上場企業から見たスタートアップ企業に関する意識調査 ―オープンイノベーションと協業編―

News
国内最大級のスタートアップコミュニティCrewwがスタートアップ企業(※1)のリアルを大調査し、日本の大手企業は、今スタートアップ企業に何を求めているかが明らかになった。スタートアップ企業との取引・協業経験は41.5%にのぼり、求めるものは、独自のアイデア・技術とスピードとの結果。また、オープンイノベーション(※2)に約8割が「興味あり」と回答。

国内最大級のスタートアップコミュニティ(※3)を運営するCreww株式会社は、2019年3月15日(金)~2019年3月29日(金)に従業員規模1,000名以上の上場企業の役職者(会社経営者、役員、部長、次長、課長)1,360名を対象にした「上場企業から見たスタートアップ企業に関する意識調査」を行い、有効数:200名の回答を得た。

本意識調査は、最早無視できない存在となったスタートアップ企業を大手企業がどう見ているのか、何を期待しているのかを明らかにすることにより、日本企業間の意識と役割のリアルな実態を探ることを目的とした。

※1 独自の技術やアイデアによる前例のないビジネスモデルの創造を通じて人々の生活や社会課題を解決することを目的とする、主に起業してから10年以内の少人数による新興企業
※2 オープンイノベーションとは、自社の有する経営資源や技術に頼るだけでなく、社外からの技術やアイデア、サービスを有効に活用し、革新的なマーケットを創造することを指す
※3 スタートアップ企業を中心に、投資家やアドバイザーなどのサポーターが参加するコミュニティ

「上場企業から見たスタートアップ企業に関する調査」トピックス

従業員規模1,000名以上の上場企業の役職者(会社経営者、役員、部長、次長、課長)であり、オフィスで働く20歳~59歳までの1,360名の、スタートアップ企業の認知は48.2%と約半数となった。以下、スタートアップ企業を認知している200名に対し、調査を実施した。

スタートアップ企業の認知者200名のうち、41.5%が取引や協業経験があると回答。上場企業にとってスタートアップ企業は既に身近な存在なのかもしれない。
スタートアップ企業に「知り合い」がいる方は24.5%、また、取引や協業経験がある方は41.5%となった。

 ➤イメージするスタートアップ企業の分野は全体では「AI」がトップ。次いで「フィンテック」。しかし、取引経験ありは「フィンテック」がトップと逆転。
イメージするスタートアップ企業の分野は「AI」が最も多く68.0%。次いで、「フィンテック」、「IoT」と続く。取引経験ありの方は「フィンテック」が第1位、「AI」が第2位と逆転する結果となった。

スタートアップ企業のイメージは、ポジティブなイメージが技術革新を起こし、少数精鋭で決断が早い。しかしネガティブなイメージは企業の信用力、財務基盤、安定保証が弱く、社員一人当たりの負担が大きいとも。

スタートアップ企業の「技術革新」の理由は「発想の豊かさ」にあり?実際に取引経験がある方のスタートアップ企業の印象は「仕事が速い」、「小回りが利く」、「発想が豊か」。

スタートアップ企業に転職してみたいと思うと回答したのは24.5%。4人に1人が転職してみたいと回答。
なかでも取引経験ありが45.5%と高い数値となっている。転職してみたいと回答した方の理由は、「自分の可能性を試してみたい。」、「能力次第で評価されるから。」など。

オープンイノベーションがトレンドとなっていることを72.5%が知っていると回答。協業には「独自のアイデア」、「独自の技術」、「行動の早さ」を期待。
オープンイノベーション※2がトレンドとなっていることを72.5%が知っていると回答した。協業には「独自のアイデア」、「独自の技術」、「行動の早さ」を期待。また、取引や協業経験がある方は、「決断力の速さ」を求めている傾向に。

スタートアップ企業と聞いて思い浮かべる企業名はスタートアップ出身の「メルカリ」が1位。
スタートアップ企業に関して具体的な社名が浮かぶ方はまだまだ少なく「特になし」と回答した方が115名。具体的な社名で最も多い社名は12票を集めた「メルカリ」。次いで「ZOZO」8票、「ユーグレナ」4票と続く。自由記述方式のためか、現スタートアップ企業よりもスタートアップ出身の企業が上位となっている。

配信元:PR TIMES
執筆
INNOVATIVE PORT編集部 
「INNOVATIVE PORT」はCreww株式会社が運営する、社会課題をテーマに、新規ビジネス創出を目指すスタートアップ、起業家、復業家、 企業をつなぐ挑戦者のためのオープンイノベーションメディアです。

アクセラレータープログラム
crewwコラボ

アクセラレータープログラムの開催をご検討の事業会社の方はこちら。

オープンイノベーション
プラットフォーム

企業のリソースを活用したいスタートアップの方は、こちらご登録ください。