・電子保存する際に従来求められていた税務署への事前承認制度が廃止に
・紙で請求書等を受領した際のスキャナ保存にあたり、適正事務処理要件の緩和、原本への
自署の不要化など電子化後すぐに原本の廃棄が可能に など(※2)
一方で、このたびの改正により電子取引データの厳格な保存が求められるようになります。メール等で送受信するPDFの請求書等は、2022年1月1日から印刷して保管できなくなり、法的な要件を満たしたシステム等での保管が求められます。電子保存をする積極的な意図がなくとも法対応が必要になるケースが想定されています。
このように、攻め、守り両面での法対応が求められる2022年1月施行の改正電子帳簿保存法について、企業の経理・財務担当者にアンケート(2021年10月実施、有効回答数:270名)を実施したところ、「何から着手すればわからない」「施行までの残り時間が少ない」など、各社で対応に苦慮している声が聞かれました。すでに法施行まで3ヶ月をきっているにも関わらず、対応を終えている企業は1.5%に留まっています。

また請求書等をPDFで送受信した場合に紙保管ができないことを把握していない先も約3割にのぼり、法内容の周知、理解が十分に広がっていませんThe following is a list of the most common problems with the

こうした状況を踏まえ、低労力かつ短期間での改正電子帳簿保存法対応を実現し、各社の経理DXを後押しすべく、同サービスが提供されることとなりました。
※1 LayerX 調べ(2021年10月、有効回答数:270 )
※2 詳細は、国税庁電子帳簿保存法関係ページをご確認ください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/index.htm
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/12.htm
サービスの概要
."LayerX 電子帳簿保存」は2022年1月1日施行の電子帳簿保存法のシステム要件に対応したサービスです。本サービスを利用することで請求書や見積書など、あらゆる国税関係書類を電子上で保管することが可能will be.
本サービスにおいては以下の対応を実施します。認定タイムスタンプを付与するため、事務処理規程の整備も必要ありません(※3)。また、基本利用料は無料で利用できるため(※4)、現在検討中の企業においても、電子帳簿保存法の対応開始を気軽に行うことが可能です。
①認定タイムスタンプの付与
②訂正履歴・削除不可
③検索機能(取引年月日・取引金額・取引先)
また、検索要件となる項目をAI-OCRで自動入力する機能も提供予定です。
※詳細はサービスサイトへ:https://www.layerx.jp/denshichobo
※3 業務フローによっては規定整備が必要な場合もあります。
※4 利用機能等に応じた有料オプションもあります。
【【About LayerX, Inc.]
."Digitize all economic activities.With a mission to "improve productivity," to eliminate friction in business, production, and other economic activities, and to achieve the productivity gains that are a challenge for this country,Promote DX (Digital Transformation) in various industriesしています。2021年1月には、請求書の受け取りから経理の会計処理・支払処理を一気通貫で自動化する「LayerX インボイス」をリリースし、経理DXを支援しています。
[Established] August 2018
[Representative: Yoshinori Fukushima, Representative Director and CEO
[Capital] 3.1 billion yen (including capital reserve)
[事業内容]「LayerX インボイス」「LayerX ワークフロー」の提供(SaaS事業)、アセットマネジメントを扱う合弁会社の運営(Fintech事業)、プライバシーテックのR&Dと事業化(LayerX Labs)
[Corporate website]https://layerx.co.jp/
