
東京都スタートアップ社会実装促進事業を実施する背景
東京の持続的な経済発展のためには、イノベーションを継続的に生み出していくことが求められており、そのイノベーションのエンジンとなるSUの創出が急務となっています。
SUが事業を実現していくにあたり、仮説検証や社会実装の検証を行うことは不可欠である一方、その機会・リソースに乏しく、成長の機会を逃していることも少なくありません。
そこで「東京都スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)」では、革新的なビジネスアイデアを有し、新たなビジネス領域で大きな成長を志向するSUのニーズに合わせて、仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を効果的にサポートすることで、SUの成長を着実に支援することを目的としています。
Business
本事業で採択されたSUは、東京都の支援のもと、自らの成長に資する仮説検証や社会実装の検証等に向けた実証実験を実施します。実施スキームは以下の通りです。

第2期 採択企業
書類審査・ピッチ審査を実施し、応募総数68件の中から第2期採択事業(6件)が決定しました。
<採択企業/実証するプロダクト・サービスの概要> ※五十音順
・aipass株式会社(辻慎太郎)
宿泊事業者の「業務効率化」と旅行者の「顧客体験向上」の双方に取り組むエクスペリエンスシステムを活用し、新たに旅行者のスマホを通じた広告・送客事業を展開することで、旅行体験のDXを加速させる
・ASTRA FOOD PLAN株式会社(加納千裕)
過熱蒸煎機を用いて食品残渣を新たな食品原料へとアップサイクルし、かくれフードロスの削減を行う
・エンゲート株式会社(城戸幸一郎)
スポーツ業界における新たな応援のカタチとしてスポーツギフティングサービス「エンゲート」を展開する
・株式会社CALCU(金子隆耶)
次世代ダストボックス「CALCU」により、食品廃棄の削減、最適化を行う
・cynaps株式会社(岩屋雄介)
ビル・オートメーションクラウド「BA CLOUD」を展開し、室内の換気状況を可視化し遠隔制御で省エネ換気を行う
・Cellid株式会社(白神賢)
3Dモデル作成サービス「Model Builder」を活用し、のり面などインフラ管理のコスト削減を行う
<第2期 今後のスケジュール(予定)>
2022年12月上旬 実証実験開始
2023年3月下旬 成果報告会(第1期を含め採択された全てのSUが出席)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点よりプログラムの内容やスケジュールに一部変更が生じる場合がございます。
本件に関するお問合せ先
東京都スタートアップ社会実装促進事業運営事務局(受託者:株式会社ボーンレックス)
Tel:050-5534-0663/対応時間 平⽇10:00〜17:00
E-mail:poc-ground@bornrex.com
本事業の実証実験フィールドの提供などに協力いただける企業・行政機関等を随時募集しています。SUとの実証実験に興味のある方は、運営事務局までご連絡ください。
運営会社 株式会社ボーンレックスとは
株式会社ボーンレックスは、“世界をワクワクさせる”ことを目指して、個人起業家から成長中のSU、大企業まで新規事業の事業化支援を行い、あらゆる人の想いをカタチにしています。
ミッション策定からビジネスモデルの構築、PoC(実証実験)を経てリリースに至るまで伴走型でトータルサポート。クライアントに代わって当社が自社リソースで事業を立ち上げたのちクライアントに売却する、事業の代理出産モデル®も提供しています。 数々の新規事業を立ち上げてきた経験を活かし、クライアントに寄り添いながらビジネスを築き上げることを強みとしています。
