Table of Contents
- 1 【三喜商事×ストーリーアンドカンパニー】在庫処分問題を解決し、新たな価値を上乗せ
- 2 【三栄興産×トレスマリア】赤ちゃんからお年寄りまで美味しく飲める新しい健康茶を協業開発
- 3 【スターキャット・ケーブルネットワーク×CinemaLeap】新しい映像体験でエンタメ市場を確立
- 4 【佐川急便×SWAT Mobility 】配送ルートを最適化するサービスのPOCを実施
- 5 【日野自動車×LocationMind】データサイエンスで物流をより豊かに
- 6 【エバラ食品×スタートアップ2社】食に関わる新たな価値を創造
- 7 Tokyo Metro x VIA] Co-creation of an educational business centered on the "study of money
- 8 【味の素×TechMagic】おいしさと健康を両立する調理ロボットの実現へ
- 9 【ダイクレ×カンバイ】『浸水防止シート付デジタルサイネージ』を開発
- 10 【ウミトロン×KURAおさかなファーム】くら寿司の養殖事業をAI搭載のスマート給餌機がサポート
【三喜商事×ストーリーアンドカンパニー】
在庫処分問題を解決し、新たな価値を上乗せ
一流ブランドの在庫を若手クリエイターたちの手でアップサイクル!
ヨーロッパやアメリカの一流ブランドを日本に紹介・提案している「三喜商事」と、体験のシェアリングサービスを提供するスタートアップ「ストーリーアンドカンパニー」によるオープンイノベーションの事例に注目。2社が取り組んでいるのは、ファッション業界が抱える深刻な在庫処分問題の解決です。ストーリーアンドカンパニーが表参道・原宿に立ち上げた「NewMake Labo」に、三喜商事がイタリアの一流ブランド「MISSONI」の在庫を提供し、若手クリエイターたちがアップサイクルに挑んでいます。具体的にどのような取り組みなのか。三喜商事 事業部長の田尾慶一朗氏とストーリーアンドカンパニー代表の細川拓氏にお話を伺いました。
【三栄興産×トレスマリア】
赤ちゃんからお年寄りまで美味しく飲める新しい健康茶を協業開発
0.1グラム単位で味と香りが変わるお茶に向き合う
コスメ関連サプライチェーンの集積が進んでいる佐賀県。独自の取り組みである「コスメティック構想」の一環として、「佐賀県、日本一コスメビジネスがしやすいマチから世界へ」をビジョンに掲げたアクセラレータープログラム「SAGAN BEAUTY & HEALTHCARE OPEN ACCELERATOR 2020」が開催されました。このプログラムにより、佐賀の老舗製茶会社の三栄興産と、東京で女性のデリケートゾーンのお手入れブランドを展開するスタートアップ「トレスマリア」の協業が実現。赤ちゃんからお年寄りまで美味しく飲める、新しい健康茶が誕生しました。その協業について、三栄興産代表取締役社長の緒方哲哉氏と、トレスマリア代表取締役社長のバルドゥッチ淳子氏に話を伺います。
【スターキャット・ケーブルネットワーク×CinemaLeap】
新しい映像体験でエンタメ市場を確立
日本から世界へ優れたVR映画を発信
愛知県は、オープンイノベーションにより県内企業の経営資源と全国のスタートアップのアイデアやサービス、技術をつなぐ、ビジネスマッチングプログラム「Aichi Matching 2020」を開催しました。2020年のプログラムには、県内のメーカーや商社、ものづくり企業など幅広い13社が、スタートアップとの協業による新規事業の創出を目指して参加。そのうちの一社である、名古屋を拠点にケーブルテレビ事業や映画事業をターキャット・ケーブルネットワークとマッチングしたのは、東京でVR映画製作や日本初のVR映画祭を運営するCinemaLeapです。具体的にどのようなプロジェクトを立ち上げているのか。スターキャット・ケーブルネットワークの鈴木 健之氏とCinemaLeapの代表取締役 大橋 哲也氏にお話を伺いました。
【佐川急便×SWAT Mobility 】
配送ルートを最適化するサービスのPOCを実施
配車にかかる業務時間を大幅に削減
シンガポールに本社を置くモビリティスタートアップであるSWAT Mobility Pte. Ltd.は、佐川急便株式会社のHIKYAKU LABOが開催した「HIKYAKU LABOアクセラレーター2021」において、応募した85社のスタートアップの中からHIKYAKU LABO賞を受賞しました。
