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オープンイノベーションで、日本およびアフリカの技術や協業アイデアを募集
JICAにより、科学・技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)とアフリ力の社会課題・ニーズをマッチングさせ、これまでのやり方にとらわれない発想で社会課題の解決に取り組む「Africa Open Innovation Challenge」が実施されている。
特に、科学・技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)を活用し、より包括的で持続的な開発を進めるための調査を実施している。
Africa Open Innovation Challengeは、その一環として、オープンイノベーションによる日本およびアフリカの民間企業、政府、各種団体、学術機関等の持つ技術やアイデアを募集する取り組みである。
DIVE INTO CODEが採択された「社会のデジタル化を推進するためのIT人材育成を可能にするイノベーション」は、ベナンで社会課題とされている「ICT人材育成教育の十分な普及」、「育成したICT人材へ就業機会の提供」の解決に貢献出来る事業を募集したものである。
今回の採択によって、ベナン人へDIVE INTO CODEの受講システムである「DIVER」を活用したプログラミング学習の機会を提供するとともに、教育メンター・ITエンジニアとして自社採用、現地IT企業への就職、起業家としての独立など、コースの修了生全員に就業機会を提供することが目標とされている。また、現地と連携して、卒業制作として現地の社会課題を解決するITソリューションの発表会を行い、国内外の官民連携(Public Private Partnership)を強化して課題解決に貢献することを目指している。
Outlook for the Future
これまでもDIVE INTO CODEでは、「すべての人が、テクノロジーを武器にして活躍できる社会をつくる」事業目的のもと、アフリカ諸国での事業展開を進めていた。
2020年10月には、JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業~案件化調査(中小企業支援型)~」に採択され、セネガル共和国にある仮想大学(バーチャル大学)への講座提供が決定している。
一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)が提供する寄附講座事業の採択を受け、2021年1月よりシエラレオネ共和国にある大学UNIMTECH、2021年3月よりベトナム社会主義共和国にあるホーチミン市工科大学の学生に「機械学習エンジニアコース」の講座も提供した。
DIVE INTO CODEは、持続可能なビジネスの展開と、「質の高い教育をみんなに」というSDGsの目標達成に貢献している。
Africa Open Innovation Challengeについて
JICAでは、アフリカ地域の開発課題を解決すべく、技術協力プロジェクトや技術専門家等と連携し、 科学・技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation: STI)の適用可能性にかかる調査を実施している。
公式URL:https://openinnovation-2020.com/
DIVE INTO CODEについて
「IT教育の力でチャンスをつかめる場と量のNo.1になる」をミッションに掲げ、Web/機械学習エンジニアとして就職することを目指す人を対象としたITエンジニア育成スクールを運営している。2015年10月よりスクール事業を開始し、現在までに、累計で約4,000名がセミナーやスクールを受講している。Webエンジニアコースと機械学習エンジニアコースが提供されている。
※)新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急体制によるオンライン運営」の詳細については、HPの最新情報を確認。なお、オンライン運営の継続解除は1ヶ月前までに発表される。
name of company | 株式会社DIVE INTO CODE |
Establishment | 2015年4月10日 |
Location | 東京都渋谷区円山町28番4号大場ビルA館 |
representative | 野呂 浩良 |
Business Overview | 人材育成・教育サービス プログラミングスクール「DIVE INTO CODE」 卒業生による開発サービス「SECONDTEAM」 エンジニア人材紹介サービス「DIVE INTO WORK」 人材派遣事業(許可NO: 派13-312919) |
uniform resouce locator | https://diveintocode.jp/ |
