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What is the background of the co-creation program?
私たちが手掛けるマテリアルハンドリング(搬送)機器は、ベルトコンベヤ・ローラーコンベヤなどの基本装置からソータ(仕分け装置)やロボットを組み合わせたハイブリッドシステムまで、多岐にわたります。社会インフラの一部として、各種工場の製造ライン、物流センター、空港手荷物・貨物搬送などで多くのお客さまに導入いただき、生産性向上・省力化・省人化に貢献しています。
しかしその一方、80年以上に及ぶ長い業歴の中で染みついた業務習慣・商習慣・固定概念を払拭し、さらなる未来に向けた一歩を、勇気をもって踏み出す時期に来ていることも事実です。
ハツラツとしたスタートアップ企業の皆さまの力を貸してください!若いチームメンバーと、ワクワクの時間を共に過ごせることを期待しています。
『SANKI オープンイノベーションプログラム2023 Ⅱ 』概要
▶︎募集期限: 2023年7月17日 (月) 12:00
▶︎ Target companies: all domestic and international startups. Any industry.
▶︎ Participation fee: Free
▶︎主催:三機工業株式会社機械システム事業部
What we want to achieve with the Co-Creation Program
1.マテリアリルハンドリング機器やFAシステムの設計・組立業務の効率化
当事業部では、ベルトコンベヤ等の伝統的なマテリアルハンドリング機器の製造・販売事業や、マテリアルハンドリング機器を組み合わせたFAシステム設備の設計・納入事業を展開してきました。
この事業のなかで、様々な業務工程において効率化に向けた課題があり、AIやカメラ、IoT機器を用いて自動化を実現したいと考えております。
【イメージ①】AIを用いた設計自動化ツール
【イメージ②】AIを用いた設計デザインレビューアプリケーション
【イメージ③】AIを用いた見積積算や提案資料を自動で作成するアプリケーション
【イメージ④】AIとカメラを組み合わせ、コンベヤ組立・検査におけるヒューマンエラー防止用チェックシステム
【イメージ⑤】AIとカメラを組み合わせ、工場・倉庫向けの在庫管理システム
2.新技術を用いた製品・製造技術の開発
新しい要素技術・製造技術を用いることで、次世代を見据えたマテリアルハンドリング新製品を開発したいと考えております。
【イメージ①】軽荷物搬送用飛行ドローン向けの汎用ドローンポート
【イメージ②】軽荷物搬送用飛行ドローンへの荷物積載用コンベヤ(自動積載システム付き)
【イメージ③】磁力浮上搬送システム(リニアモーター)
【イメージ④】動力に一般上水道を利用した水力駆動コンベヤ
【イメージ⑤】金属素材を扱える3Dプリンタによるコンベヤ部品のオンデマンド製造システム
【イメージ⑥】空港施設における手荷物・貨物ハンドリングシステムでの革新的自動搬送システム
3.マテリアルハンドリング技術を使った新市場開拓
現在は工場や物流センター、空港施設をターゲット市場として、豊富な製品ラインナップや納入実績を持っておりますが、そこで培った経験と技術を活かし、新しい市場を開拓したいと考えております。
【イメージ①】貨物船舶
【イメージ②】海中資源採取
【イメージ③】宇宙
スタートアップが活用できる三機工業の経営資源(リソース)
Human Resources
100名超の経験豊富なエンジニアがいます
・施設・設備
神奈川県大和市にある自社工場およびR&D施設内に、実験スペースを確保することができます
Technology and know-how
1936年にベルトコンベヤの技術研究を開始して以来、80年以上の歴史があります。わが国におけるマテリアルハンドリング企業の先駆けとして、この長い歴史の中で、さまざまな業種のお客さまに対する豊富な納入実績・ノウハウを持っています。
■ベルトコンベヤ、ローラコンベヤ、クリーンコンベヤ
■仕分けシステム、ピッキングシステム、自動倉庫システム
■自律走行ロボット、パレタイザーほか各種ロボット制御技術
■電気・電子制御技術、管理用コンピュータシステム
■空港向けの大規模な手荷物・貨物ハンドリングシステム
資金
協業テーマにもよりますが、PoCプロセスでは1件500万円程度の開発資金を用意しています
Enthusiasm for the Program
マテリアルハンドリングの未来を切り開く!昨日と同じ明日はもう嫌だ。新しい明日にふさわしいパートナーの力を得て、成長エンジンに火をつけろ!
