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共創プログラムに取組む背景とは?
J:COMメディア・エンタテインメント事業では、当社ブランドメッセージである“あたらしいを、あたりまえに”を実現し、すべてのステークホルダーが豊かであり続ける未来をつくることを目指しております。
その実現に向け、当社は様々な新事業の創出・事業領域の拡大に取り組んでいます。
このプログラムでは特にメディア・エンタテインメント事業領域における「スポーツ」「エンタメ・IP」「広告」「地域」をテーマに、スタートアップの皆さまと共に “あたらしいを、あたりまえに”の創造を目指します。
共に課題解決に挑戦いただけるスタートアップの皆さまのエントリーをお待ちしております。
『J:COM メディア・エンタテインメント 共創プログラム』概要
▶︎募集期限: 2023年3月12日(日) 24:00
▶︎対象企業:国内外すべてのスタートアップ。業種不問。
▶︎参加費:無料
▶︎主催:JCOM株式会社 メディア・エンタテインメント事業
共創プログラムで実現したいこと
1.スポーツ領域で新たな感動体験や仕組みを実現したい!
私たちはこれまでスポーツ番組の放送・配信を通じて、スポーツの感動を届けてまいりました。
一方、スポーツ観戦市場において放送事業は縮退傾向にあり、動画配信事業を中心としたデジタルシフトが求められているほか、従来の放送・配信事業に加えて、スポーツ領域での新たなサービス創出が急務となっております。
これからは【仲間との絆】や【かつてない感動体験】によってその熱量を最大化し、スポーツファンへ大きな感動と笑顔をお届けしたいと考えております。
これまで以上に、スポーツを「する人」や「みる人」の人生を豊かにすることで、スポーツ業界活性化へ貢献してまいります。
<実現したい取組案の例>
・スポーツと新しい技術をかけ合わせた新たなスポーツジャンルの開発、開発したジャンルの普及と発展
・新たなコミュニティの開発(マッチングプラットフォーム、イベント、ファンコミュニティ等)
・デジタル技術(VR、メタバース、NFT、多視点映像、AI等)を活用した新たな体験・仕組みの提供
※上記以外にも幅広いアイデアを募集しております。
2.ファン・クリエイターと新たなエンタメ価値を共創したい!
私たちはこれまで映像コンテンツを通じて、様々なエンタテインメントをお届けしていまいりました。
一方、近年ではIP(Intellectual Property、知的財産)、コンテンツの創作・発信におけるファンとクリエイターの関係性は大きく変化し、ファンとインタラクティブに強固な関係を築くことの重要性が高まっています。
これからは、ファンやクリエイターと共に新たなIP、エンタメ体験価値を創り、共に成長していきたいと考えております。
ファン・クリエイター・企業の垣根を超えた【新しい関係性を構築】し、良質なコンテンツを創り、新たなコンテンツの楽しみ方をお届けすることで、ファンやクリエイターの人生を豊かにするエンタメを提供してまいります。
<実現したい取組案>
・デジタル技術活用により、ファン・クリエイター・企業の新たな関係性の構築、新たなモノづくり
・新たなエンタメ(ボードゲーム、カードゲーム、麻雀、将棋etc.)の開発と発展(リーグ開発・運営等)
・デジタル(メタバース、NFT、DAO等)を活用した新たなファンコミュニティ、イベント
※上記以外にも幅広いアイデアを募集しております。
3.広告領域で新たな手段・仕組みを実現したい!
私たちは大企業だけでなく、地域に根付く様々な企業に向け、1社1社丁寧に相対し、ご要望に沿った広告提案を行っております。地域にある優良な商品・サービスをより多くの人にお届けすることで、日本全体が活性化していくことを目指しています。
一方、近年ではデジタル広告の伸長等によって、広告業界を取り巻く環境には大きな変化の波が押し寄せており、従来の広告モデルに加えて、各ステークホルダーのニーズに沿った広告ソリューションの創出が急務となっております。
これからは、新たな手段・仕組みで、広告クライアント・広告クリエイター・広告をみる人を支援し、広告領域における各ステークホルダーの豊かな人生と日本経済への貢献を実現したいと考えております。
1)広告クライアント: 商品・サービスをより多くの人へ的確に届ける新たな媒体・仕組み作りを通して、幅広いクライアントの持続的成長に貢献していきたい。
2)広告クリエイター: 創造的なクリエイターの育成を支援し、たくさんの良質な広告コンテンツを提供していきたい。
3)広告をみる人: ネガティブに捉えられやすい広告を通して、受け手が楽しく“ワクワク”するような体験を届けたい。
<実現したい取組案>
・デジタル技術の活用により、新たな広告媒体(次世代デジタルサイネージ等)を開発し、みる人がワクワクする体験を提供(プラットフォーム化、デジタルスタンプラリー施策実施等)
・シニア世代向けのデジタル広告開発(誰もが簡単利用可能)や、気軽に商材のテストマーケティングを実施できる仕組み作り
・広告出稿リスクの低い新たな広告モデル実現(広告のシェアリングエコノミー等)により、スタートアップ企業の挑戦を支援できる仕組み作り
・One to Oneマーケティングによって効率的に認知が上がる仕組み
・クリエイターモチベーション向上と良質広告コンテンツ提供によって、広告主メリットが還元される仕組み作り
※上記以外にも幅広いアイデアを募集しております。
4.地域の魅力を最大化させる新たな体験価値を提供したい!
