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月曜日, 9月 20, 2021

香川県での新規事業開発はオープンイノベーションとスタートアップがカギ!

新規事業開発におけるオープンイノベーションは経営戦略の1つです。人口減少による市場縮小を課題とする地方でも今後の活用を期待されています。当記事ではオープンイノベーションによる新規事業開発を軸に、香川県にあるオープンイノベーション拠点やスタートアップ支援のVCやファンドについてみていきましょう。
目次
・オープンイノベーションの概要
・香川県のオープンイノベーション拠点
・香川県のスタートアップを応援するVCとファンド
・新規事業の創出は香川県から学ぼう

オープンイノベーションの概要

オープンイノベーションとは「他社の技術やノウハウを取り入れる経営戦略」の1つです。ここではオープンイノベーションの概要とスタートアップとの関係性について紹介します。

他社の技術やノウハウを取り入れる経営戦略

オープンイノベーションとは自社以外が持つ技術やノウハウを取り入れるための経営戦略です。アメリカでは広く浸透している経営戦略ですが、日本ではまだ十分に浸透していないのが現状です。

人口減少による市場の縮小を課題としてもつ日本には、今後さらなる効率的な経営が求められるでしょう。そんな日本においては、他社の技術を取り入れるオープンイノベーションについて真剣に向き合わなければならない時期を迎えています。自前で技術やノウハウを獲得するよりも遥かに効率がよく、今後の日本でも取り組む企業がさらに増えていくことが予想されます。

スタートアップとの関係性

ここではスタートアップとの関係性について紹介します。近年、大企業とスタートアップがオープンイノベーションによってつながる事例が増えています。

スタートアップとは起業した直後や成長途中にいる企業や事業のことです。多くの場合、スタートアップは成功に向けて必死な状態であり、非常にスピード感があります。

反対に大企業の場合は、新規事業と既存事業の開発を兼ねている場合が多く、オープンイノベーションを検討しながらもあまり進まないのが現状です。多くの技術やノウハウを持ちながらも開発の進捗が乏しい大企業とスピードのあるスタートアップがオープンイノベーションでつながることで新たな価値の創造を目指せます。

大企業は既存事業以外で新しい商品やサービスを誕生させることができ、スタートアップは自社だけでは到達できないような実績を積むことが可能です。オープンイノベーションは大企業とスタートアップの両者にとって有益な取り組みとなります。

香川県のオープンイノベーション拠点

香川県にもオープンイノベーションの拠点は増えつつあります。様々な拠点がありますが、ここでは「Setouchi-i-Base」「イノベーションデザイン研究所」の2拠点についてみていきましょう。

情報通信に特化する「Setouchi-i-Base」

2020年11月に情報通信に特化する目的で誕生したオープンイノベーション拠点が「Setouchi-i-Base」です。情報通信産業は大学生の就職先として人気ですが、有名企業の多くが東京本社としているため、情報通信産業での就職を目指す若者は地元を離れてしまいます。

そこで香川県は情報通信産業の育成と誘致を行い、若者の流出と人口減少の防止することを目的として「Setouchi-i-Base」を作りました。「人を育て、仕事をつくる」をコンセプトに人材育成や交流の促進、ビジネスマッチング支援などを行っています。

香川大学が運営「イノベーションデザイン研究所」

香川大学が運営しているオープンイノベーション拠点が「イノベーションデザイン研究所」です。組織同士の研究連携を一体的にマネジメントすることを目的に誕生しました。

組織同士をマネジメントすることで、効果的なチーム編成と進捗管理による特別共同研究の推進が図られ、新たな技術の創出を目指せます。大学と共同研究を検討しているものの、具体的にどうマッチングすれば分からないという場合にはおすすめのオープンイノベーション拠点です。

香川県のスタートアップを応援するVCとファンド

香川県のスタートアップを応援するVCやファンドも増加しています。ここで紹介するのは「あなぶきスタートアップ支援ファンド」「HOXIN」「地域とトモニファンド」の3つです。それぞれの特徴についてみていきましょう。

シナジー効果に期待「あなぶきスタートアップ支援ファンド」

シナジー効果が期待できるファンドが「あなぶきスタートアップ支援ファンド」です。シナジー効果とは相乗効果によって大きな成果を得ることを指します。

香川県に本社を置くあなぶきグループが、スタートアップとのオープンイノベーションによる新規事業の創出と事業拡大の促進を目的として設立したファンドです。ただし投資対象はあなぶきグループとオープンイノベーションを行った際に高いシナジー効果が期待できる事業に限られています。

エンジェルラウンドに特化「HOXIN」

「HOXIN」はエンジェルラウンドに特化しており、四国地域では珍しいVCの1つです。エンジェルラウンドとはアイデアしかなく顧客やメンバーもいない状態のスタートアップ企業へ投資を行うことを意味します。

エンジェル投資やエンジェル投資家といったほうが一般的かもしれません。2020年10月の段階で香川や徳島、愛媛を中心に岡山や福岡、東京にも投資実績があります。

共同運営を実施「地域とトモニファンド」

「地域とトモニファンド」は徳島銀行と香川銀行、フューチャーベンチャーキャピタルが共同運営しているファンドです。トモニホールディングスグループや大正銀行も連携しているファンドで、地域活性化や創業、事業承継などの支援を目的に生まれました。

投資先は徳島や香川の企業が中心ですが、地域に縛りはありません。不動者会社や入居者を対象にしたライフサポートサービスを開発する「スマサポ」と呼ばれる東京の企業にも投資が決定しています。

新規事業の創出は香川県から学ぼう

ここまでオープンイノベーションとスタートアップの関係性を見ながら、香川県での新規事業開発について解説しました。「Setouchi-i-Base」をはじめ、香川県では多くのオープンイノベーション拠点が整備されつつあります。

またスタートアップ支援のVCやファンドも「地域とトモニファンド」をはじめ、充実しつつあるのが現状です。そんな香川県を参考とし、オープンイノベーションによる新規事業のヒントを得ましょう。

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