今回の取り組み内容について
HAX Shenzhenのプログラムでは、4~8カ月間にわたり、量産に向けた自動搬送ロボットの仕様や生産計画の策定、現地工場とのパートナーシップ開拓や知的財産権に関する戦略立案などに取り組む。HAXには、インダストリアルデザイナーやメカニカルエンジニア、コミュニケーションデザイナーなど様々なバックグランドやスキルを持つプロフェッショナルが在籍しており、彼らの強力なバックアップのもと、LexxPlussの自動搬送ロボットを磨き上げる。
LexxPlussは2020年夏に開催されたHAX TokyoのBatch 2にて採択され、技術シーズとビジネスニーズのマッチング検証が行われている。また、その過程でプログラムの主催元であるSOSV Investments及び住友商事より、シードラウンドの資金調達を実施した。3か月にわたるプログラムの結果、厳しい審査を通過したのである。
HAX Shenzhenの後は、HAX San Franciscoにおいて本格的な市場参入に向けた資金調達とマーケティングの支援を受ける予定となっている。LexxPlussは創業期からグローバルでの事業展開を目標に掲げており、中国・アメリカをはじめ海外に確実に展開していくために、今後もHAXと緊密に連携する。
▶︎SOSV及び住友商事からの第三者割当増資について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000056714.html
HAXについて

HAXは、SOSVが主催するハードウェア製品の開発に取り組むシードステージのスタートアップの成長を支援するアクセラレータープログラムである。2012年のプログラム開始以来、これまでに250以上のスタートアップが参加している。採択されたチームは、米国シリコンバレー発、世界的に実績のあるハードウェアアクセラレーターが持つネットワークやノウハウを活用することができる。HAX Tokyoにおける3ヶ月のプログラムの後、通過した企業は、HAX Shenzhen、HAX San Franciscoのプログラムに参加し、ベンチャーキャピタルから資金を得て事業を拡大できる可能性もある。

▶︎HAXの公式HP:https://hax.co/
株式会社LexxPlussについて
株式会社LexxPlussは、「持続可能な産業と持続可能な生活を」をビジョンに掲げ、日本のインフラを支える物流業・製造業の課題解決を目指すスタートアップである。現在は、物流倉庫・製造工場向け自動搬送ロボットをソフトウェア・ハードウェア両面から開発を行っている。既存の物流ロボットが抱える「費用対効果に見合わない」「ヒトと共存する空間で活動できない」「現場のこだわりやシビアなコンディションに対応できない」といった課題を、ソフトウェア・ハードウェア・ビジネスモデルの観点から解決を目指している。
社名 | 株式会社LexxPluss |
設立 | 2020年3月 |
所在地 | 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 KBIC本館211号室 |
代表者 | 阿蘓将也 |
事業概要 | 建設事業(土木事業・建築事業)及び開発事業 |
URL | https://www.lexxpluss.com/ |
