※この記事は、2019年1月31日、STARTUPismにて公開された記事を転載しています。
社内外で連絡を取る際のツールに違いがあることが判明!スタートアップ企業はオンラインコミュニケーションツールを大活用。
2018年12月20日~2019年1月9日に実施した「一般企業とスタートアップ企業の違いに関する調査」の結果から、スタートアップ企業における社内外との連絡手段は、一般企業に比べ、オンラインコミュニケーションツールを多く活用していることが明らかとなった。
■スタートアップ企業の約半数が社内での連絡用ツールに「Slack」を活用していると回答。
Q.あなたが社内で連絡を取る際に使用しているツールをお答えください。【複数回答】

社内で連絡を取る際に使用するツールとして一般企業では「メール」が79.0%で最も多く、次いで「電話」76.0%が続いている。その一方で、スタートアップ企業では「メール」53.9%に続いて多い回答となったのは「Slack」47.8%だった。スタートアップ企業の約半数が「Slack」を活用しており、一般企業と比較しても43.8ポイントの大差となっているほか、「Chatwork」や「Facebook(messenger)」等のツールも一般企業に比べてスタートアップ企業では多く活用されていることがわかる。
■社外でもオンラインコミュニケーションツールが当たり前!?オンラインツールがビジネスを加速。
Q あなたが社外の人と仕事で連絡を取る際に使用しているツールをお答えください。【複数回答】

社外と連絡を取る際のツールに関しては、一般企業は「電話」が82.5%と最も多く、2位に「メール」78.5%が続いた。一方、スタートアップ企業は1位「メール」84.7%に次いで、2位は「Facebook(messenger)」62.7%と、半数以上が使用すると回答しており、一般企業との差は実に52.7ポイントも開く結果となった。スタートアップ企業では、前問同様、「LINE」や「Skype」などの回答が一般企業より多く、社外とのやり取りでもオンラインコミュニケーションツールを多く活用しているということが判明した。
従来のメールやグループウェアのようなツールに比べ、手軽で容易にオンラインでコミュニケーションが取れる社内SNSやチャットツールは、うまく活用すれば業務や情報共有の円滑な推進や社内のコミュニケーションの活性化につながるため、導入する企業は増加傾向にある。
近年、働き改革に取り組む企業が多く、従来のメールやグループウェアのようなツールに比べ、手軽で容易にオンラインでコミュニケーションを取ることができるコミュニケーションツールを導入する企業が増えつつある。特にスタートアップ企業では、一般企業よりリモートワーク、在宅勤務の導入率が高いほか、スピード感を重視する傾向があるため、円滑な情報共有をはじめとした仕事の効率化を図る手段として活用していることが本調査を通じて読み取れる。
【調査概要】
1.調査の方法:WEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:一般企業/従業員規模300名以上の企業にお勤めである20歳~59歳までの会社経営者・役員・団体役員、会社員・団体職員(派遣・契約社員含む)であり、オフィスで働く方を対象に実施
スタートアップ企業/国内最大級のスタートアップコミュニティに登録するスタートアップ企業にお勤めの方を対象に実施
3.有効回答数:一般企業200名/スタートアップ企業150名
4.調査実施日:2018年12月20日(木)~2019年1月9日(水)
5.調査名:「一般企業とスタートアップ企業の違いに関する調査」