高知県と01Booster、９月から起業支援プログラムを実施

起業支援プログラム実施の背景について

高知県では、「起業や新事業展開の促進」に向けた取組のひとつとして、平成 28 年９月に「こうち起業サロン」をスタートし、平成 29 年６月からは、この取組を「こうちスタートアップパーク（以下、 ＫＳＰとします）」としてバージョンアップを行い、現役の起業家等を起業コンシェルジュとして配置し相談対応を行うと共に、アイデアを具体化し起業へとつなげていくサポートプログラム等を実施している。「起業等に興味を持ったばかりの方」や「ぼんやりとしたアイデア段階の方」など起業に関心はあるもののモヤモヤした段階の方、そして潜在的な起業希望者を対象に、「志の実現に向けた第一歩」を踏み出すことを後押しするとともに、起業実現に向けての支援をしてきた。この結果、会員数は437名（Ｒ2.3月末時点）に、プログラム等参加者数は延べ 1,000 人を超えるな ど、起業に向けた機運は着実に高まってきている。

起業支援プログラムの具体的な内容について

(in Japanese history)１） 起業相談窓口の開設及び相談対応等 

起業希望者の相談業務が下記の日時で実施される。具体的には、起業相談窓口業務において起業を検討している方のニーズや 段階に合ったサポートへつなぐとともに、個別相談が実施される。

毎週月曜日１０〜１３時：一般起業相談（初回相談）
毎週水曜日１０〜１３時：起業相談（入り口段階）

※K S Pでは起業フェーズに応じて入り口・基礎・専門を設けている。
そのほか、県内専門家による相談を実施するほか、月に１回の県内出張相談、専門相談、東京窓口（高知県移住促進・人材確保センター 東京オフィス：東京都千代田区内幸町1丁目3番3号　内幸町ダイビル8階　802号室）で実施する。

（２） 実践プログラムの実施及び運営 

ビジネスプランを確立した方に対して、プランを具体的に数字に落とし込むための実践的なプログラムの実施によって起業に向けたサポートを実施する。

具体的には３ヶ月のセミナー（ユーザ価値仮説の立案、ビジネスモデル構築、ピッチトレーニング）と個者別の伴走支援（１回目９〜１１月、２回目１２月〜２月）を実施する。

（３） ネットワークの構築に向けた交流会等の開催 

会員間だけでなく先輩起業家や支援機関等と交流し、情報収集や人脈をつくる機会を設けることで、県内の起業家ネットワークの構築を目指す。

株式会社ゼロワンブースターは、本事業を受講される高知県内でこれから起業を目指す方々に対し、「行動」を促すカリキュラム設計をし、また１人で起業するのではなく、起業家本人、支援機関およびその実施プログラムなど全体の社会コミュニティである「社会関係資本」を創り起業家の居場所を創造していく。

問い合わせ先：株式会社ゼロワンブースター