私たちはこれまで地域社会に寄り添い、番組・放送等を通じて地域情報を全国発信し、地域の魅力を提供していまいりました。
一方、経済社会構造の変化等により地域が抱える課題は多様化しており、地域活性化においてきめ細かなニーズに対応しながら、その地域らしい価値の創出が求められています。
これからは地域資源に多様なニーズに合わせた【新たな体験価値】 をかけ合わせ、もっと多くの人に地域の魅力を届けたいと考えております。そして地域課題の解決や地域経済の活性化へつなげることで、持続的な地域社会の発展へ貢献してまいります。
<実現したい取組案>
・デジタル技術(メタバース、NFT、AI等)活用により、地域活動・行事(花火大会、盆踊り、祭り等)の新たな体験提供
・地域への送客、スポンサー獲得、コミュニティ開発、グッズ販売へとつなげる新たな仕組み作り
※上記以外にも幅広いアイデアを募集しております。
スタートアップが活用できるJCOM株式会社の経営資源(リソース)
・放送・動画配信プラットフォームおよび映像コンテンツ(スポーツ/映画アニメ/地域)
世界規模のスポーツイベント中継を全国500万世帯以上のお客様へ提供。
下記グループ会社リソース。
・「J SPORTS」国内最大スポーツ専門チャンネル(ラグビーワールドカップ等)
・「J SPORTSオンデマンド」 動画配信
・「ゴルフネットワーク」 国内唯一ゴルフ専門チャンネル(PGAツアー等)
・「ゴルフネットワークプラス」 ゴルフスコア管理アプリ、動画配信
<映画・アニメ>
グループ会社「アスミック・エース」では、過去40年近く200本以上の劇場映画、100本以上のアニメ作品を制作・配給。
<地域>
自主制作チャンネルを全国約1,400万世帯のお客様へ提供。
・「J:COMチャンネル」 地域に根差した情報を70の地域編成で放送
・「J:テレ」 地域の魅力を全国放送
・「ど・ろーかる」 地域情報アプリ、地域動画配信・全国100箇所以上のライブカメラ映像配信
・事業ノウハウ
<スポーツ>
・番組制作・編集・映像配信等をすべて自前で行えるスタジオ設備を保有。
・年間5,000時間以上のスポーツ中継を24時間体制で提供。
<映画・アニメ>
・劇場映画やアニメの企画・製作から、配給・放送・配信・海外へのライセンス販売など、映像を軸としたライツビジネスをグローバルに展開。
・企画・制作段階からユーザーへの販売・配信まで、ライツビジネスを一気通貫に展開。
・原作をもとに高い企画・制作力を活かし、多くの人々が楽しめる商業作品へと昇華させるノウハウ保有。
<広告>
・クライアント企業の多様なニーズに対応した幅広いソリューションをワンストップで提供。
・直接営業のできる体制保有、グループ全体2,000社以上のクライアント企業と取引実施。
<地域>
・全国各地に約300名の番組制作スタッフ配置。
・年間3,600本のオリジナル番組エピソードを制作・発信。
・業界ネットワーク
<スポーツ>
25年以上の歴史で培ってきたスポーツ選手・業界関係者とのネットワーク。
オリジナル番組の企画・制作、イベント開催等を実施。
<エンタテインメント>
映画・アニメだけでなく、エンタテインメント業界全般における多数のパートナー企業とのネットワーク。
<地域社会・行政>
地域の企業・店舗、行政関係者等と築いた信頼関係・ネットワーク。
・NHKと「防災・減災における連携協定」締結、地域の防災力向上に資する情報発信、災害発生時のきめ細やかな情報提供に取り組む。
・「LOVE THE EARTH from local」を掲げ、地域のSDGsに関する様々な活動への協力や情報発信の実施。
<広告>
イベント企画運営、動画制作、デジタルマーケティング業界におけるネットワーク。
・広告・イベント・動画制作ソリューション
CS衛星放送専門チャンネル(数百万規模世帯へリーチ)・テレビ・Webメディア・紙媒体など、幅広い広告商材を提案。
下記グループ会社のイベント・動画制作リソース。
・「エニー」 イベント企画・運営
・「プルークス」 動画制作・デジタルマーケティング戦略立案
プログラムへの意気込み
スタートアップの皆さまが持つテクノロジーや独創的なアイデアと、私たちがメディア・エンタテインメント事業で培ったアセットを掛け合わせ、「すべてのステークホルダーが豊かであり続ける未来をつくる」を実現したいと考えております。
皆さまとの新たなチャレンジを、事務局一同楽しみにしております。
