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AI 桜鯛について
商品名:【愛媛県産】AI 桜鯛(一貫)
価格:110円 ※一部店舗では価格が異なります
販売期間:2022年3月11日(金)〜3月15日(火)※すでに終了しています
取り組み背景
近年、漁業における「人手不足」が深刻化しており、「不安定な収入」や「労働環境の厳しさ」などが原因で「若者の漁業離れ」を招くなど、担い手不足が大きな課題となっている。くら寿司では 2010 年より「漁業創生」をテーマに様々な活動を行っており、2021 年 11 月 1 日には業界初の水産専門会社である子会社「KURA おさかなファーム株式会社(代表取締役社長:田中 信、所在地:大阪府貝塚市、以下KURAおさかなファーム)」を設立。KURAおさかなファームでは人手不足と労働環境改善を目指し、AI や IoT を活用したウミトロン開発のスマート給餌機による「スマート養殖」の実証実験として、2021 年春から愛媛県内で真鯛の委託養殖を開始していた。
今回販売する「AI 桜鯛」は、この「スマート養殖」で育てた真鯛で、大手外食チェーンでの商品化は初めての試みである。
今後の展望
ウミトロンは、本「スマート養殖」実験結果を受け、今年 6 月頃からスマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した、真鯛の委託養殖事業をKURAおさかなファームと協業し本格始動する。また、KURAおさかなファームが養殖用の稚魚や餌を委託養殖事業者に提供の上、「スマート養殖」を委託し寿司ネタにできる大きさまで生育、委託養殖した魚をKURAおさかなファームにて全量買い取る計画である。
ウミトロンは今後もくら寿司、及びKURAおさかなファームと協働で消費者にクオリティの高い商品の安定供給、及び養殖生産者の経営リスク・労働負荷軽減、収入の安定化に貢献したい意向だ。
スマート給餌機「UMITRON CELL」について


特徴
「UMITRON CELL」は、AI・IoT技術を活用した水産養殖者向けスマート給餌機である。スマートフォンなどの端末から生け簀で泳ぐ魚のリアルタイム動画を見ながら遠隔で餌やり操作が可能。また、AIが魚の食欲を判定し、餌量やスピードを最適化、制御することができるため、労働負荷の削減と餌の最適化、海へ餌が流出することを防ぎ環境に配慮した養殖業の実現に貢献していくことが可能だ。
導入実績
スマート給餌機「UMITRON CELL」は、近畿・四国・九州地域を中心に、主に真鯛、シマアジ、サーモントラウトなどの魚種に導入されている。「UMITRON CELL」を活用した真鯛事業者との大規模実証結果として、搭載されたAIにより魚の食欲に合わせてエサやりをすることで、無駄な餌の削減を確認。また、従来より少ない餌量でも、スマートフォンなどから遠隔で適切なタイミングで餌を与えることが可能なため、出荷時のサイズや品質を保ちながら短い期間で生育することに成功した。
「UMITRON CELL」説明動画:https://youtu.be/hbIQdvOMJdY
くら寿司株式会社について
社名 | くら寿司株式会社 |
設立 | 1995 年 11 月 |
所在地 | 大阪府堺市中区深阪 1-2-2 |
代表者 | 田中邦彦 |
事業概要 | 回転寿司チェーン「くら寿司」の運営 |
URL | 会社案内|くら寿司株式会社 (kurasushi.co.jp) |
KURA おさかなファーム株式会社について
社名 | KURA おさかなファーム株式会社 |
設立 | 2021 年 11 月 1 日 |
所在地 | 大阪府貝塚市小瀬 188 |
代表者 | 田中信(くら寿司株式会社 取締役副社長) |
事業概要 | 水産物の生産および卸売業 |
URL | KURAおさかなファーム株式会社について|漁業創生への取り組み|くら寿司の取り組み|くら寿司|回転寿司| (kurasushi.co.jp) |
ウミトロン株式会社について
ウミトロンは、水産養殖にAIやIoT、衛星リモートセンシング等の技術を活用することで、持続可能な水産養殖の実現に取り組むベンチャー企業である。養殖生産におけるエサやりの最適化や自動化、生産者の労働負荷の軽減、及び消費者へ安心して食べられる魚の安定供給、海の環境を守る養殖を、技術開発により実現している。
社名 | ウミトロン株式会社 |
設立 | 2016年9月1日 |
所在地 | 東京都品川区東五反田1-10-7 AIOS五反田ビル1102号 |
代表者 | 藤原 謙 |
事業概要 | 建設事業(土木事業・建築事業)及び開発事業 |
URL | https://umitron.com/ja/index.html |
