Table of Contents
・店舗流通ネットのアクセラレータープログラムは、社長と直接やりとり!意思決定のスピードは圧倒的
・オープンイノベーションから生まれた2件の共創実績
・本日9/13より、第3回アクセラレータープログラム開始
「明日の街、もっと楽しく。」を実現する「100の事業」を創出したい

―店舗流通ネットは、2021年の3月、6月、そして9月と高頻度でアクセラレータープログラムを実施されています。まずは、アクセラを導入された背景を教えてください。
2000年の創業以来、コーポレートスローガンである「明日の街、もっと楽しく。」を実現するために、飲食店向けの金融サービスや不動産サービス、プロモーションや工事事業など、幅広いサービスを提供してきました。
しかし、事業領域をよりスケールさせるには、内製だけではスピードもアイデアも限界があるという課題があったんです。
So there,2021年から「オープンイノベーションによる100の事業創出」を経営方針の一つに掲げ、Crewwのアクセラレータープログラムを導入。2021年3月と6月にアクセラを実施すると、実証実験や事業化につながり始めたため、今回さらに多様なパートナーとの協業を加速すべく、3回目の開催に至りました。
―具体的に、スタートアップが活用できるリソースを教えてください。
たとえば、主力の店舗リース事業には、これまでに出店を支援した3500店舗以上の顧客/売り上げデータや物件情報、各種業者とのネットワークなどがあります。人材事業では海外政府機関や大学とのネットワーク、日本で働きたい外国人向けのサービスがあり、国内外に対応する職業紹介コンサルタントも在籍The following is a list of the most common problems with the
また我々は、ビル建設から設備メンテナンスまで受注規模を問わずに担う特定建設業者でもありますし、飲食業界に特化したWebメディアを運営しているためプロモーションのノウハウも持っています。
他にも、創業からの20年で培ったさまざまなノウハウやデータ、ネットワークなどを提供できるため、飲食領域に閉じず、さまざまな領域での新しいビジネスモデルを一緒に考えたいと思っています。
店舗流通ネットのアクセラレータープログラムは、社長と直接やりとり!意思決定のスピードは圧倒的

―スタートアップが店舗流通ネットと組むメリットは何でしょうか。
最大のメリットは、社長である私がフロントに立って、スタートアップの皆さんと直接やりとりをするThis is to say.
担当者などを介さないため意思決定のスピードが格段に速いですし、そのスピード感を持ったまま新しい事業の創出まで一気に走れます。もちろん、実証実験における実務面では社内のメンバーがつきますが、ゼロイチは私が行うので「トップの意見にひっくり返される」といったことがなく、安心して協業を進められるI think.
-トップ自らがフロントに立つことで、無駄な工数を省いたスピード感のある協業が実現Do.
その通りで、弊社側の社内調整も必要ないですし、事業化に向けてかなりスピーディーに進められます。また、最初から私と直接話をするため、まだ表に出ていない取り組みもリソースとして提供することが可能なんです。
スタートアップの皆さんと話をするうちに、「この取り組みはリソースとして提供できる」と気づくこともあるので、雑談も含めていろいろな話しをしながら、協業の可能性を模索したいと思っています。
オープンイノベーションから生まれた2件の共創実績

―これまでに実施したオープンイノベーションの共創実績を教えてください。
紹介できる共創プロジェクトは2つあり、1つは弊社が支援してきた3500以上の飲食店の売り上げデータや店舗情報、不動産情報といったビッグデータに、株式会社MILIZEのAI技術を掛け合わせて、飲食業界初の「AI店舗開発システム」を開発I did.
これは、新しく店舗を出店する際に、どこに出店するとどれくらいの月商が見込めるのかをAIが予測するシステムです。
今まで飲食事業者は、人通りの多さや駅の乗降客数などを検討材料に、職人のような“目利き”で物件を決めていましたが、今回開発したシステムなら、出店したい場所と業態、席数を入力すると誤差10%以内で月商の予測が可能に。すでに実証実験は終わっており、2021年10月からサービス提供を予定しています。
2つ目は、レシート買取アプリを開発・運営しているスタートアップと一緒に、11月のサービス化を目指して、サブスクリプションモデルの新しいレシート買取サービスの実証実験を始めました。
この実証実験では、月額のサービス利用料を支払ったユーザーが、ラーメン屋の食券を撮影すると1枚200円のキャッシュバックが受けられるというもの。ユニークなのは、一都三県であれば、どこのラーメン屋の食券でもキャッシュバックが得られることです。
まずは、1ヶ月にどれくらいの頻度で食券の買取が発生するのかを調査しながら、付帯のマネタイズポイントを構築しています。
本日9/13より、第3回アクセラレータープログラム開始

―どういったスタートアップに応募してもらいたいですか?
「明日の街、もっと楽しく。」を実現できるような技術やアイデアを持つスタートアップであれば、テック企業はもちろん、人材や観光、環境、地方創生など、弊社の事業領域にとらわれずにご応募いただきたいと思っています。
―そうなると、あらゆる領域のスタートアップが当てはまりますね。
スタートアップの規模や事業領域はまったく問いませんし、法人化していない方でも構いません。「こんなことを考えています、話しませんか」というスタンスでもいいので、まずはお話をして、明日の街が楽しくなる事業を一緒に生み出したいです。
ただ、1つだけこだわっているのは、最初から「今あるサービスや会社に対して出資してほしい」という依頼はお受けしていないこと。あくまで、私と心の価値観が一致し、協業によって新しい価値を創出したい。その上で、協業の先に投資が必要なら検討しますのでご安心ください。
どんなアイデアや事業領域でも構いませんので、私たちと一緒に、明日の街がもっと楽しくなるような未来を作りませんか。たくさんのご応募お待ちしています。
店舗流通ネットのオープンイノベーション最新事情ムービーはこちら
開催に向けた思いや、どのような領域で協業を目指しているかなどお話いただいていますので、こちらもぜひご参考にご覧になってください。
name of company | 店舗流通ネット株式会社 |
Establishment | 2000年3月 |
head office | 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング20階 |
representative | 代表取締役社長 戸所 岳大 |
Business Overview | 店舗リース事業、店舗不動産ファンド事業、人材事業、プロモーション事業、工事事業 |
uniform resouce locator | https://trn-g.com/ |

大学卒業後、店舗流通ネット株式会社に新卒1期生として入社。入社1年目から当時の社内新規事業であり現在の主力事業となった飲食店の出店コンサルティング事業に従事。債権管理業務、人事業務を経て、プロモーション事業を立ち上げる。執行役員就任後は衰退期に入っていた出店コンサルティング事業の構造改革に着手し、自らもプレイヤーとして活動し業績を回復させながら支店展開を開始し年商250億円を達成。常務執行役員就任後は、人材紹介事業および外国人材教育事業を立ち上げ、事業開始3か月後にはベトナム政府機関内に教育機関を設立した。コロナ禍の2020年11月に代表取締役に就任し、「内製、協業、買収」の3本の矢を事業方針に掲げ、「100の事業、100人のトップ」をスローガンに自らオープンイノベーションでの事業開発を行っている。