Table of Contents
COVID-19チャレンジ
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るい、私たちの暮らしや経済活動に深刻な影響を及ぼしている。感染症対策には、罹患者に関するデータを迅速に収集し公開することが極めて重要である。事実、海外ではECDC(https://www.ecdc.europa.eu/en/novel-coronavirus-china)などが、国別の罹患者数や死亡者数などの統計データを一元的に収集し、配信している。日本国内においても、例えば東京都は最新感染動向をわかりやすく伝えるダッシュボード(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/)をいち早く開発し、OSSとして公開(https://github.com/tokyo-metropolitan-gov/covid19)するなどの意義のある活動も見受けられる。
しかし、現時点における日本国内のCOVID-19に関する情報は、国や自治体などで配信方針がバラバラであり、テキスト形式やPDF形式、画像形式などの非構造データで配信されているものも多く、一元的・網羅的でマシンリーダブルかつデータ分析可能な状態になっていないのが実情である。
また、罹患者数などの統計データだけではなく、罹患者一人一人に関する感染背景や症状など、できるだけ詳細な情報を網羅的に収集し、データ分析が可能な状態で共有することは、今後の感染対策や治療方針の策定に有用であると考えられるが、このようなデータセットは海外でも未だ公開されていない。
そこで、この度、SIGNATEは、登録している約3万人におよぶデータサイエンティストから有志を募り「COVID-19チャレンジ」を開催する。
まず、フェーズ1として、日本国内のCOVID-19罹患者数と患者間の関係データに関する、マシンリーダブルかつデータ分析可能な最大規模のデータセットの構築を目指す。
続けてフェーズ2では、そのデータセットを用い、様々な統計学的手法によるデータ分析を実施し、感染実態に迫るインサイト抽出を目指す。
本活動における成果は、営利・非営利を問わず自由に利用可能なライセンス形態で公開予定である。
COVID-19チャレンジ詳細
https://signate.jp/competitions/260
Schedule
2020年3月19日(木)にチャレンジを開始し、データ整備はCOVID-19の日本国内収束(新規罹患者数0)になった時点まで実施を継続する予定である。
SIGNATEについて

https://signate.jp/
「SIGNATE」は、SIGNATEが運営するAI開発人材ネットワークである。企業や行政の課題を公開しオープンイノベーションの力でソリューション開発を目指すコンペティションの開催や、データサイエンティスト・AIエンジニア職の求人企業によるスカウト機能など、AI人材不足解消とAIの活用や社会実装に貢献するプラットフォームとして様々な人に利用されている。
SIGNATEは、今後もAI開発人材ネットワーク「SIGNATE」を基盤としたサービス展開で、AIによる社会変革に貢献する。

name of company | 株式会社SIGNATE(SIGNATE Inc.) |
Establishment | 2017年5月1日 |
Location | 東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル |
representative | 代表取締役社長CEO/CDO 齊藤秀 |
Business Overview | AI開発、開発コンペティション運営、ビッグデータ解析、データサイエンス教育研修、データサイエンティスト採用支援、ビッグデータ活用事業コンサルティング、AI関連ソフトウエア開発等 |
uniform resouce locator | https://signate.co.jp/ |
Distributed by: PR TIMES

PORT" is an open innovation media for startups, entrepreneurs, entrepreneurs in recovery, and companies aiming to create new businesses on the theme of social issues, operated by Creww, Inc.