3ヶ月間のアクセラレータープログラムを通じて、同社が世界7ヵ国で乗客の送迎サービスやオンデマンドバスアプリを提供してきたルーティング技術を貨物の配送向けに適用し、配送ルート最適化サービスのPoCを実施しました。
【日野自動車×LocationMind】
データサイエンスで物流をより豊かに
Vehicle Probeデータを用いたSaaS型事業が、アクセラレータプログラム「HINO DE SAFARI」に採択
日野自動車は、CrewwGrowthを活用し、アクセラレータープログラム『HINO ACCELERATOR 2021~HINO DE SAFARI~』を開催。この度、「Vehicle Probeデータを用いたSaaS型事業の構築」を提案したLocationMindの採択を決定しました。本記事は、事業化の共創へ向けチームを組む日野自動車とLocationMindとの対談の模様を収めたものであり、社会課題の解決にかける想いや事業化アイデア、今後の展望などについて、インタビューでの様子が記されています。
【エバラ食品×スタートアップ2社】
食に関わる新たな価値を創造
Ethicalize株式会社・株式会社ヴァカボ、両社がエバラ食品と行った実証実験の内容とは
エバラ食品工業株式会社は、株式会社横浜銀行とCreww(クルー)株式会社が主催する「横浜銀行アクセラレータープログラム」に参加し、最終審査通過企業2社と協業で、新たな事業の創造を目的とした実証実験を 2021 年10月25日(月)より開始しました。
Tokyo Metro x VIA] Co-creation of an educational business centered on the "study of money
本物の社会勉強を通じて、子ども達の「生きる力」を育む
東京メトロは、オープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR 2020」で最終審査を通過したEdTechスタートアップの「VIA」とともに、「お金の勉強」を軸とした教育事業の共創を検討してきました。協業施策として、未来の担い手である子供たちの「生きる力」を育むことを目的に、協業で親子向けセミナー「学校では教わらない お金の勉強」を2021年9月に開催しています。
今後も、お金にまつわる教育を通じて、2022年度から子供たちの「生きる力」を育むための様々な講座を開設していくとのことです。
【味の素×TechMagic】
おいしさと健康を両立する調理ロボットの実現へ
TechMagicの調理ロボット技術と味の素の調味料をベースとした「おいしさ設計技術」
TechMagic, Inc., a company dedicated to the creation of sustainable food infrastructure through technology, has entered into a collaboration with Ajinomoto Co. to create a cooking robot that combines both delicious taste and health.
【ダイクレ×カンバイ】
『浸水防止シート付デジタルサイネージ』を開発
MADSのデジタルサイネージアドネットワークを使用、クリエイトエス・ディー店舗にて提供へ
『浸水防止シート付デジタルサイネージ』を開発する株式会社ダイクレが、株式会社カンバイ、株式会社マイクロアドデジタルサイネージ、株式会社クリエイトエス・ディーと共同でデジタルサイネージの広告媒体の提供を開始しました。
【ウミトロン×KURAおさかなファーム】
くら寿司の養殖事業をAI搭載のスマート給餌機がサポート
人手不足や労働環境の改善に加え、魚の供給を安定化
ウミトロンは、2021年11月1日(月)に設立するくら寿司100%出資の新会社「KURAおさかなファーム株式会社」と協業し、AI・IoT技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した養殖事業をサポート。養殖産業の課題となっている人手不足や労働環境の改善、及び魚の供給の安定化のため、AI・IoT技術によるスマート養殖化の実現を目指します。
ーー以上、スタートアップとのイノベーション事例10選はいかがでしたか。
先行きが不透明な時代を捉え、日々刻々と変化するニーズを満たす新たなサービスが生み出される時、一企業に留まらない視点と垣根を超えた挑戦がありました。互いのリソースを活かし合い、新規事業を創出するオープンイノベーションという手法は、今後どんなニューノーマルを生み出してくれるのでしょうか。今年も注目です!!
