MEDi開設の背景と協力機関について
高知大学は今、新たなる目標として、地域課題の解決から世界の課題を解決する“Super Regional University”となることThe company has set forth the following
全国と比較しても超高齢化社会であり、過疎地域であり、そして国内屈指の災害多発地域でもある“課題先進県”高知において、解決するべき課題に向き合うためには、新たなテクノロジーを医療へ柔軟に取り入れる必要There are
そこで、高知大学医学部では、ヘルスケア・イノベーションの可能性に着目し、2021年3月に「医療×VR学講座」を、同年4月に「ヘルスケアイノベーションコース」を開設し、医療領域でのイノベーション人材の育成We are working on
今後は、高知の地域課題を実践的に解決するため、異なる領域のエキスパートたちの領域横断的なコミュニケーションが生まれる場として、高知市中心部にオープンイノベーション拠点「MEDi」を新設I did.
産学官が連携した地域共創(実践)の場を提供していくにあたり、2021年8月27日、高知県副知事、室戸市長、宿毛市長、高知県議会議員が参加して、オンラインにて開所式が執り行われました。

MEDiが目指すもの
- 産学官の枠組みを超え、自治体と入居企業が開設・運営に協力
- 医療・ヘルスケア関連領域における地域課題の解決から国際的課題の解決を目指す
- 入居企業は、高知大学医学部が技術提供やアドバイスで全面的にバックアップ
本拠点では、行政と住民が抱える医療・ヘルスケア領域の課題を把握し、本拠点に関わるメンバーが産学官連携で解決し、社会実装を実現I will do so.
行政が抱えるマクロな地域課題は、災害医療・コロナ対策・オンライン診療などから抽出し、住民が抱えるミクロな地域課題は、フィールドワークでまとめた住民の声の中から地域のケア課題を抽出します。行政と住民の間に本拠点のメンバーが関わることで、一方に偏りすぎない持続可能な解決策を見出します。
また、本拠点で事業化を目指す、入居企業の技術シーズや事業アイデアについて、実際に事業化を図るために想定されるリスクを考慮し、様々なパートナー企業とPoCを行う場を提供します。
地域から世界へ、世界から地域へ。大学と入居企業が有するシーズを出し合い、課題解決〜社会実装した成果によって、国際的課題の解決を目指します。また、国際的な地方創生として、新しい地域社会を創造します。
イノベーション創出のためのエコシステム

本拠点では、ワークスペース、スクール、コミュニティーの3つの機能を軸に、地方におけるイノベーション創出の仕組みを構想中です。
ワークスペースには、デジタル治療薬・オンライン診療・遠隔医療など、医療テクノロジー領域における事業を推進する企業の入居を予定しています。入居企業は、高知大学・高知県立大学・高知工科大学の3大学と連携し、技術提供やアドバイスを受けながら、自社ビジネスを発展させます。
また、行政との連携により、実証実験のサポートをすることで、社会実装を加速I will do so.
他にも、社会実装の際に欠かせないクリエイティブやアート面でのサポートなど、イノベーションに必要な要素を探りながら、地域での挑戦を後押しする最適なエコシステムを構築します。
MEDiの由来と施設について
「MEDi」は、医療(medical)を中心に、異分野のエキスパートたちが集まり(medley)、時に探究し、熟考する(meditate)場所として、時にVR/ARなどの最先端の技術を用いて場所や時間の枠にとらわれず、多くの人が交信する媒体(media)として、高知の要の場所(髄=medulla)となることを目指すという意味で名付けました。
本拠点は、40坪×2部屋の計80坪のフロアから成り、スタートアップ・ベンチャー企業の入居や、VR体験等に適したイノベーションを創出する開放的な空間を、MEDi内装・アーティストチームが手掛け、工事を進めています。
1室をワークスペースとし、もう1室では医療という枠にとらわれない様々な取り組みやイベントを予定しています。

施設詳細
名称:高知大学医学部オープンイノベーション拠点 MEDi
Location:〒780-0842 高知県高知市追手筋1丁目6 チカミビル3階
Access:高知駅南口より徒歩9分/蓮池町通駅より徒歩3分
入居予定企業:株式会社Psychic VR Lab/株式会社BiPSEE/株式会社アルファドライブ高知/株式会社UNIVEX/一般社団法人EpiNurse
